最近、私の親戚に耳鳴りで悩む人が増えてきました。
私の叔父は、ある時から「ギュンギュン…」という耳鳴りに悩んでいました。
耳が詰まった感じもあります。
これ、放置したら絶対ダメです。
私の叔父は放置してしまった結果、後悔することになってしまいました。
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スポンサーリンク最初は違和感だけだった
私の叔父が耳鳴りを感じ始めたのは、10年ぐらい前だったそうです。
金曜日の深夜、残業を終えて電車でウトウト…
最寄り駅に到着して飛び起きたときに、耳に違和感があることに気づきました。
「ギュンギュンギュン…」
なんとも言えない、不快感。
少し耳が詰まったような感じもしました。
翌日、目が覚めても症状が続いていました。
少し気になりましたが、音は聞こえるので日常生活に支障はありません。
結局、病院には行かず放置。
1週間ほど症状が続きましたが、いつの間にか治っていました。
再発を繰り返すたびに悪化
耳の異変は、1回では終わりませんでした。
耳鳴りを感じたことを忘れかけた半年後、症状が再発したのです。
低音の耳鳴り
自分の声や周りの音が頭に響く
耳に水が入ったような感じ
1回目のときよりも、症状が悪くなっていました。
それでも叔父は放置してしまいました。
「この前も治ったから、今度も大丈夫だろう」
確かに、しばらくすると治りました。
でも少しずつ、再発する頻度が多くなってしまったのです。
最初の耳鳴りから4年後。
この頃には症状が出ると日常会話が難しくなるぐらい、悪化していました。
ここでようやく病院に行くことを決意。
診断結果は「急性低音障害型感音難聴」でした。
急性低音障害型感音難聴とは
急性低音障害型感音難聴とは何か。
簡単に言うと、内耳でリンパ液の流れが悪くなって起こる病気です。
低音が聞き取りにくくなるのですが、耳鳴りが気になって自覚がない場合もあります。
主な症状は、以下の通りです。
低音の耳鳴り(ギュンギュン、ゴー)
耳に水が入った感じ
自分の声が響く
原因については分かっていませんが、不健康な生活がキッカケだと言われています。
睡眠不足
慢性的な疲れ
ストレス
風邪
急性低音障害型感音難聴は、放置しても一旦は症状が治まります。
でも、再発しやすいのです。
再発すると症状が悪化して、慢性的な難聴やメニエール症候群などに発展することがあります。
早期治療がポイント
急性低音障害型感音難聴は、一度治っても再発しやすいのが特徴です。
放置すると症状が重くなっていくので、病院で早期治療を行うのが1番です。
早期治療をすれば、服薬治療を1週間~2週間すれば治ります。
ただ、放置する人が多いのが残念。
最初のうちは日常生活に支障がないので、甘く考えてしまうのでしょう。
耳鳴りは、決して甘くみてはいけません。
症状が2日以上続くなら病院に行くべきです。
私の叔父は放置し続けた結果、悪化させてしまいました。
今では慢性的な難聴に発展してしまい、とても不自由な思いをしています。
仕事を休む勇気を
いかがでしょうか。
耳鳴りは放置しがちですが、症状が悪化すると治りません。
悪化してから「何とかしてくれ」と言ってみても、現在の医療では症状を緩和するので精一杯。
仕事を優先する気持ちは分かります。
でも、自分の体は1つしかないというのを忘れないでください。
私の叔父は、放置したことを後悔しています。
大好きだったカラオケや、映画を見るのもやめてしまいました。
今このブログを読んでいるあなたには、後悔してほしくありません。
ぜひ体を大切にしてください。