一般媒介契約のデメリット【不動産会社の友人に聞いた失敗談】

自分が住んでいる家を売りに出すとき、

不動産会社と専任媒介契約か一般媒介契約を結びますよね。

どちらが良いのかよく分からない。

そんな人のために、不動産会社で働く友人から聞いた話をお伝えします。

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一般媒介契約で後悔する人が多い理由

「1つの会社で売る専任媒介より、複数の会社で売ってもらう一般媒介のほうが有利だろう」

一般媒介契約に興味がある人は、こんな風に思っていると思います。

ところが実際には違います。

むしろ、一般媒介契約のほうが不利なんですって。

会社視点で考えてみると、なぜ不利になるのか理由が見えてきました。

デメリット①宣伝費をかけてくれない

不動産会社

一般媒介契約の場合は、複数の会社が1つの物件の販売を仲介するわけです。

物件は1つしかないわけですから、最終的に利益を得られるのは1社だけですよね。

会社からしてみると、ガンガン宣伝費をかけても他の会社に先を越されたらパーです。

かけた費用の分だけ赤字になります。

そのため、一般媒介契約では宣伝費をギュッと絞られてしまいます。

他の物件が掲載されたチラシの下のほうに、小さく紹介されるぐらいが精一杯。

専任媒介契約と一般媒介契約の違い

写真もなく、住所と築年数と間取りだけの宣伝。

よほど良い物件でないと、お客さんが集まりません。

このデメリットを解消しようとすれば、仲介手数料とは全く別で宣伝費用を会社に支払うしかありません。

複数の会社にそんなことをすれば、何十万円という余計な出費が出てしまいます。

デメリット②営業担当者が売り込んでくれない

一般媒介契約で失敗

一般媒介契約のデメリットは、宣伝が不十分になるだけではありません。

実際に物件を売るのは、それぞれの会社の担当者です。

その担当者の行動も変わってしまうのです。

営業担当者の立場で考えてみると、一般媒介契約はリスクが大きいのです。

一生懸命に売り込んでも、先にライバル会社が売ってしまうかもしれません。

「一生懸命に頑張って売り込んだのに、他の会社に先に売られてしまった…」

ガッカリ

不動産会社の営業担当者は歩合制でお給料を得ています。

他社に先を越されたら、今までの苦労が全部ムダになってしまいます。

営業担当者も人間です。

余計な苦労はしたくありません。

リスクがある一般媒介契約の物件よりも、確実に利益になる専任媒介契約の物件を優先してしまいます。

実際に、一般媒介契約で半年売れなかった家を専任媒介に変えただけで、1ヶ月で売れた人もいます。

このデメリットを解消しようと思ったら、会社に払う仲介手数料とは別で営業担当者に成功報酬を渡すしかありません。

それも、数十万円渡さないと意味がありません。

こんな余計なことをするぐらいなら、専任媒介契約で堂々と売るほうがいいと思いませんか?

不動産会社の選び方

スマホ

家を売りたいなら、必ず複数の会社に査定を依頼しましょう。

そのとき、査定金額だけで比べてはいけません。

多少の金額の差よりも、担当者を信頼できるかが大事です。

一般媒介契約のデメリット

信頼できる不動産会社を選ぶために、以下の質問をしてみると良いでしょう。

①具体的な販売手法

②地域の特徴や税金などの専門知識

あなたの家をどのように売るのか。

きっちり説明できない会社は、あなたの家の良さをお客様に説明できないでしょう。

また、あなたが売りたい家の地域の知識の有無や税金などの専門知識は必須条件です。

これらをきちんと回答できる会社・担当者なら、信頼してお任せしても良いでしょう。

複数の会社に査定を依頼するなら、直接会社に申し込むよりも一括査定サイトを利用するのが楽ですよ。

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