光化学スモッグの症状とは【熱中症と勘違い注意】

光化学スモッグのイメージ画像

日差しが強くなってくると

「光化学スモッグ注意報」が発令されることがあります。

光化学スモッグによる症状がどんなものかご存知ですか?

あなたが熱中症だと思っていた体調不良、

実は光化学スモッグの影響だったかもしれませんよ。

光化学スモッグの症状とは

光化学スモッグで起こる症状は、

軽度の段階では目が痛くなって涙が出てきたり、

喉が痛くなって咳が出たりします。

光化学スモッグのイメージ画像

ひどくなってくると皮膚が赤くなったり、

息苦しくなったり、

めまいや頭痛、発熱が起こります。

さらに重症化すると手足のしびれや

嘔吐、意識障害を引き起こすこともあります。

熱中症と勘違いすることも

光化学スモッグが多い時期は、熱中症が多い時期と重なります。

大抵の場合、

暑い時期に顔を真っ赤にして気分が悪そうな人を見たら、

「大変だ、熱中症になってる!」と思い込んでしまいがち。

熱中症の人のイラスト

急な体調不良を訴える人を見つけた場合は、

目や喉の不調がないか確認しないと、

適切な応急処置ができない可能性があります。

光化学スモッグの応急処置

光化学スモッグによる体調不良だった場合は、

まず顔や目を洗い、可能であればシャワーを浴びさせましょう。

シャワーを浴びる人のイラスト

体をきれいにした上で

室内など空気がきれいなところで安静にすれば、

症状が改善する場合が多いです。

光化学スモッグは

空気中の窒素化合物と太陽光線が科学反応を起こし、

有害な物質が発生している状態です。

体に付着した物質を除去しないと症状が良くならないので注意が必要です。

熱中症と勘違いして体を冷やすだけで

症状の原因物質を除去しないままにした結果、

光化学スモッグの症状が重症化するケースが毎年発生しています。

これからの季節、くれぐれもご注意を。

自由研究のネタ【簡単でオリジナルティがあるネタとは】

自由研究の画像

そろそろ夏休みの自由研究しないとなあ…

いろんなサイトを見たけど、ピンとくるネタがないなあ…

今、このブログを見ている人は

こんな風に思っている人が多いのではないでしょうか。

自由研究って、理科の実験みたいなものが多いですよね。

でも、興味が無い実験を書いてある通りにやっても面白くない。

だったら、身の回りのことをテーマにしてはどうでしょうか?

生活のことでも、立派な自由研究ができるんですよ。

例:なぜ部屋が散らかるのかを研究してみる

よく親から「片付けなさい」「掃除するまで遊んじゃダメ!」

なんて言われませんか?

でも、「なんでこんなに散らかるの?原因は?」

なんて言われたことはないですよね。

これって、研究テーマとしてすごく面白いと思いませんか?

以下ではレポート風に、「なぜ部屋が散らかるのか」を自由研究してみたいと思います。

自由研究レポート

◆研究の動機◆

私はよく親から「部屋を片付けなさい」と言われます。

自分では散らかしているつもりはないのに、

気がつくと部屋が散らかっています。

なんで散らかってしまうか原因が分かれば

面倒な掃除を楽にできるのにと思いました。

◆研究の目的◆

なぜ部屋が散らかってしまうのか原因を明らかにして

部屋が散らかるのを防ぐ。

◆準備したもの◆

デジタルカメラ(スマホのカメラも可)

筆記用具

メモ

まずはじめに部屋をきれいに掃除しました。

それから毎日1回部屋の様子を撮影します。

部屋が散らかっていく過程を撮影し、

何が散らかっているのかを明らかにし、

予防方法を考察します。

◆8月10日(1日目)◆

部屋の様子

まだ片付けたばかりなので綺麗です。

◆8月11日(2日目)◆

◆8月12日(3日目)◆

◆8月17日(最終日)◆

部屋が散らかった様子

すっかり散らかってしまいました。

散らかっているのは、漫画、ゲーム、プリントです。

洋服も脱ぎっぱなしで散らかっています。

◆結果および考察◆

散らかっているものは、

漫画やゲーム、プリント、洋服がほとんどでした。

毎日の写真を見ていると、「また使うから」と言って

とりあえず放置しているものが

徐々にたまっていき、部屋が散らかっていることが分かりました。

このことから、使ったあと元の場所に戻せば散らかりませんが、

私には難しいと感じました。

そこで、元の場所に戻すのではなく、大きな箱を用意して

とりあえず全部そこに入れてしまう方法を実践してみました。

◆考察したことを再実験◆

8月24日(再実験開始1週間後)

部屋が片付いた様子

大きな箱を用意して、

とりあえず箱に放り込んでみたところ、

一週間後の散らかり具合がかなり改善されました。

ゲームも漫画も洋服も全て同じところに入れるだけなので、

私でも続けることができました。

1週間後、箱がいっぱいになったので

箱の中身を元の場所に戻すことが必要ですが、

部屋のあちこちにものが散乱するよりは掃除が楽でした。

このことから、今回の試みは今後も続けていけると判断しました。

◆参考文献◆

なし

どんなネタも研究材料になる

いかがでしたか?

今回、まず部屋の散らかる過程を記録して、

その結果から改善方法を検討し、

実際に改善方法を実践してみる。

「こんなものが散らかってました」で終わらずに、

改善方法を考え、実証することがポイントです。

この研究のいいところは材料がいらないこと。

そして研究によって部屋が綺麗になることです。

自由研究のテーマが理科に限られていないなら、

こういう生活研究はオリジナルティがあって面白いですよ。