調剤薬局の志望動機の例文!ドラッグストアから転職した薬剤師の実体験

志望動機

私の友人に、薬剤師として働いている人がいます。

その友人は、過去に2回転職を経験しています。

ドラッグストア

調剤薬局

メーカー(研究補助)

 

今回お話するのは、ドラッグストアから調剤薬局に転職する場合の志望動機について。

履歴書にはどう書けばいいのか。

友人の実体験をふまえてご紹介します。

調剤薬局の志望動機の構成

志望動機

志望動機の例文をご紹介する前に、大まかなポイントをご紹介したいと思います。

志望動機を書くにあたっては、次の構成を意識してください。

・調剤薬局を志望する理由(結論)

・前職での経験

・この調剤薬局を選んだ理由(具体的なエピソードを含む)

・入社後の決意

 

まず「志望動機は○○です」と結論を単刀直入に書きましょう。

その上で、結論を補完していきます。

ドラッグストアから調剤薬局に転職したい。

その思いに至った具体的なエピソードを紹介しつつ、あなたの感じたことをまとめます。

次に、数ある調剤薬局の中からなぜここを選んだのかを説明します。

最後に、入社後に取り組みたいことや意欲を書く。

この流れで書けば、オリジナルの志望動機が完成します。

志望動機の例文

志望動機の構成だけではピンとこないと思います。

そこで、友人が採用されたときの志望動機を例文として提供してもらいました。

個人や職場を特定する情報はボカしていますが、ほぼ原文の通りです。

今回、御社(○○薬局)を志望した理由は、より専門性を高めながらお客様に貢献していきたいと考えたからです。

 

私は大学卒業後、ドラッグストアで●年間OTC販売等を行ってきました。

処方箋がない中で、お客様の症状を聞き、適切な商品を推奨する経験を通じてコミュニケーション能力を磨いてまいりました。

今回、転職するにあたり、お客様やご近所の皆さんと調剤薬局の印象について意見交換をして参りました。

その中で、御社(○○薬局)の服薬指導がとても親切だという話を何度も耳にし、私もぜひ御社で働きたいと思うようになりました。

御社にご採用いただきましたなら、お客様のよりよい生活作りをサポートできる存在になれるよう努力致しますのでよろしくお願い致します。

 

志望動機でやりがちなミス

ダメ

志望動機を書く場合、ついつい誰もがやってしまうミスがあります。

・ドラッグストア業務を否定的に書く

 

・この調剤薬局を選んだ理由が説明できていない

 

ドラッグストアから転職する場合、やりがちなのが前職を否定的に書くこと。

例えば「ドラッグストアでは在庫管理やレジ業務ばかりで、自分のスキルを活かせない」とか。

気持ちは分かります。

前の職場に不満があったから転職したいと思ったわけです。

でも、これを聞いた面接官の人はどう思うでしょうか?

「うちに来ても、やりたくない仕事があったら辞めてしまうかも…」と不安になるかもしれません。

面接

例えばあなたが面接官だったとします。

A:前職の意義を認めつつ、将来に向けて意欲的な人

B:前職のダメな所を指摘し続ける人

あなたはどちらを採用したいですか?

「なぜこの職場で働きたいのか」説明できないのも問題です。

調剤薬局は日本中にたくさんあります。

その中で、なぜここなのか。

ドラッグストア

これを説明できるかできないかで、印象がずいぶん変わります。

やりがちなのが「調剤薬局で働きたい理由」ばかり説明してしまうこと。

大事なのはなぜ「この調剤薬局で」働きたいのか。

あなたの志望動機は大丈夫でしょうか?

面接ではここをツッコまれた

友人はドラッグストアから調剤薬局に転職する際、10件も面接を受けたそうです。

最初は不採用続き。

自信をなくしたこともありました。

実は当初、友人はミスを犯していたのです。

先ほど指摘した「前職を否定」「なぜこの調剤薬局が良いのか説明できない」。

この2つをやってしまっていたのです。

ミスに気づく前、面接でこんなことを指摘されたんですって。

「調剤薬局業務も、接客や管理業務はあるよ」

「本当にここで働きたいのですか?」

「ドラッグストアも立派な仕事ですよ」

「▲▲薬局さんのほうが本命なのではないですか」

書き並べてみると、ひどいですね。

それだけ友人の志望動機はズレていたのでしょう。

採用担当者の本音

採用担当者の視点から見ると、志望動機で確認したいのは「あなたの意欲」です。

・本当にうちで働きたいのか

・一生懸命働いてくれるか

この2点を確認するために、あれこれ質問するのです。

薬剤師

単なる使い回しの志望動機か、一生懸命考えた志望動機か。

見ればすぐに分かります。

これから受ける調剤薬局の業務内容は調べましたか?

その職場で働くイメージはできていますか?

もし自信がないのでしたら、転職サイトのサポートを利用するのも手です。

会社の情報や、面接対策まで濃密なサポートがありますよ。

個別面談

単に求人情報を集めるために利用するのはもったいない。

使えるものは、使わなきゃ損ですよ。

【おすすめの薬剤師転職サイトはこちら】

ファルマスタッフの個別面談ってどんな内容?友人の体験談

個別面談

以前、薬剤師の友人が転職した体験談をお話しました。

今回は、友人が使ったファルマスタッフの「個別面談」に焦点をあてたいと思います。

転職したいと言っても、人によって事情が違いますよね。

・できるだけ早くしたい

 

・来年度にしたい

・転職するか迷っている

 

まだ気持ちが固まっていない人も登録しても良いのか?

個別面談ってどんな内容を話すのか。

友人の体験談や調査した内容をもとにまとめました。

こんな人も登録してOK

まず結論から言うと「転職に関心があれば何でもOK」です。

転職しようか迷ってるとか、半年後・来年度に転職したいとかもありです。

例えば「もし今の職場より良い求人があるなら転職してもいいかな」っていう人も良いんですって。

転職

私の友人の場合は「今の職場より接客が少ない職場があれば転職したい」という状態でした。

個別面談の内容は、個人の状況によって大きく変わります。

どんな内容なのか?

もう少し具体的にご説明します。

内容①転職するか迷っている場合

打ち合わせ

まずは「迷っている」人の場合です。

・もっと良い職場があればいいなあ

・今の職場に不満がたまってきた

こんな段階の人だった場合、個別面談では次のような内容を話すそうです。

・今どんな点が不満なのか

 

・今の待遇は良いのか悪いのか

・希望する勤務条件

・転職するとしたらどの地域か

 

まだ転職するか迷っている場合は、今の不満点や希望を中心に話します。

あなたが働きたい地域の平均的な給料の相場とか、○○薬局の勤務体制はどうかとか…

かなり具体的な話ができるそうです。

タイミングが良ければ「もうすぐ○○が求人を出す予定ですよ」なんていう情報も入るかもしれません。

個別面談

個別面談で話をする中で、あなたが欲しい情報を明確化する。

今、あなたの中にある「モヤモヤ」をスッキリさせて前に進むきっかけになると思います。

内容②将来的に転職したい場合

「絶対に今の職場から出たい。」

そう思っていても、すぐにできるとは限らないですよね。

半年後とか来年度とか、事情によって様々です。

ファルマスタッフの場合は、ちょっと先の話でも全然大丈夫なんですって。

例えば「来年結婚で引越しする。引越しと同時に就職したい」というのもOK。

引越し

結婚・離婚・親の介護…

プライベートの変化で転職する人は多いので、ファルマスタッフも慣れています。

急がない場合は、これからどんな求人情報を集めるかを打ち合わせることになります。

内容③すぐ求人情報が欲しい人の場合

できるだけ早く転職したい場合。

この場合は、こんな内容を話し合うことになります。

・希望する勤務条件

 

・希望地域で優良な情報

・面接対策

 

求人情報だけではなく、面接の準備や勤務先との条件交渉なども相談できます。

自力で情報を集めて応募するよりも、効率的です。

個別面談の平均所要時間は?

時計

個別面談で話し合う内容は人それぞれです。

平均的な面談時間は1時間~2時間程度なんですって。

私の友人の場合は、2時間かかったそうです。

「接客したくない」という熱い気持ちを訴えたから長めになったと言っていました(笑)

実際、30分程度では全然深い話はできません。

きちんと話を聞いてくれるのは助かります。

特に、子育て中の人や介護がある人などは希望も多いはず。

ワガママなぐらい、本音を話してもいいと思います。

個別面談はどんな場所でするの?

最後は場所の話です。

あなたも忙しいと思います。

個別面談したくても、遠い場所でしかできないなら困りますよね。

電車

個別面談の場所は、かなり融通がきくようです。

私の友人は兵庫県で個別面談をしたのですが、日程調整の際に次のように言われました。

日時:月~金9:00~21:00
※土曜をご希望の場合はご相談ください
 場所:1.弊社神戸営業所(三宮駅より1分)
    2.弊社大阪支店(JR北新地駅より3分)
    3.ご指定の場所に伺います(ご自宅最寄駅・勤務先近くなど)

 

兵庫県の場合は、平日は夜9時まで。

土曜日は要相談ですが、対応してもらえることが多いそうですよ。

場所も選べます。

友人の場合は営業所や支店だけでなく、自宅の最寄り駅も選べました。

カフェ

友人は自宅から徒歩10分の最寄り駅のカフェで面談をしたんですって。

嬉しいですね。

いかがでしょうか。

まだあなたは転職するとハッキリ決心できていないかもしれません。

でも、そういう人こそ登録して面談を受けたほうがいいと思います。

ずっとモヤモヤしたまま過ごすのって、ストレスがたまりますよね。

「決断するための材料集め」ぐらいの気持ちで、やってみてもいいと思いますよ。

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薬剤師1年目だけど転職したい!友人は理由を上手に説明して乗り切った

転職

以前「会話が苦手な友人が接客なしの薬剤師」に転職したことをお話しました。

すると、当ブログを読んだ方からこんなコメントをいただきました。

「薬剤師1年目の新米です。転職したいのですが、不採用になりやすいですか」

実は友人も、就職1年目で転職しています。

どうやって転職したのか。

工夫した点をインタビューしてきました。

友人は転職理由を工夫した

友人は当初、ドラッグストアに勤務していました。

友人は内気で会話が苦手。

上手く接客ができないので、1年目に転職を決意したのです。

転職

転職するにあたって、友人が悩んだのが「転職理由をどう説明するか」です。

「接客したくないから」なんて言ってたら、印象が悪すぎですよね。

私が面接官だったとしたら、職場の空気が悪くなりそうだから絶対採用したくないです…

就職1年目で転職する人は、必ず面接で転職理由を聞かれます。

(志望動機とは別で)

ここからが友人のすごいところ。

「転職理由を上手く説明できれば、絶対に採用される」

弱点を、武器に変える工夫をしたのです。

まあ、転職サイトの担当者のサポートがあったからできたらしいんですけどね(笑)

後ろ向きから前向きに変換するべし

まず友人が取り組んだのは、後ろ向きな理由を前向きに変換すること。

ウソをついてもボロが出ます。

真実の中で、前向きな理由へと変えようとしたのです。

そもそも友人の理想は、黙々と研究をするような仕事。

そこで、転職理由をこうやって変換しました。

・会話苦手、接客は嫌だ

・社会人経験のために、あえて苦手な接客業を選んだが、研究職への思いを抑えきれず転職を決意した

いかがでしょうか。

どちらも「接客業は嫌だ」と言ってるのは同じです。

でも、かなり前向きな発言になったと思いませんか?

ポイントは、自分の弱点を認めることです。

人と会話するのは苦手だけど、克服する努力は惜しまない。

そんな姿勢を面接の中でアピールすることで、乗り切ったのです。

スキルのアピールは絶対にNG

面接

もし、あなたが薬剤師1年目で転職しようと考えているなら「絶対にしてはいけない」ことがあります。

それは業務経験のアピールです。

例えば「半年間、○○業務を担当したので知識はあります」とか。

はっきり言って、社会人経験をアピールするなら3年でも足りないぐらいです。

1年目のあなたがアピールできるのは「やる気」「意欲」だけです。

友人の場合も意欲をアピールしました。

もし友人が「接客業を経験したのでコミュニケーション能力には自信があります」なんて言っていたら採用されなかったでしょう。

「今の職場はこういう理由で選んだ。働いているうちに、違う思いに気づいた」

このような流れに持っていけば、前向きな転職理由を説明できるようになると思います。

意欲を面接官に伝えるために

「この会社で働きたい」

あなたが本当にそう思っていても、面接官に伝わらない可能性がありますよね。

面接官

意欲は目に見えないものです。

どうやってアピールすれば良いのでしょうか。

ポイントは2つ。

・会社の良い点を調べる

・調べる過程も含めて説明する

採用担当者が見ているのは「あなたが長く働いてくれるのか」という点です。

本気で働きたいなら、会社について調べますよね。

「手間暇をかけて、こんなに調べたんです」という事実をアピールすることが、あなたの意欲アピールにつながります。

情報収集で企業ホームページを見るのは初歩です。

ネットで収集した情報でも、アピールすることはできますよ。

ホームページ

単に「御社はこんな商品を販売していますよね」はNG。

誰でも1分で調べられる情報を言っても、アピールにはなりません。

そうではなくて「御社の発行している冊子で、商品開発の担当者エピソードを読みました。品質管理へのプロ意識に共感しました。」など、調査過程+内容で説明しましょう。

大事なのは手間暇かけて情報を集めているかどうか。

時にはお店に出向いたり、その会社が発行している冊子を読むのもありです。

深いところまでしっかり調べたというエピソードそのものが、あなたの意欲として伝わります。

転職サイトのサポートは予想以上

いかがでしょうか。

今、あなたは現在の職場が嫌で仕方ないのかもしれません。

その「嫌だ」という気持ち、上手に利用すればものすごいエネルギーに変わります。

1年目で転職するには壁がたくさんあります。

自分ひとりだけでは、躊躇してしまう気持ちもよく分かります。

私の友人も、最初から上手く行ったわけではありません。

転職サイトの個別サポートがあったから転職できたと言っていました。

応援

友人の体験談については「薬剤師で接客なしの求人は?【会話が苦手な友人の体験談】」をご覧ください。