弓道の袴のたたみ方【折れ目くっきりで皺ができにくい】<動画あり>

袴のたたみ方

弓道をやっていると、

袴を着る機会が増えてきます。

でも、正しい袴のたたみ方って知ってますか?

先生や先輩に聞くと、

人によってたたみ方が違うことが多くて混乱します^^;

袴のたたみ方の動画

いろいろな解説動画を見た中で、

一番分かりやすいと思った動画がこちら。

特に、折り目を綺麗にまとめてから、

3つ折りするところはぜひ真似したいです。

たたみ方が下手な人は、

折り目を合わせるところまではいいんですが、

最後に3つ折りするときに皺になってしまうんです。

袴のたたみ方

綺麗にたためると小さくまとまるので

カバンにも入れやすいし、

何より気分がいいですからぜひマスターしたいですね。

かばんの中で皺にならない方法

たたんだ後にカバンに入れると思うんですが、

入れ方も注意しないと

せっかく綺麗に折りたたんでも皺になってしまいます。

おすすめは、風呂敷に入れてからカバンにいれること。

風呂敷

カバンの中でできるだけ小さくしたいなら、

風呂敷で包んだ状態で丸めても大丈夫です。

綺麗に丸めると、普通にそのまま入れるよりも

皺になりにくいんです。

道着もたたんでから丸めると

案外小さく、綺麗にカバンの中におさまりますよ。

矢が泳ぐ原因【弓道で矢飛びが揺れる人の改善方法】

弓道

矢飛びがおかしい。

矢が回転したり、ブレながら飛んで行く。

こういう現象を経験した人は多いと思います。

今回は、矢が泳ぐ原因についてお話します。

正面打ち起こしで発生率が高い

打ち起こしには、正面と斜面がありますよね。

現在、正面打ち起こしをしている人のほうが多いのですが、

正面打ち起こしをしている人のほうが、

矢飛びで悩む人が多いってご存知でしたか?

実は、正面打ち起こしには2つ弱点があるんです。

・右手首に力が入りやすい

・角見が弱くなりやすい

正面打ち起こしのメリットは、左右均等に引き分けしやすいことです。

でも、初心者にとっては右手に力を入れるイメージになりやすいんです。

斜面打ち起こしでは、右手ではなく肘で受けるというイメージが自然にできます。

弓構えでこの形をとるからです。

斜面打ち起こし

斜面打ち起こしの人は弓構えのとき、右手が引っ張られるのを感じ取れます。

この状態であれば、右手は引っ張られるだけ。

右肘で受けて右肘で引くというイメージがしやすいので、スムーズな離れにつながりやすいんです。

もちろん、斜面打ち起こしでも手先に力が入る人は多いです。

正面打ち起こしよりは比較的少ないという意味です^^;

角見がダメなら矢はくねくね飛ぶ

弓道と矢飛び

矢飛びの原因は、右手だけではありません。

角見が利いていないと、矢は必ずブレます。

何故かと言うと、弓に矢がぶつかるから。

弓道の弓は、四角い形をしていますよね。

そして、離れる瞬間まで矢とピッタリ接しています。

角見で弓を回転させない限り、離れた矢と弓が接触して矢飛びを邪魔します。

その結果、矢飛びが不安定になるのです。

角見で弓が回転すれば、矢の進行方向を邪魔することはなくなる。

結果的に、矢飛びがよくなるのです。

矢飛びが悪い人の共通点

矢飛びが悪い人は、腕や耳を打つことが多いはずです。

さらに、外れるときは3時方向が多いのではないでしょうか。

的

・右に飛びやすい

・腕や耳を打ちやすい

これらも、角見ができていないことが原因です。

小指を最初から最後までしっかり締めること。

小指を締めていると、会のときには弓が回転して戻ろうとする力を強く感じるはずです。

矢飛びを綺麗にする自宅練習方法

矢飛びを綺麗にするには、角見を意識すること。

そして右手の力みを取り除くことが重要です。

角見は、親指を押し込んでもできません。

手の内を作ってから、小指を締め続けることの方が大事です。

弓道

離れの瞬間まで小指が緩むことはありません。

一度、最後まで全神経を小指に集中してみてください。

いつもと感覚が全然違うはずです。

右手の力みについては、自宅でゴム弓を使ってイメージトレーニングをすることで良くなります。

離れの瞬間まで、常に右手が引っ張られる感覚を意識。

取懸けから離れまで、右手が力む場面はありません。

引き分けは肘で行う。

そういう意識で練習してみてください。