木ノ葉新伝湯煙忍法帖の感想・ネタバレ注意②

木ノ葉新伝湯煙忍法帖

NARUTOの外伝小説、

「木ノ葉新伝湯煙忍法帖」を

一気に読んじゃいました!

正直あまり期待してなかったけど、

予想以上に良いお話!

主役は猿飛ミライ

今回の小説は猿飛ミライ視点で話が進みます。

カカシとガイの護衛として、

休暇を兼ねた視察任務に出かけます。

猿飛ミライは最近、

「なぜ忍びを続けるのか」という

漠然とした悩みを抱えていました。

シカマルとミライのエピソード

今回の小説には、

「平和を勝ち取るために戦った世代」と

「平和を守る世代」の思いの継承というテーマがあります。

カカシやガイと交流するうちに、

父の猿飛アスマの思いを感じたり、

絆を思い出させるエピソードがありました。

特に気に入ったのが、

猿飛ミライが過去を振り返り、

中忍に合格したときのエピソード。

アスマが使っていたチャクラ刀(メリケンサック)

シカマルが引き継いでいましたよね?

今度はシカマルから、

ミライに引き継いだんです。

このチャクラ刀、

小説の最後であんな大技を放つとは!

キバが恋人と旅行で大変なことに!?

今回、カカシ、ガイ、ミライの任務中、

湯の国の温泉街に立ち寄ります。

その街ではちょうど「犬猫祭り」の真っ最中。

この祭りで、キバと彼女のタマキとバッタリ出会います。

を読んだ人なら

タマキが誰か分かりますよね。

原作の漫画の中でも、

最後にキバと一緒にいたあの女性です。

キバは犬好き。

タマキは猫好き。

犬派と猫派に分かれて争う、けんか祭りの「犬猫祭り」。

穏やかに終わるわけがない(笑)

テンテンと肝試しドッキリ大作戦

任務の途中、今度はテンテンと合流します。

テンテンとミライで

カカシとガイにドッキリを仕掛けるのですが、

このエピソードは一体なんだったのか(笑)

なんてことないエピソードなんですが、

面白かったことが1つ。

大人になったテンテン。

初めてガイ先生と出会ったのは子ども時代でした。

当時のガイ先生に年齢が追いついたとき、

ふと「ガイ先生もあの時はこう思ったのか」

考えることが増えたんですって。

ガイ先生の「熱さ」に隠れている「思い」。

このエピソードで

少し感じることができました。

チョウジの謎が明らかになった

任務の途中、

ある田舎の温泉村に到着します。

そこの温泉は、

土砂崩れで巨大な岩が落ちてきたため

完全に封鎖されていました。

この状況を見たカカシは、

近くにいたチョウジを呼び寄せます。

ここで思い出して欲しいのですが、

ナルトの続編の短期連載のとき、

任務帰りのチョウジは痩せていましたよね。

「平和な時代に秘伝忍術を使う任務ってなに?」

と思っていた人がいたとしたら、

この小説を読めば謎がとけます。

なんとジャシン教が復活!?

暁のメンバーの中で、

強烈な個性で大人気なのが

ジャシン教の飛段。

実は今回のカカシたちの任務は

このジャシン教の動向を探ることでした。

(ミライだけ任務の本当の内容を知らなかった)

「第二の飛弾」を生み出すために

ジャシン教の信者たちが事件を起こしていました。

ミライにとっては、

父親の仇の仲間です。

ミライの戦い方がジーンと来る

この小説を読むまで、

「ミライは幻術系なのか、アスマと同じ風遁使いなのか」

ずっと気になっていました。

答えは両方。

母から教わった幻術。

父の技は、

父の戦いを間近で見てきたシカマルから。

風遁のコツについては、

テマリさん直伝のスパルタ教育で…(笑)

周りの人達から支えられ、

引き継いだものを全て使うのがミライの戦い方でした。

やっかいなジャシン教への対抗策も、

間接的に父を通して知っていたミライ。

「猿飛ミライ」を主役に、

ここまで深く書いてくれるとは…

読んだ後、

とっても満足できたし清々しい気持ちになりました♪

 

木ノ葉新伝 湯煙忍法帖のネタバレ注意①

8月4日に、ナルトの新しい小説「木ノ葉新伝 湯煙忍法帖」が発売されます!

毎回ナルトの小説は楽しみにしているんですが、

今回のお話はどんな内容なんでしょうか?

現在公開されている情報をまとめました♪

>>読んだ後の感想は「湯煙忍法帖のネタバレ注意②」参照。

木ノ葉新伝 湯煙忍法帖の時系列は?

今回の木ノ葉新伝 湯煙忍法帖の時系列は、

ちょうど「NARUTO」と「BORUTO」の間ですねえ。

ボルトが初登場したとき、

木ノ葉隠れの里で五影会談直前でしたよね。

ちょうどその辺りのお話のようです。

短期連載の中で、

写輪眼を持つ謎の少年に襲われた後、

ナルトがカカシ先生に連絡をとりましたよね。

あのときのカカシ先生は温泉で療養中でした。

実は温泉で何か事件があって、

あまり休養できていなかったのかもしれませんね^^;

今回の主役は?

今回の物語の大筋は、

六代目火影を引退した直後のカカシ先生と、

車椅子生活になっても青春は終わらないガイ先生。

この2人が温泉旅行に繰り出すところから話がスタートするようです。

男2人で温泉旅行…

ご心配なく!実はもう1人付き人(護衛)がついています。

なんとあのミライさん!

そうです、猿飛アスマと夕日紅の子、猿飛ミライさんです。

今までミライさんのエピソードはほとんどありませんでしたが、

いよいよ小説版の中で活躍が見られるようです。

発売が楽しみ

木ノ葉新伝 湯煙忍法帖では、

もしかしたら十尾の小さいやつみたいなのが関わってくるのかな?

それとも、全くのオリジナルキャラが出てくるのか…

そして、猿飛ミライは幻術系なのか、

風のチャクラでチャクラ刀を振り回す系なのか…

カカシ先生とガイ先生は温泉を楽しめるのか!

ガイ先生を完璧に介護するカカシ先生の描写はあるのか(笑)

発売されたら、すぐに感想を書こうと思います♪

 
>>湯煙忍法帖の詳細はこちら
 

サスケ真伝 ネタバレ注意②【サクサス・いのサイ・香燐・ナルヒナ】

サスケ真伝来光篇。

昨日、ストーリーの本筋については

こちらの記事に書きました。

今回は、未来の夫婦たちに焦点をあてたいと思います♪

ナルヒナ新婚夫婦の連携攻撃

物語の序盤、

木ノ葉の里が失踪していた忍び集団に襲われます。

その忍び集団は操られていて、

傷を負うと爆発する人間爆弾にされていました。

そこで、ナルトが注意を引き付け、

シカマルが動きを拘束。

ヒナタが急止の点穴をついて行動不能にしていきます。

この時のナルトは、

まさか火影就任式当日に

娘から同じ攻撃をくらうとは

想像もしていなかったことでしょう(笑)

サクラとサスケは!?

今回、サクラは結構最初から登場して活躍します。

でも、結論から言うと、

今回もサクラとサスケの直接のやり取りはありません。

ですが、今回はフラグが立ちまくり!

サスケは物語の中盤まで、

自分が木ノ葉の里で暮らす姿が想像できないと思っていました。

ナルトに負けを認めた日以来、

カグヤの調査・罪を償うための旅を続けていました。

でも、木ノ葉の里を守るために動く自分に戸惑いも感じていたんです。

その戸惑いが、ナルトとサクラからの手紙によって吹き飛びます。

そして、サスケは木ノ葉の里に久しぶりに帰ることにしました。

もちろん、木ノ葉の里には

「今度こそ何を言われてもついていこう」と決心したサクラが待っています(笑)

イタチとサスケの思い出がサスケの道しるべに

今回のエピローグで、

サスケはナルトから手紙をもらいます。

その手紙の中に「サクラちゃんと話しててさ、今回のお前って…警務部隊みたいだな!」という文言が。

その言葉で、幼い頃イタチに「警務部隊に入るの?」と尋ねたことを思い出すサスケ。

このエピローグは、

イタチ真伝を読んどいたほうが

感動できると思いますねえ。

香燐とサクラの友情フラグ

香燐とサクラ。

今回直接的な絡みはないんですが、

サラダの「母親は誰」騒動エピソードのフラグがありました。

サラダが疑惑をもつきっかけになった記念写真。

あの写真をなぜサクラが持っていたのか、

サスケ真伝を読むと「なるほどね」と思えます♪

サイ いののラブラブっぷり

今回いのは、

仲間を救うために敵の幻術トラップにさらされて、

チャクラを大量に消費して倒れてしまいます。

病院で、いのに寄り添い離れないサイが見れます。

最高の絵をいのに渡すために何回も書き直すサイの姿…

かわいすぎ^^;

もう1人の血龍眼 御屋城エン

サスケ真伝来光篇のストーリーのキーパーソン、

御屋城エン。

エピローグで彼も血龍眼の持ち主だと明かされます。

彼が今後どう動くのかは、

続編で描かれるのでしょうか。

でも、続編の情報が何も出ていないんですよねえ…

確かサスケ真伝もイタチ真伝みたいに2巻でるって言ってたのに。

もし続編が出たとしたら、

確実にサクサスカップルの馴れ初め話になるのに!

>>イタチ真伝の感想はこちら