安いしサクサク動いて快適なのですが、ハードディスクがHDDなのでSSDのものと比べて音がうるさいのが気になります。
そこで今回は、パソコンの静音化に挑戦しました。分解などは一切しないので誰でも真似できますよ。
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スポンサーリンクなぜうるさいのか
そもそもなぜパソコンから音がするのか?理由はいろいろありますが、代表的な音の原因は次の2つです。
- ディスクの回転音
- ファンの音
HDDのパソコンでは、内蔵しているディスクをモーターで回転させてデータをやり取りしています。昔のレコードプレーヤーのような感じですね。
SSDなら回転するような部品がないので静かなのですが、HDDは部品が物理的に回転しているので、どうしても音が発生するのです。
あとはファンの音がうるさい場合もあります。ファンの音がうるさい場合はパソコンが熱を持っている可能性が高いので、室温を下げてやれば解決するはずです。
今回は、HDDの宿命である振動音をなんとかしてみましょう。
コルクボードを置いてみた
HDDのデスクトップパソコン本体をフローリングに直おきすると、フローリングに振動が伝わって音が大きくなりがちです。
まずは振動がフローリングに伝わらないようにする必要があります。
そこで今回はコルクボードを用意しました。発泡スチロールよりも熱に強いし、見た目もおしゃれな感じがします。
ただし、コルクボードだけでは効果はイマイチ。感覚的に言うと10%ぐらい静かになったかな?というぐらいです。
振動を抑制するには、まだまだ手を打つ必要があります。
防振ジェルは使い方が大事
次に用意したのが防振ジェル。柔らかい素材で振動を吸収してくれる優れものです。
私は「静音ジェルパッド」という商品を買いました。防振ジェルは表面がネバネバしているものが多くて、フローリングやパソコンに直接貼り付けられます。
貼り付けるのが嫌な場合は、透明シートを外さずにそのまま利用すればOKです。
問題は、この防振ジェルをどう使うかです。
私は最初、コルクボードの上に静音ジェルパッドを載せて、その上にパソコン本体を載せました。
これでも音は軽減しますが、もっといい方法があります。置き方を逆にするのです。
床・防振ジェル・コルクボード・パソコン本体という順番にすることで、かなり静かになりましたよ。
これで「ウーン…」という振動音はほとんど感じません。感覚的には50%ぐらいの静音化に成功しました。
でも、まだ物足りません。HDDからはディスクが回転する「サー」という音や、ファンの音などが聞こえます。
これをなんとかしてみましょう。
布やシートでこたつっぽくして防音対策
HDDの仕組み上、音の発生を完全にゼロにはできません。あとできることは、私達の耳に音が届かないようにすることだけです。
試行錯誤を重ねた結果、シンプルな方法にたどり着きました。それが上の写真です。
100均で買った防寒用のアルミシートで机を囲み、こたつっぽくしてみました。つまり、デスクトップ本体と私達の間に壁を作ったのです。
たったこれだけのことですが、音の聞こえ方がずいぶん違います。もうほとんど気になりません。
この記事を書いたのが冬なので寒さ対策も兼ねて防寒用アルミシートを使いましたが、普通の布でもOKです。
おしゃれな布をかけたり、ほこり対策を兼ねてエアコン用のホコリキャッチカバーをかけたりするのもいいですね。
振動を抑えると同時に音がダイレクトに耳に届くのを防ぐ。今回ご紹介した方法は誰でもすぐにできるものばかりなので、ぜひ試してみてください。