弓道の夏は暑い!
道場が狭いと人口密度が高すぎて蒸し風呂状態。
道場の向きによっては、朝日や西日の直射日光が…
集中して練習するためにも暑さ対策は必須。
今回は暑さ対策グッズを色々と紹介したいと思います。
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まずは、練習中の暑さ対策。
練習中の服装が比較的自由な学校や道場ならおすすめがあります。
ネッククーラーです。
これは使う前に水に浸しておくことで、気化熱で首周りを涼しくしてくれるグッズ。
首の後ろを中心に覆うタイプなので、弓道の邪魔になりません。
ネッククーラーにはタオルやスカーフタイプが多いのですが、弓道には不向き。
弦に引っかかると危険です。
弓道でネッククーラーを使うなら、首にピッタリフィットするものを使いましょう。
私はこの写真の商品と同じものを愛用しています。
道着を着ていても使えるのが嬉しいポイント。
意外と誰にも何も言われません。
正面から見ると目立ちませんから。
私が大学生の頃、怖い先輩に「それは何だ」と言われたことがあったのですが「サポーターです。首を痛めまして…」と言ったら納得してもらえました(笑)
さすがに試合では外しましたけどね。
首周りを冷やすと体感温度が全然違います。
休憩の合間に着用するだけでも楽になりますよ。
休憩中に使うならタオルタイプでもOK。
コンビニで買うと割高なので、ホームセンターや通販を利用しましょう。
バレずに涼しくなるためには?
服装が自由なら方法は色々ありますが、難しい場面も多いですよね。
試合中にネッククーラーとかまず無理だし、厳しい学校や道場ではを装着するのは厳しい。
でも大丈夫ですよ。
ちょっとした方法があります。
用意するものはこちらです。
・着替え用のインナーや足袋
・氷or保冷剤
あなたは練習中や試合の合間に、インナーや足袋を着替えていますか?
着っぱなしならもったいない!
インナーや足袋がどれだけ体感温度に影響を与えることか!!
ぜひ、これから長時間練習する日や試合当日には、交換用の足袋やインナーも用意してください。
そのまま着替えるだけでも涼しくなるのですが、クーラーボックスで冷やすと気持ちいいですよ。
インナーや足袋が冷えていると、体の熱がスーッと抜けていきます。
頭から水をかぶるような感じですね。
あれに匹敵するぐらい涼しいです。
私の知り合いには、インナーを濡らした状態で冷凍して持ってきている人もいました。
冷凍までしなくても、クーラーボックスで冷やすだけでも全然違います。
そもそも、男性でインナーを着ない人もいるかもしれません。
素肌の上から道着を着るのはやめましょうね。
道着は吸湿性が悪いから、逆に暑さが増します。
インナーの上から道着を着たほうが絶対に涼しいですよ。
袴の中に保冷剤は恥のもと
誰でも一度は考えることがあります。
「袴の中を保冷剤で冷やせば涼しいんじゃない?」
結論から言います。
袴の中に保冷剤を仕込むのはやめましょう。
実は私、袴の中に保冷剤を仕込んだことがあります。
袴の内側にセロハンテープで貼り付けて。
しかも他校との練習試合当日です(高校生のころ)。
あの日は異常に暑くて、私の頭も茹で上がっていたのでしょうね。
急に思いつきでやりたくなったんです…
思いついたときは「オレって天才!?」なんて自画自賛していました。
調子に乗っていました。
そして悲劇が起こります。
試合開始直前、ふと気づくと私が通った後に保冷剤がポトポト落ちていたのです。
卵を生みながら歩くように…
他校の生徒に見られてクスクス笑われたし、顧問の先生には怒られるし…散々です。
しかもあまり涼しくなかったし。
今思い出しても恥ずかしい…
あなたも保冷剤を服に仕込むなら、よく注意してやってくださいね。
自己責任です(笑)
ミストシャワーを導入してる学校も
次は備品でおすすめを一つ紹介します。
ミストシャワーです。
弓道の練習環境って、学校や道場によって全然違いますよね。
とある私立学校の弓道部で、ミストシャワーを使っているのを見たことがあります。
道場の裏の休憩スペースみたいな場所に設置して、涼んでいましたよ。
羨ましい!
写真では地面から上に向かって噴射していますが、その学校は壁に設置して霧を出していました。
本当に涼しかったなあ…
ミストシャワーって高そうだと思っていたのですが、実は安いものなら2千円から3千円ぐらいで買えます。
設置も簡単なんですよ。
蛇口にカチッとハメるだけですから。
部費や道場の経費で買うのが無理なら、個人で買って設置してもいいと思います。
ただし、道場の中に設置するのはやめましょうね。
弓や弓掛けにカビが生えますから…