法人ETCカードの私的利用を予防する方法【経費を適切に管理】

法人ETCの管理

法人ETCカードは経費を管理する上で便利ですが、私的利用されやすいので悩んでいる経営者の人もいますね。

昨日、私のブログを見た人からも管理について質問がありました。

今回は、法人ETCカードの管理運営についてお話します。

社用車にGPS取付は常識になっている

まず、社用車を持っている会社の場合です。

社用車にGPSを取り付けて記録が残るようにすれば、私的利用の抑止力になります。

社用車のGPS

amazonで1万5千円程度で手に入りますので、必要経費と考えて利用している会社が多いです。

特に役員や営業など、サボりやすい立場の人を管理するのに強力な効果を発揮します。

磁石で機械を車にくっつければ、あとはパソコンで記録をすぐに見れるようになっているので簡単です。

 

従業員が少ない会社ほどETCカード管理はきっちりと

従業員が4、5人程度の小さな会社。

法人化したばかりの新しい会社。

こういうところは、法人ETCカードを従業員一人ひとりが持っていることが多いですよね。

社用車であれば、私的利用はある程度GPSなどで抑制できます。

でも、従業員のマイカーを業務にも使っている場合、GPSだけでは管理できません。

小さな会社こそ、経費に関する社内規定をしっかりする必要があります。

ポイントは、経費の申請の仕方。

経費申請様式を作っておくと管理がしやすいです。

A4の紙1枚でいいのです。

以下の内容を明記してもらうようにしましょう。

・ETCを利用した日時

・利用区間

・目的(打ち合わせ、接待など)

・同乗したお客様の企業名や名前

この様式を書かないと会社経費として認めないと決めておけば、私的利用が膨らむことはありません。

これは役員のような、立場上強い力を持っている人にも書いてもらいます。

人によって扱い方を変えてしまうと、最悪の場合、税務調査で全てのETC利用料が会社の経費として認められない恐れがあります。

特に、立ち上げから間もない会社は要注意。

少人数で家族的に、仲間内で運営しているような場合ほど私的利用が起こりやすいです。

経費に関してはドライに、きっちりしめていきましょう。

株式会社1年目・個人事業主で審査に通る法人ETCカード【審査落ちにくい】

ETC

株式会社を設立してからも、色々と事務作業がバタバタしますよねえ。

特に、1人で法人化して運営している人は全部自分でやらないといけないから大変。

意外とコストがかかるのが交通費。

特に高速道路をよく使うと、節約が大変です。

法人ETCカードの審査が厳しい理由

法人ETCカードは、結構審査が厳しいです。

今、このブログを見ているあなたも、すでに審査落ちを経験したのかもしれません。

法人ETCカードは、個人のクレジットカードよりも審査が厳しいんです。

カード発行会社の気持ちも分かります。

3年以内に倒産する企業が大多数ですから…

「私の会社は大丈夫です」と言われても、なかなか即OKとは言い難いですよねえ。

だけど、株式会社設立1年目、2年目、3年目の時期こそ少しでも資金繰りに余裕を持たせたいはず。

良い方法がありますよ。

協同組合のETCカードなら審査がゆるい

法人ETCカードの審査は、「信用度」をどうクリアするかが難問です。

法人化してから1年目や2年目の人や、個人事業主は信用度がゼロと言っても過言ではない。

そんな中でも、大丈夫。

私の知人にも審査落ちを経験したあと、審査をパスした人が何人もいます。

おすすめは、ETC協同組合のETC専用カード。

すぐに発行できるカードとして有名です。

ETC協同組合はカードを発行する際、1口1万円の出資をして組合員になる形をとります。

新しい会社や個人事業主の互助会のような形式ですね。

握手

1人1人の信用力が低くても、共同組合に加入する方式をとることで信用力をアップ。

カード発行をスムーズにしてくれます。

・複数枚発行可能

・レンタカーで使ってもOk

何かと使い勝手のいいカードです。

交通費の管理も楽になるし、通行記録がすぐ出るので従業員の不正請求予防にもなります。

 
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