サスケ新伝・師弟の星の感想!ネタバレ注意でレビューします

ナルトの外伝小説「サスケ新伝 師弟の星」を一気に読みました!

読み始めたら止まらない!

外伝小説の中でも、かなり良い作品だったと思います。

何が良かったのか?

感想や見どころをお話します。(ネタバレ注意!)

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カッコいいサスケがいっぱい!

サスケ新伝師弟の星のネタバレ感想

サスケ新伝・師弟の星では、カッコいいサスケがたっぷり見られます。

前作「ナルト新伝 親子の日」では天然キャラ大爆発だったサスケさんですが、名誉挽回です(笑)

今回のサスケは、科学と忍術を融合させて新しい術を披露してくれます。

まずは氷遁。

氷

氷遁といえば、ハクの血継限界ですね。

サスケは水遁に科学の知識を取り入れることで、血継限界なしで氷遁に近いことができるようになりました。

本人曰く、ハクよりは威力が落ちるそうです。

でも終盤では船の周囲を海ごと凍らせたりしてるので、技の精度は負けても凍らせるパワーならいい勝負なのかなと思います。

そしてもう一つは電磁誘導投擲(ローレンツガン)。

雷遁を利用して磁場を作って、電磁誘導でクナイをぶっ放す術です。

…とうとうサスケさんは、レールガンまで身につけてしまいました(笑)

新術も見どころですが、サスケとボルトたちの師弟の絆もポイント。

ボルトたちに修行をつける過程で、兄・イタチが守りたかったものを実感するサスケ。

くー!

やっぱりカッコいいぞサスケ!

謎に満ちた紫月教団

月

サスケ新伝・師弟の星の物語は、謎の集団「紫月教団」の過激派が雷電(ナルトの世界の電車)を襲うところから始まります。

突然、最後尾の車両で起こった爆発。

偶然その場に居合わせた木の葉丸とサスケは、事件の解決に乗り出します。

二人は被害を最小限に抑えますが、犯人を生かして捕らえることはできませんでした。

この事件で木の葉丸が負傷。

ピンチヒッターとして、サスケがボルトたち第七班の臨時リーダーになったのです。

この事件を探っていくと、犯人たちの狙いは最後尾の車両に乗っていたアイドル、姫野リリィだったことが判明。

果たして姫野リリィにはどんな秘密が!?

姫野リリィの秘密

マイク

今回のキーパーソン、姫野リリィ。

彼女は紫月教団から裏切り者として命を狙われていていました。

「次のライブを中止しろ」という脅迫状が届いたため、ボルト達第七班にライブ中の護衛を依頼。

ここからボルトたちは事件に巻き込まれていきます。

姫野リリィは他にも秘密を抱えているのですが、お楽しみということで伏せておきます。

一つだけネタバレすると、姫野リリィの使う術も科学と忍術の融合です。

ある特殊な雷遁で、ボルトの体を自由に操ることができました。

血継限界ではなく、幻術でもない。

新たなタイプの術でボルトは大苦戦しました。

師弟の絆で事件解決

船

水の国へ向かう貨物船に紫月教団の過激派が集まっているという情報を得たサスケ達。

いよいよ最後の戦いです。

この戦いも、今までの戦いとは一味違った展開になりました。

純粋な忍び同士では見られない戦い方は、見ごたえがありましたよ。

サスケ新伝の良いところは、サスケだけで事件を解決しないところです。

過去作の「サスケ真伝来光篇」では、何だかんだでサスケが独力で事件を解決していました。

でも今回はボルト・サラダ・ミツキと連携して事件を解決していきます。

親子で電磁誘導投擲(ローレンツガン)を放つシーンなんて、ジーンときちゃいました。

サスケも父親になったんだなあ…。

何かを守る戦いは、力でねじ伏せるだけではできない。

サスケも木ノ葉隠れの里を守る一人の忍びとして、成長しているんですね。

ラブラブなサスケとサクラ

サスケ新伝には、隠れた見どころがもう一つあります。

事件の解決後、サスケはサラダの「小さなウソ」によって動揺させられてしまうのです。

どんなウソなのか?

これはお楽しみということで伏せておきます。

一つだけヒントを言うと、サスケはサクラとラブラブ夫婦だということです。

からかわれて動揺するサスケ。

最後の最後に、かわいい一面を見せてくれました。

科学は昔の人との絆の結晶

いかがでしょうか。

サスケ新伝・師弟の星の見どころは新しい系統の術がたくさん出てくるところでしょう。

でも、単にそれだけではありません。

この作品のすごいところは、師弟だけでなく科学も「昔の人達とのつながり」だと伝えている点です。

昔の人達が積み重ねた「知」

それを受け取って生活している私達は、知らないうちに昔の人達とつながっている。

そしてまた次の世代につないでいく…

改めて考えさせられました。

サスケも自分の知識・経験をボルトたちに伝える喜びを知った。

個の力にこだわったインドラやマダラとは違う、新しい忍びの姿を見せてくれました。

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