りんご病と化粧の話【敏感肌・乾燥肌は完治後のケアも大事】

りんご

以前、私が大人のりんご病になってしまったことをブログで書いたところ、こんな質問が届きました。

「りんご病のときって化粧しても大丈夫なの?」

今回はりんご病中の化粧についてお話します。

りんご病中のお化粧

リンゴ病はウイルス感染によるものです。

大人の場合、顔に発疹ができたり赤くなることは少ないので、お化粧も大丈夫です。

でも、もともとアトピーだったり、敏感肌体質の人は違います。

もともと刺激に弱いお肌の上、

さらにりんご病で弱っていますので

できるかぎりお肌の刺激は避けたほうがいいです。

かゆみがきつい場合は、病院で抗ヒスタミン剤が処方されます。

完治後のアフターケア

リンゴ病イメージ

私はもともと敏感肌体質だったせいか、

リンゴ病が治ってからもお肌の不調が続きました。

治ってから1ヶ月間くらいは、

かなり乾燥しやすくなったんです。

敏感肌・乾燥肌体質の人は、

リンゴ病になったら保湿を入念にする覚悟をしておいてください。

日焼け止めは塗ったほうがいい

りんご病になると、

化粧や日焼け止めを塗るのをためらってしまいますが、

日焼け止めは塗ったほうがいいです。

日焼け止めの刺激よりも、紫外線の刺激のほうがお肌は強く反応します。

私も日焼け止めは塗っていましたが、

敏感肌用の日焼け止めなら塗って発疹が悪化することもなかったです♪

肌トラブルが増えてきたら美肌菌を育てよう

りんご病に限らず、お肌の悩みって尽きないですよね。

最近、肌トラブルが増えていませんか?

肌荒れしやすい人としにくい人の差は、体質だけではありません。

お肌に住む菌やダニ、カビなどの勢力図が、肌のコンディションを左右します。

詳細については「顔カビと顔ダニの症状の違い」をご覧ください。

化粧水で首がかゆくなる原因【汗とアレルギーの関係】

首

化粧水を首まで塗るとかゆくなることがあります。

特に夏場、汗をかきやすい時期に多くなるこの症状。

首の皮膚の特徴が原因だったのです。

首の皮膚の特徴

首の皮膚には、顔や体の皮膚とは違った特徴があるんです。

一番の違いは汗腺の数。

太い血管が通っている首には汗腺が顔の2倍もあります。

そして、首の皮膚は他の部分と比べると薄く、

刺激に弱く、たるみやすい性質を持っています。

化粧水を塗ると首だけかゆくなる原因

汗腺が多くて刺激に弱い薄い皮膚。

これこそが、首がかゆくなる原因です。

敏感肌

化粧水を塗ることも肌にとっては刺激の一つ。

正常な状態の皮膚であればアレルギー反応がでることはないのですが…

服がこすれたり、紫外線、クセで掻いてしまうなど、刺激をいっぱい受けてしまいます。

それだけでなく、汗に含まれるアンモニアによる刺激も加わります。

常に複数の刺激にさらされる首の皮膚は、

ちょっとした刺激でバランスを崩してしまうんです。

痒くならない化粧水の選び方

肌の保湿にかかせない化粧水。

単に保湿をするだけでは肌のバリア機能は強くなりません。

ではどうすればいいのか?

助っ人を呼べばいいのです。

美肌菌という言葉を聞いたことはありますか?

私たちのお肌には善玉菌、悪玉菌、カビ、ダニ…

見えないものがたくさん住んでいます。

腸内細菌

菌には保湿成分を作ってくれる通称美肌菌と呼ばれるものもいます。

もちろん、悪さをする菌もいます。

お肌が健康的な人は体質だけでなく、美肌菌の勢力が強いことが分かっています。

すぐに首がかゆくなる人は、美肌菌が減っているかもしれません。

首は汗をかきやすい部分なので、カビが生えている可能性も!?

首にカビなんて生えるわけがないと思いますか?

実際、世の中には顔カビで悩んでいる人がたくさんいるんですよ。

詳細が気になる人は「顔カビと顔ダニの症状の違い」をご覧ください。