肌断食で失敗【乾燥やニキビが悪化して逆効果だった人へ】

お肌の悩み

今この記事をみているあなたは、

・肌断食に挑戦して乾燥肌やニキビが悪化した人

肌断食に挑戦するか悩んでいる人

このどちらかだと思います。

そんな人たち向けに、お肌の状態を改善する方法についてお話します。

10代の頃の肌質はどうだった?

まず肌断食についてお話する前に、自分が10代の頃のお肌がどんな状態だったか思い出してください。

学校

小学生や中学生、高校生の頃にニキビや肌荒れがひどかった人は、肌断食は100%失敗します。

肌断食はお肌をリセットして肌本来の機能を復活させるもの。

もともとお肌が荒れやすかった人が肌断食をしても綺麗になりません。

残念ながら、万能ではないんです。

現在の状態をチェック

今、あなたのお肌の状態はどんな状態でしょうか。

おでこや鼻のTゾーンや、アゴのUゾーンが脂っぽくて、ほっぺたはカサカサ、ゴワゴワしているんじゃないですか?

ニキビができやすいTゾーンやUゾーンを一生懸命に洗っている人も多いですが、これが間違いなんです。

洗顔

TゾーンやUゾーンが脂っぽいのは、ほっぺたなどの肌が乾燥しているからなんです。

体は皮膚の乾燥を防ぐために皮脂を分泌するんですが、乾燥している部分だけにピンポイントで分泌することができません。

ほっぺたの皮脂が足りないから、皮脂を出しやすいTゾーンやUゾーンで皮脂を分泌してなんとか乾燥を防ごうとしています。

ニキビや肌荒れケアは、まず自分の肌のどこが乾燥しているかを知ることが重要です。

冬の肌トラブル

ほっぺた、こめかみ、耳、首筋などが乾燥していると、TゾーンやUゾーンで余分な皮脂をドンドン作ってしまいます。

乾燥しやすい場所を徹底的に保湿することで、TゾーンやUゾーンの余分な皮脂の分泌がなくなってきます。

肌断食で失敗する人のパターン

肌断食で失敗する人に共通するパターンを知っていますか?

・生活習慣の改善をしない

・ある日突然、スキンケアをやめる

肌断食で泣く人には、このような共通点があります。

肌断食を試したくなっても、いきなり化粧品やスキンケアをやめてはいけません。

・使う量を徐々に減らす

・使用するケア用品の種類を減らす

少しずつ少しずつ、ナチュラルな状態に持っていくのがおすすめです。

もともと肌が荒れやすい人は、肌の善玉菌を増やすことも考える必要があります。

肌の善玉菌についての詳細は、「善玉菌でぼこぼこ肌改善」をご覧ください。

りんご病と化粧の話【敏感肌・乾燥肌は完治後のケアも大事】

りんご

以前、私が大人のりんご病になってしまったことをブログで書いたところ、こんな質問が届きました。

「りんご病のときって化粧しても大丈夫なの?」

今回はりんご病中の化粧についてお話します。

りんご病中のお化粧

リンゴ病はウイルス感染によるものです。

大人の場合、顔に発疹ができたり赤くなることは少ないので、お化粧も大丈夫です。

でも、もともとアトピーだったり、敏感肌体質の人は違います。

もともと刺激に弱いお肌の上、

さらにりんご病で弱っていますので

できるかぎりお肌の刺激は避けたほうがいいです。

かゆみがきつい場合は、病院で抗ヒスタミン剤が処方されます。

完治後のアフターケア

リンゴ病イメージ

私はもともと敏感肌体質だったせいか、

リンゴ病が治ってからもお肌の不調が続きました。

治ってから1ヶ月間くらいは、

かなり乾燥しやすくなったんです。

敏感肌・乾燥肌体質の人は、

リンゴ病になったら保湿を入念にする覚悟をしておいてください。

日焼け止めは塗ったほうがいい

りんご病になると、

化粧や日焼け止めを塗るのをためらってしまいますが、

日焼け止めは塗ったほうがいいです。

日焼け止めの刺激よりも、紫外線の刺激のほうがお肌は強く反応します。

私も日焼け止めは塗っていましたが、

敏感肌用の日焼け止めなら塗って発疹が悪化することもなかったです♪

肌トラブルが増えてきたら美肌菌を育てよう

りんご病に限らず、お肌の悩みって尽きないですよね。

最近、肌トラブルが増えていませんか?

肌荒れしやすい人としにくい人の差は、体質だけではありません。

お肌に住む菌やダニ、カビなどの勢力図が、肌のコンディションを左右します。

詳細については「顔カビと顔ダニの症状の違い」をご覧ください。