離れと瞬きについて【弓道の癖を直したい】

弓道の矢所

弓道をしていると悩みが尽きません。

弓道の悩みの中で多いのが、

離れの瞬間に「まばたき」をしてしまうこと。

今回は瞬きの癖を直す方法についてお話します。

ただし、紹介する内容は

先生や先輩に見られると怒られる可能性大!

こっそりやりましょう(笑)

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久しぶりに弓道するときの注意点【ブランクを早く取り戻す】

足踏み

受験・引っ越し・就職などで、しばらく弓道から遠ざかってしまった。

そんな人が弓道に復帰する場合、注意するべきポイントがあります。

これをやるのとやらないのでは、勘を取り戻すまでの時間が大きく違ってきます。

元の強さの弓で素引きするべし

弓道に復帰するとき、多くの人がやってしまいがちなのが軽い弓を使うことです。

「久しぶりだし、とりあえず8kgの弓で練習しよう…」

これをしてしまうと、復帰以前の弓を引けるようになるまでとても時間がかかります。

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弓道に復帰したときの最初の練習は、

もともと使っていた弓と同じ強さのもので

素引きをするところからスタートします。

巻藁や的前に立ちたいと思うでしょうが、

どうせすぐには上手く引けません。

まずは弓の強さに

体を慣らすことが先決です。

巻藁と的前練習を開始する場合

数日間素引きをして、

体が徐々に慣れてきたら巻藁練習に移ります。

ここで使う弓は、

2kg程度軽いものを使います。

素引きで体が慣れていれば、

2kg軽い弓を引けば「軽い」と感じるはず。

2kg下げてもキツいと感じるなら、

まだ素引き練習が足りないと思ってください。

的前に立つ場合も同じことです。

弓に負けない状態を作らなければ、

勘を取り戻すどころではありません。

軽い弓は1週間程度で卒業しよう

あなたが14kgの弓を引きたい場合は、

12kgの弓で巻藁練習を行ってください。

ただし、軽い弓を引くのは

1週間程度で卒業するべきです。

体は勘を取り戻そうとする中で、

12kgの弓に適応しようとするでしょう。

一度定着してしまうと、

2kg上げるまで

1年がかりになることがあります。

体を慣らす・勘を取り戻すことの違い

弓道で1年以上のブランクから復帰する人を見ていると、

「体を慣らす」ことと

「勘を取り戻す」ことを同時に行っている人が多いです。

この2つは全く違います。

初心者はなぜゴム弓練習から始めるのか?

まずは体を慣らす必要があるからです。

復帰する場合は、

体を慣らす練習なのか

勘を取り戻す練習なのか明確にすべきです。

的

混同したまま練習すると、

肩を痛めたり変な癖がついてしまいます。

ブランクから復帰後、なかなか的中が戻らない人はこのような失敗からスタートしているのです。

弓道で頭痛になる人へ【原因と予防方法】

悩む人

4月から弓道を始めた人も多いですよね。

練習が本格化してくると、

「弓道をすると頭痛がする」という人が出てきます。

意外と頭痛に悩んでいる人は多いのですが、

対処方法を知っている人が少ないのです。

弓道の動作は頭痛を起こしやすい

弓道によって起こる頭痛の8割は「労作性頭痛」です。

労作性頭痛とは、

運動中や運動後に起こる頭痛のこと。

心臓の鼓動に合わせてズキンズキンと

痛むことが多いです(拍動性)。

この労作性頭痛の主な原因は

血管の拡張、水分不足、頭の筋肉の硬直。

特に同じ動作を繰り返すスポーツで

起こりやすいと言われています。

弓道

弓道の動作は射法八節の反復ですよね。

同じ動きが多いです。

同じ動作を繰り返すと、

特定の筋肉にダメージが集中します。

特定の筋肉にダメージが蓄積されると、

栄養を筋肉に届けようと血流が一気に活発になります。

この結果、

血管が拡張して頭痛が起こることがあるのです。

さらには首を同じ方向に捻りながら

弓の負荷に耐えていますよね。

首筋の筋肉の疲労が

頭周辺の筋肉の硬直を誘発して頭痛が起こります。

また、弓道の場合は正座をします。

正座から立ち上がると

停滞していた血流が急にスムーズになります。

この変化によっても頭痛が起こる場合があるのです。

水分不足も頭痛の原因に

弓道は走ったりジャンプすることはありません。

他のスポーツと比べると動きが小さいのですが、

熱中症になる人の割合は他のスポーツと変わりません。

水分補給ができていない人が多いのです。

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水分補給ができていないと、

頭痛が起こりやすくなります。

練習前には必ず水分補給をしておきましょう。

弓道の頭痛を予防する方法①

弓道による頭痛を予防するには、

緑茶やコーヒーを飲むのが効果的です。

カフェインには鎮痛作用があるので、

練習前に飲んでおけば予防効果が期待できます。

コーヒー

がぶ飲みする必要はありません。

今までジュースを飲んでいたなら、

ジュースをやめて緑茶に変えるだけで大丈夫です。

弓道の頭痛を予防する方法②

射法八節は同じ動作の繰り返しです。

どうしても使う筋肉が偏りがち。

頭痛を予防するなら、

練習前にゴム弓で左射ちをしておきましょう。

全部の動作を逆にして、

右手で手の内を作って左手で引くのです。

ゴム弓

普段と逆の動作をすることで、

筋肉の硬直を予防することができます。

できれば、練習の合間の休憩時間中にするのが一番効果的です。

ただし、

道場の中でやると怒られるかもしれないので、

気をつけてくださいね。

師範や先生、先輩に怒られても

私には責任はとれません(笑)

色々試しても頭痛がとれない場合は、頭痛用のサプリメントも良いですよ。試合の前に飲んておけば安心できます。