日差しが強くなってくると
「光化学スモッグ注意報」が発令されることがあります。
光化学スモッグによる症状がどんなものかご存知ですか?
あなたが熱中症だと思っていた体調不良、
実は光化学スモッグの影響だったかもしれませんよ。
光化学スモッグの症状とは
光化学スモッグで起こる症状は、
軽度の段階では目が痛くなって涙が出てきたり、
喉が痛くなって咳が出たりします。
ひどくなってくると皮膚が赤くなったり、
息苦しくなったり、
めまいや頭痛、発熱が起こります。
さらに重症化すると手足のしびれや
嘔吐、意識障害を引き起こすこともあります。
熱中症と勘違いすることも
光化学スモッグが多い時期は、熱中症が多い時期と重なります。
大抵の場合、
暑い時期に顔を真っ赤にして気分が悪そうな人を見たら、
「大変だ、熱中症になってる!」と思い込んでしまいがち。
急な体調不良を訴える人を見つけた場合は、
目や喉の不調がないか確認しないと、
適切な応急処置ができない可能性があります。
光化学スモッグの応急処置
光化学スモッグによる体調不良だった場合は、
まず顔や目を洗い、可能であればシャワーを浴びさせましょう。
体をきれいにした上で
室内など空気がきれいなところで安静にすれば、
症状が改善する場合が多いです。
光化学スモッグは
空気中の窒素化合物と太陽光線が科学反応を起こし、
有害な物質が発生している状態です。
体に付着した物質を除去しないと症状が良くならないので注意が必要です。
熱中症と勘違いして体を冷やすだけで
症状の原因物質を除去しないままにした結果、
光化学スモッグの症状が重症化するケースが毎年発生しています。
これからの季節、くれぐれもご注意を。
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