肌荒れを早く治す【布団のダニ対策と化粧水で改善】<冬の乾燥対策>

布団

ニキビがよくできるし、

冬になると乾燥肌の悩みまで…

肌荒れって本当にしつこいですよねえ。

私は社会人になってからは、アゴのニキビがよくできるし、こめかみ辺りが乾燥してかゆくなったり、ほっぺたが乾燥でゴワゴワしたりしてました。

でもそれは去年までの話です!!

布団のダニ対策を真剣にしてから、肌荒れが格段に減ったんです♪

敵は顔ダニじゃなく布団のダニ!?

ニキビがよくできる人なら、顔ダニって気になりますよねえ。

顔の毛穴の奥に潜んでいるダニで、夜になると肌の表面に出てきて皮脂を食べて朝になると毛穴の奥に戻っていくんです。

私も去年までは、「ニキビ顔は顔ダニのせいだ!」って思って一生懸命洗顔して、洗顔フォームをあれこれ試していました。

ところが顔よりも洗うべき場所があったのです。

皮膚科の先生のアドバイスで気づくことができました。

たまたま去年の11月頃、こめかみが乾燥で赤く腫れたので皮膚科に薬をもらいに行ったんです。

その時に皮膚科の先生にニキビのこともついでに質問してみたら、「枕カバーやシーツを洗いなさい」と言われました。

布団のダニはヤバイ

皮膚科の先生に詳しく話を聞いて見ると、顔ダニは皮膚が綺麗な人にも生息しているもの。

余分な皮脂を食べて、皮膚の表面を弱酸性に保つ働きもしてくれるパートナーなんですって。

もちろん、顔を洗わず顔ダニが過剰に増えても肌が荒れます。

でも、顔ダニより布団に住むダニ(ヒョウダニ・ツメダニ)のほうが人体に悪いんです。

布団のダニ

布団のダニが厄介なのは、布団のダニの排泄物に含まれる消化酵素が肌バリアを傷つけること。

肌バリアが傷づくと乾燥しやすくなるし、雑菌や紫外線などの刺激に弱くなってしまいます。

布団のダニ

そして布団のダニに対して、人間の体は排除するために免疫細胞が働きます。

その結果、鼻水が出たり、肌が炎症を起こすことに繋がります。

布団のダニは顔ダニと違って、百害あって一利なしなんです。

枕にタオルを巻くだけでも効果あり

肌のことを思うなら、

毎日枕カバーやシーツを交換して洗うのが一番なんですが、

なかなか毎日は難しいですよね。

でも、枕だけでも頑張りましょう。

一番簡単な対策は枕にタオルを巻くこと。

枕カバーの上からでOKです。

そして、このタオルを毎日交換しましょう。

タオル

タオルを毎日交換して洗濯することで、

タオルの中に入ってきたダニを洗い流せます。

あと、毛布のかわりにバスタオルを使うのも効果的。

抱きしめて寝てもいいし、

丸めて掛け布団と敷布団の間に入れておくだけでもOK。

バスタオルも毎日交換すれば、

バスタオルに侵入したダニを洗濯機で洗い流せるので、

布団のダニを減らしていくことができます。

ダニってタオルのふわふわした生地が大好きなんですって。

その習性を利用してダニを少しでも減らすのです。

アーム付きusb扇風機

さらに徹底するなら、朝起きてから扇風機で布団に風を送るもの効果的です。

寝ている間に布団が吸った湿気を飛ばせばダニが増えにくくなります。

肌荒れ体質の人に良いスキンケアは善玉菌を増やすもの?

体質的にニキビ・肌荒れができやすい人っていますよね。

肌荒れしない人としやすい人の差ってなんだと思いますか?

遺伝的にお肌が強い人もいます。

でも、それだけが要因ではありません。

実はお肌の表面に済む善玉菌や悪玉菌の差が大きいと言われています。

私たちの肌は、自分だけで守っているわけではないのです。

お肌に住む常在菌の中には、保湿成分を出してくれる良い菌もいます。

逆に悪さをする悪玉菌もいます。

腸内細菌

肌荒れしにくい人は善玉菌の数が多いので、肌が荒れにくいんですって。

お肌の善玉菌を増やすことができれば、雑菌、顔ダニ、顔カビにも負けない肌に近づけます。

詳細については「顔ダニと顔カビの症状の違い」をご確認ください。

ココナッツオイルで顔ダニ対策はできるか【ニキビ・肌荒れ予防】

繰り返し大きなニキビができると、

顔ダニ対策が気になりますよねえ。

最近人気のココナッツオイルは顔ダニ対策になるんでしょうか?

ココナッツオイルで顔ダニが増えないか

私がまず気になったのが、

ココナッツオイルで顔ダニが増えないのかどうか。

結論から言うと、

顔ダニは増えません!

顔ダニは皮脂を好んで食べます。

「油が好きなんだったら、ココナッツオイルも好きなんじゃないの?」

って思いますよね。

皮脂の主成分はグリセリン脂肪酸エステル。

ココナッツオイルの主成分は中鎖脂肪酸とラウリン酸です。

同じ油でも成分が違います。

ココで注目なのがラウリン酸

ラウリン酸には強い抗菌作用があるんですが、

顔ダニにとっても苦手な成分です。

つまり、ココナッツオイルで顔ダニが異常繁殖するようなことはないんですって。

ココナッツオイルで顔ダニの肌荒れが治るのか

顔ダニが増えないなら、

ココナッツオイルで顔ダニ対策できそうですよね♪

ところが…よくよく調べてみるとそうとも言えないことが分かりました。

ココナッツオイルを肌に塗るのは、

肌が健康なときに肌荒れを「予防する」ときには効果的なんですが、

すでに荒れている肌・ニキビに塗るのは

症状を悪化させる可能性があるんです^^;

ココナッツオイルの主成分の一つ、ラウリン酸。

母乳にも多く含まれている成分なので体に優しいイメージがあるんですが、

抗菌作用はかなり強いです。

ニキビなどに直接塗るのは肌に負担をかけてしまい、

逆効果になる可能性が高いんです。

ニキビがたくさんできている状態では、

塗るのではなく食べるほうが効果的です。

飲む

ラウリン酸は体の免疫力を高めてくれるので、

食べることで肌の抵抗力も上がります。

肌荒れがひどい間は食べるだけにして、

塗るのはお肌の調子がいいときだけにするのが賢い使い方です。

ニキビや肌荒れがひどい状態のときは、

ココナッツオイルよりも角質ケア・保湿ができる

肌荒れ専用のケア用品を使ったほうが良さそうです。

 
>>顔ダニが異常増殖するとこんな顔になります

顔ダニと鼻の治療【皮脂の過剰分泌をとめるケアの仕方】

鼻の顔ダニ

「何度も繰り返し鼻にニキビや吹き出物ができた。」

「炎症で赤い部分が増えてきた…」

お肌の悩みってなかなか解決しないですよね。

特に鼻は顔の中でも目立つ部分なので、ほかの場所以上に気になります。

顔ダニの増殖が気になる人へ

顔の肌荒れ

顔ダニは皮脂を好みます。

「顔ダニ対策=過剰な皮脂対策」と言ってもいいでしょう。

鼻は顔の中での皮脂が多い箇所。

皮脂の過剰分泌で顔ダニが増えすぎると、死骸や排泄物が毛穴に詰まって吹き出物、ニキビ、炎症が起きます。

鼻の皮脂が多い原因

鼻の皮脂の過剰分泌を止めたい。

あなたはきっと、色々なサイトで鼻の洗い方や保湿・スキンケアの方法を調べていると思います。

確かに、出すぎた皮脂はちゃんと洗ってあげる必要があります。

でも…

鼻や顔ばかりケアしても鼻の過剰な皮脂分泌は止まらないんです。

そもそも皮脂は、肌の乾燥防止や外からの刺激のバリアをしています。

その皮脂が分泌され続けるということは、体のどこかが乾燥・皮脂不足になっている証拠です!

鼻から皮脂が過剰分泌される人の多くが、顔のどこかが皮脂不足になっています。

・頬骨付近

・耳

・前髪の生え際

・こめかみ

顔全体を触ってみて、感触が違う場所はないでしょうか?

顔の肌荒れ

人間の体は、皮脂をピンポイントで出せません。

どこかで肌の皮脂不足を察知すると、周辺の皮脂腺を巻き込んで皮脂を分泌させます。

鼻はもともと刺激を受けやすいので皮脂腺が多い場所。

そのため、まわりで皮脂不足があると鼻の皮脂も活発に皮脂を出してしまいます。

結果的には、鼻の部分は過剰に皮脂が出てしまうんです。

鼻の顔ダニ対策は顔や首全体で

鼻の皮脂が多いから、鼻を一生懸命洗って集中的にケアする…

こういうやり方では鼻の皮脂の分泌は止まりません。

洗顔

必ず顔全体、耳の裏や首も含めてケアしてあげる必要があります。

首や耳、アゴの下などはケアを忘れがち。

意識して洗って保湿すると目に見えて変わってきますよ。

鎖骨から上は全部保湿するくらいの気持ちでいいと思います。

顔ダニ対策は駆除ではなく共生を

悪者にされがちな顔ダニ。

でも、良いこともしてくれます。

適切な数なら、肌を弱酸性に保つ助けをしてくれます。

肌にダメージを与える悪玉菌の増殖を防ぐことにつながるんです。

菌のイラスト

大事なのはバランスです。

皮膚の表面に住む善玉菌・悪玉菌、顔ダニなどが良い配分なら、肌は綺麗になります。

この点については「顔ダニと市販薬の話」をご覧ください。