弓道で強い弓を引くメリットとは?実はデメリットの方が多いかも

弓道

今回、読者さんからこんな質問が届きました。

「強い弓を使ったほうが上達が早いって本当ですか?」

強い弓をかっこよく引いている人を見ると、憧れますよね。

でも、ちょっと待った!

私はそれで大失敗したことがあります。

過去に、私は20kgの弓を引いていたことがありました。

でもあの頃を振り返ると、今でも後悔しているのです。

今回は体験談をもとに、メリット・デメリットを話したいと思います。

なぜ強い弓を引きたがるのか

弓道

弓道には「強い弓が良い派」「無理することない派」がいます。

私が勝手に命名しました(笑)

強弓が良い派の主な主張をまとめると、こんな感じです。

・小手先が通用しないから上達が早まる

・安定感が増す

・射型の乱れ始め(前兆)に敏感になる

さて、あなたはどう思いますか?

特に「小手先が通用しないから…」という理屈は説得力があるように思いますよね。

ところがです。

現実はそう甘いものじゃない。

強い弓に飛びついて、ダメになってしまう人が大勢いるのです。

強い弓でダメになるって何?

強い弓の良さを聞くと、とても魅力的に感じます。

でも、それはデメリットを見ていないからです。

強い弓には、こんなマイナス面があります。

・小手先を助長することが多い

・的中率が下がる

・射型が崩れる

・体を痛める可能性が高まる

強い弓を引く理由として語られる「小手先が通用しない」という理論。

これは、実際にはマイナスに作用することが多いです。

人間って、本当によくできています。

強い弓を引くと、本能的に自分の体を守ろうとするのです。

射が未熟な人が強い弓を引くと、どうにか弓の力を逃がそうと体が反応し始めます。

・肩を上げる

・体を捻る

・手だけで下ろす

色々な方法で、出来る限り体に弓の力が来ないようにしてしまう。

結果的に射型が縮こまってしまうのです。

厄介なことに、この変化はすぐには起きません。

最初は今まで通りの射型をキープできることが多いのです。

本人が自覚できないぐらい少しずつ崩れる…

自分や周りが気づいた頃には、すぐ修正できないぐらい体に癖が染み付いてしまいます。

弓道

こうなると的中率は下がる。

中てたいから、小手先で制御しようとしてしまう。

悪循環です。

さらには不自然な射型で、体の一部分に負担が集中すると炎症を起こします。

心技体、全てに狂いが生じるのです。

私は今まで、何人もこのようなパターンを見てきました。

もちろん注意するのですが、聞いてもらえないことが多いですね。

「自分はできる」という自信と優越感。

最初は的中率が変わらないから、余計に大丈夫だと思ってしまうのです。

そもそも、弓を強くしても的中率は上がりません。

12kgもあれば的中率8割以上を達成することは可能です。

弓を強くすることに、大したメリットはないのです。

下手すりゃ引退一直線だった私

偉そうに言っていますが、私も以前は同じでした。

特に高校生の頃、強い弓に憧れた時期があったのです。

高校2年生から3年生にかけて、こんな風に弓を取り替えては試していました。

高2の4月:13kg

高2の7月:15kg

高2の10月:20kg

高3の4月:15kg

短い期間で、コロコロと弓を替えました。

高2の7月の段階では的中率が大きく向上していたので、調子に乗っていたのかもしれません。

部の倉庫から、古い弓を引っ張りだしては試す日々。

20kgの弓を引いたときは、誇らしかったのを覚えています。

でも、これがいけなかった。

的中率はどんどん低下。

射型は、自分でも分かるぐらいに不自然な状態に…。

弓道

そのうち、肩に違和感が出るようになってしまいました。

毎日、違和感や痛みを誤魔化しながらの弓道生活。

試合は休みたくないし、必死でした。

もっと肩の状態が悪くなっていたら、試合に出られず高校弓道を引退していたでしょう。

なんとか引退は回避できましたが、今でも悔いが残ります。

高校生活や大学生活はあっと言う間です。

怪我すると、回復する頃には公式戦が終わっているかもしれません。

社会人なら「また来年」でも良いですが、高校弓道や大学弓道ではそうはいかない。

今このブログを読んでくれている、そこのあなた。

不用意に強い弓に手を出して、私のように後悔しないようにしてくださいね。

それでも強い弓を使いたい人へ

それでも強い弓を引いてみたい。

その気持ち、よく分かります。

チャレンジするのは良いことですが、正しい方法で挑戦しましょう。

以前「弓道で弓を買ったら中らないを防ぐ」のときにも言いましたが、弓の強さを変えるなら慎重に行うべきです。

できれば1kgずつ、ジワジワと上げていくのがおすすめ。

これならマイナスの影響を減らしながら強い弓を引くことができます。

弓道

例えば、あなたが12kgの弓を引いていて、15kgの弓を引きたいと思った場合。

まずは13kgの弓を1ヶ月使ってみる。

慣れてきたら14kgの弓を1ヶ月。

いきなり15kgに挑戦するのはおすすめしません。

徐々に体を慣らしながら、強くしていくべきです。

そしてもう一つ言うなら、男性でも18kg以上の弓に手を出すのは危険です。

かなり体を鍛えていないと、負担が大きすぎます。

遠的を意識しないなら、弓の強さは12kgでも十分です。

強くても16kg程度で良いと思いますよ。

それ以上になるとデメリットの方が目立ちます。

強い弓に憧れる気持ちは分かりますが、落ち着いてよく考えてから挑戦してくださいね。

棒矢を的前で射つとどうなる?昔のゾッとした体験談

棒矢を的前で射つとどうなる

昨日、駅前を歩いていたら高校生っぽい弓道部集団とすれ違いました。

そのとき、こんな会話が聞こえてきました。

「棒矢って的前で射つとどうなる?」

…実は私、高校生の頃(10年前)に試したことがあるのです。

そしてゾッとする体験をしました。

今回は、バカな真似をする人が増えないように私の体験談をお話したいと思います。

中から大前に的中

当時、私の高校の弓道部では日曜日が休みでした。

その日の私は、何か忘れ物でもしたのでしょうか。

休みの日にわざわざ学校に出向き、一人で練習を始めたのです。

最初は、道場を独り占めできて嬉しかったですねえ。

だけど一人で黙々と練習すると、案外つまらないものです。

途中で集中力が切れてしまい、つい普段はできないことを試してみたくなりました。

「棒矢を的に向かって射つとどうなるだろう」

やめときゃいいのに、やってしまったんですね。

恥ずかしい話です。

棒矢を的前で射つのは初めてでしたが「真っ直ぐ飛ばすのは難しい」ということだけは知っていました。

「大前」や「落ち」は避けて、「中」に的を設置して実験したのです。

まずは緊張の1射目。

棒矢はフラフラと揺れながら、大前に的中。

棒矢を的前で射つとどうなる

中の的を狙ったのに、大前まで飛んでいってしまいました。

…やっぱり難しい。

2射目は右隣(二的)の6時方向へ。

「次こそは!」

調子に乗った私が射った3射目。

これが、予想外の動きをしてしまいます。

あわや大惨事

調子に乗ると天罰が下ります。

弓道をナメていた私も例外ではなかったようです。

3射目を行ったとき、あり得ない光景が目に飛び込んできました。

矢が飛び出してすぐに大きく曲がり始めたのです。

私から見ると、ほぼ直角に右に曲がったように見えました。

棒矢を的前で射つとどうなる

大きく右カーブを描き飛ぶ棒矢!

なんと射場と外を仕切るフェンスを超えて飛び出してしまったのです。

大慌てで棒矢を探しに行くと、矢が飛んだ先には私の荷物があったのです。

嫌な予感!

ゆっくり近づいていくと…私のウォークマンの液晶画面が見事に割れていました。

ウォークマン

高校生にとってはウォークマンは高い買い物です。

メチャクチャ落ち込みました…

そして同時に怖くなりました。

もし人がいたら…

誰もいなかったから大事にはなりませんでしたが、今思い出してもゾッとします。

ようやく自分のやっている事の意味を理解した私は、二度と弓道でふざけることはなくなりました。

棒矢が真っ直ぐ飛ばない理由

ところで、なぜ棒矢は真っ直ぐ飛ばないのか知っていますか?

理由は羽根です。

矢って、思った以上に複雑な動きをしているんですよ。

Youtubeに分かりやすい動画があったので紹介します。

弓道のスロー映像、なかなか面白い動画ですよね。

ご覧の通り、最初は矢がクネクネしています。

これは弦の反動が矢に伝わった衝撃で、矢が一時的に変形しているのです。

これはどんな達人でも同じです。

あなたの矢も、離れた直後はクネクネしているんですよ。

でも途中から矢が回転し始めると、姿勢が安定しています。

回転することで矢に1方向に向かう力の流れができて安定するのです。

羽根がなければ、矢は姿勢を制御できません。

棒矢の動きに合わせて曲がって飛びます。

風の影響もモロに受けてしまうので、まさにコントロール不能・運任せです。

サッカーボール

野球のナックルボールや、サッカーの無回転シュートなども似たような原理ですね。

回転を失うと、物は安定して飛ばないのです。

武器だと忘れていませんか?

いかがでしょうか。

好奇心で試してみたくなる気持ちは分かります。

こんな私が言うのもなんですが、絶対にやめてください。

ものが壊れるだけならマシです。

もしかすると、人を傷つけてしまうかもしれません。

弓道と危険

弓矢は武器です。

決してそのことを忘れてはいけません。

何か事故が起これば、廃部や道場閉鎖などもありえます。

そうなったら、仲間になんとお詫びしますか?

弓道では安全の確保が第一。

それを破れば二度と弓道ができなくなるかもしれない…ということは忘れずに。

>>弓道にピッタリな熱中症対策を見つけた

弓道で夏の暑さ対策はどうしてる?熱中症を予防するために

弓道の暑さ対策グッズ

弓道の夏は暑い!

道場が狭いと人口密度が高すぎて蒸し風呂状態。

道場の向きによっては、朝日や西日の直射日光が…

集中して練習するためにも暑さ対策は必須。

今回は暑さ対策グッズを色々と紹介したいと思います。

服装自由ならこれが1番

まずは、練習中の暑さ対策。

練習中の服装が比較的自由な学校や道場ならおすすめがあります。

ネッククーラーです。

弓道とネッククーラー

これは使う前に水に浸しておくことで、気化熱で首周りを涼しくしてくれるグッズ。

首の後ろを中心に覆うタイプなので、弓道の邪魔になりません。

ネッククーラーにはタオルやスカーフタイプが多いのですが、弓道には不向き。

弦に引っかかると危険です。

弓道でネッククーラーを使うなら、首にピッタリフィットするものを使いましょう。

私はこの写真の商品と同じものを愛用しています。

道着を着ていても使えるのが嬉しいポイント。

意外と誰にも何も言われません。

正面から見ると目立ちませんから。

私が大学生の頃、怖い先輩に「それは何だ」と言われたことがあったのですが「サポーターです。首を痛めまして…」と言ったら納得してもらえました(笑)

さすがに試合では外しましたけどね。

首周りを冷やすと体感温度が全然違います。

休憩の合間に着用するだけでも楽になりますよ。

休憩中に使うならタオルタイプでもOK。

コンビニで買うと割高なので、ホームセンターや通販を利用しましょう。

>>詳細はこちらから

バレずに涼しくなるためには?

服装が自由なら方法は色々ありますが、難しい場面も多いですよね。

試合中にネッククーラーとかまず無理だし、厳しい学校や道場ではを装着するのは厳しい。

でも大丈夫ですよ。

ちょっとした方法があります。

用意するものはこちらです。

・クーラーボックス

・着替え用のインナーや足袋

・氷or保冷剤

あなたは練習中や試合の合間に、インナーや足袋を着替えていますか?

着っぱなしならもったいない!

インナーや足袋がどれだけ体感温度に影響を与えることか!!

ぜひ、これから長時間練習する日や試合当日には、交換用の足袋やインナーも用意してください。

そのまま着替えるだけでも涼しくなるのですが、クーラーボックスで冷やすと気持ちいいですよ。

インナーや足袋が冷えていると、体の熱がスーッと抜けていきます。

弓道の熱中症対策

頭から水をかぶるような感じですね。

あれに匹敵するぐらい涼しいです。

私の知り合いには、インナーを濡らした状態で冷凍して持ってきている人もいました。

冷凍までしなくても、クーラーボックスで冷やすだけでも全然違います。

そもそも、男性でインナーを着ない人もいるかもしれません。

素肌の上から道着を着るのはやめましょうね。

道着は吸湿性が悪いから、逆に暑さが増します。

インナーの上から道着を着たほうが絶対に涼しいですよ。

袴の中に保冷剤は恥のもと

誰でも一度は考えることがあります。

「袴の中を保冷剤で冷やせば涼しいんじゃない?」

結論から言います。

袴の中に保冷剤を仕込むのはやめましょう。

実は私、袴の中に保冷剤を仕込んだことがあります。

袴の内側にセロハンテープで貼り付けて。

しかも他校との練習試合当日です(高校生のころ)。

あの日は異常に暑くて、私の頭も茹で上がっていたのでしょうね。

急に思いつきでやりたくなったんです…

思いついたときは「オレって天才!?」なんて自画自賛していました。

調子に乗っていました。

そして悲劇が起こります。

試合開始直前、ふと気づくと私が通った後に保冷剤がポトポト落ちていたのです。

卵を生みながら歩くように…

他校の生徒に見られてクスクス笑われたし、顧問の先生には怒られるし…散々です。

しかもあまり涼しくなかったし。

恥ずかしい

今思い出しても恥ずかしい…

あなたも保冷剤を服に仕込むなら、よく注意してやってくださいね。

自己責任です(笑)

ミストシャワーを導入してる学校も

次は備品でおすすめを一つ紹介します。

ミストシャワーです。

弓道の暑さ対策グッズ

弓道の練習環境って、学校や道場によって全然違いますよね。

とある私立学校の弓道部で、ミストシャワーを使っているのを見たことがあります。

道場の裏の休憩スペースみたいな場所に設置して、涼んでいましたよ。

羨ましい!

写真では地面から上に向かって噴射していますが、その学校は壁に設置して霧を出していました。

本当に涼しかったなあ…

ミストシャワーって高そうだと思っていたのですが、実は安いものなら千円ぐらいで買えます。

設置も簡単なんですよ。

蛇口にカチッとハメるだけですから。

部費や道場の経費で買うのが無理なら、個人で買って設置してもいいと思います。

ただし、道場の中に設置するのはやめましょうね。

弓や弓掛けにカビが生えますから…

>>詳細はこちらから

少しのことで大きな違い

いかがでしょうか。

弓道では服装に制限があるので、暑さ対策しづらいです。

それでもちょっとした工夫をすればだいぶマシになります。

色々と挑戦してみてくださいね。

>>弓道とプレッシャー【3つの対策で勝負をかけろ】

近的矢で遠的はできる?実際にやってみた

遠的

弓道の試合はほとんど近的です。

ただ、国体など一部の試合では遠的も行われます。

そこで困るのが、矢をどうするか。

遠的用の矢を使うのが1番なんですが、安い買い物ではありません。

「どうせほとんど使わないし、もったいない…」

もし、近的用の矢で遠的を行うとどうなるのか?

どれぐらい不利なのか実体験をもとにお話します。

ハッキリ言って勝負にならない

まず結論から言います。

近的用の矢で出場すればまず勝てません

私が初めて遠的を練習したのは高3のときでした。

国体最終予選に出場するために、遠的を覚える必要があったのです。

遠的と近的

その頃の私は絶不調だったこともあり、国体選手になるのはほぼ諦めていました。

試しに近的用の矢で、遠的を練習してみると的中率は1割ぐらい。

「遠的って難しいな…」と、焦ったことを覚えています。

そんな私を見かねたのか、部費(?)で遠的矢を購入してくれることになりました。

もしかすると何らかの強化費用だったかな…ちょっと記憶が曖昧です。

遠的用の矢を使ってみると、ビックリです。

1日で的中率が6割以上に伸びました。

このときほど矢の性能に感動したことはありません。

「もうちょい練習すれば国体選手になれるかも…!」なんて思ったりしました。

早気がピークだったので無理でしたけどね(笑)

狙いが握りこぶし1個以上変わる

近的矢の何が不利なのかというと、狙いの高さです。

遠的用の矢と近的矢では、狙いが握りこぶし1個以上変わります。

近的矢で遠的

私はずっと15kg前後の伸寸を使っているのですが、近的矢では届かせるのがやっとでした。

とても、精密に狙うなんてできません。

根性で練習すれば距離感を覚えるかもしれませんが…

覚えたとしても本番では大きな壁が立ちはだかります。

本番では景色が違うから距離感が狂う

遠的と弓道

遠的は60メートル先の的を狙います。

遠的って、思った以上に周りの景色の影響を受けますよ。

同じように狙っているつもりでも狂いが出ます。

本番と全く同じ場所で練習できるなら近的矢でも距離感を出せるでしょう。

でも、そんなことできないですよね。

近的矢で大きく上を狙う射では、距離感を覚える頃には試合終了。

よほど勘の良い選手でない限り、近的矢で勝つのは不可能に近いと思います。

近的矢と弱い弓ではネットにあたる

遠的の試合会場によっては、上空に飛びすぎ防止のネットが張ってあることがあります。

このネットが曲者です。

近的矢で遠的の的を狙うには、上の方を狙う必要がありますよね。

そうすると、ネットに矢が当たってしまうことがあるんです。

弓道と遠的矢

実際、私が出た試合でも矢が上空のネットに当たっている人がいました。

当然、結果は残念です。

見ているこっちが「かわいそうに…」と切なくなりましたよ。

会場によっては、そのような不測の事態が起こるかもしれません。

近的矢で遠的を行うには、最低でも14kgぐらいの弓でないと厳しいと思います。

矢尺が合っていなくても遠的矢が良い

弓道の矢は、一人ひとりに合わせて長さを調整しますよね。

遠的用の矢も同じです。

高3のときに部費で買ってもらった矢は、私の矢尺に合わせてもらいました。

でも部費で買ったので弓道部の備品扱いです。

誰でも使えます。

遠的

ある時、私より10センチ以上背の低い子が私に合わせた遠的矢を使っていました。

「お前には長過ぎないか?折るなよ(笑)」

軽口を言いながら、練習を見ていたのですが…

思った以上に、いい感じで届くんですよね。

私とその子の矢尺は全然違うはずですが、それでも長過ぎる遠的矢のほうが的中率は上でした。

それぐらい、遠的矢の飛距離性能は違います。

部費で買ってくれるように交渉してみて

いかがでしょうか。

近的矢で遠的競技に出るのはハッキリ言って無謀です。

それでも、高い買い物ですよね。

もしあなたが学生で、遠的矢を使いたいなら部費で購入するように働きかけてはどうでしょうか。

部の備品扱いにするなら買ってくれるかもしれません。

弓道の矢

ある学校では2種類の長さの遠的矢を共有していました。

多少の矢尺の違いには目をつぶっても、遠的矢を使うほうが的中率は高いですよ。

もしくは、学校ではなくて地域の弓道協会に眠っている遠的矢がないか聞いてみるとか…

いずれにしても、近的矢で戦うのは不利です。

不利を承知で戦うのもありですが、周りに相談してみるのをおすすめします。

>>弓道と食事の関係【こんな人は試合で損しているかも】

ゆがけにカビが生えた!除去方法と再発予防のコツ

弓道と友達

ゆがけは弓以上に大切な道具です。

「かけがえのないもの」の由来になったと言われるほど、射手のパフォーマンスに直結する道具。

そんな大切なゆがけ。

ふと気づくと、カビが生えてきた…

ショックですよね。

今回は、カビが生えた時の対処法と再発防止についてお話します。

歯ブラシが1番効果があった

まず結論から言います。

ゆがけのカビ落としには、歯ブラシが1番です。

歯ブラシ

私も色々と試行錯誤したのですが、見た目と再発率の低さで言えば歯ブラシがダントツでした。

歯ブラシでゴシゴシこすり落とす。

原始的ですが、再発防止や被害拡大を防ぐ意味でも有効な方法です。

カビは湿気と栄養さえあれば、どんどん増殖します。

タオルで拭き取るぐらいでは、根深いカビを除去しきれません。

ゆがけが傷むのが心配かもしれませんが、それぐらいしなければ見た目が変わりません。

頑固なカビ汚れには、紙やすりを使うのも有効です。

やり過ぎはゆがけを傷めるので、ゆっくり慎重に削ってください。

消毒用エタノールは?

カビ対策と言えば、消毒用エタノールです。

私も試してみたことがあるのですが、初期のカビなら有効ですね。

布を消毒用エタノールに浸して、こすりつけるように拭くととれることがあります。

ただし、時間が経過したカビには効果がありません。

根深いカビは、歯ブラシや紙やすりで削るしかないのです。

カビキラー系は後悔するぞ

爪水虫とカビキラー

「カビ退治なら、カビキラーでしょ」

カビキラー・カビ取りハイター…お風呂用のカビ取りグッズを使えば、なんとかなりそうですよね。

でも、絶対にやめてください。

確かにカビは退治できるかもしれません。

でも、ゆがけが大きく変色する可能性が高いです。

変色するとカビより目立つし、汚く見えます。

一度変色してしまうと元に戻せません。

カビキラーなど、塩素系漂白剤が入った商品を使うのはNGです。

保管用の袋はすぐ捨てるべし

ゆがけに生えたカビは歯ブラシなどで落とす。

これで終わりではありません。

カビはしぶといので、見えなくても生きています。

さらに、カビで手強いのが胞子です。

カビは増殖するとき、胞子を飛ばします。

胞子が付着している場所は、条件が整えばすぐに増殖しカビ汚れになりますよ。

菌のイラスト

注意したいのが、保管用の袋です。

ゆがけにカビが生えたなら、保管用の袋の中にもカビや胞子が付着しています。

せっかく手入れしても、そんな袋を使い続けたら…

ご想像どおり、ちょっとした湿気でもカビが増殖するようになりますよ。

ゆがけにカビが一度でも生えたなら、袋は捨ててください。

新品の袋で保管しましょう。

下がけも新品に交換がおすすめ

弓道

カビ対策で忘れてはいけないのが、下がけです。

ゆがけにカビが生えたなら、下がけにもカビが付着しています。

洗濯である程度は落ちるのですが、万全を期すなら新品に交換するのがおすすめ。

それから、ちゃんと毎日交換していますか?

冬でも毎日交換しないと、カビは死滅しませんよ。

夏場なら、3時間おきに交換してもいいぐらいです。

下がけは汗や皮脂をたっぷり吸っています。

カビにとっては天国のような場所でしょう。

特に臭いが気になる人は、コマメな交換を忘れずに。

乾燥剤はコマメに交換すべし

ゆがけを保管する際、乾燥剤を使っている人も多いと思います。

乾燥剤、コマメに交換していますか?

乾燥剤

乾燥剤は無限に湿気を吸い取るわけではありません。

交換しないと、全くの無意味になってしまいますよ。

特にお菓子の袋などに入っている小さな乾燥剤。

夏場なら2日も使えば湿気を吸い取ることができなくなります。

乾燥剤を使うなら、靴用の乾燥剤がおすすめです。

大容量で、湿気をグングン吸い取ってくれます。

百均に行けば、靴用の乾燥剤が売っています。

5個セットで百円とか、種類も豊富で使いやすいですよ。

ゆがけのカビは美容の敵

取懸け

あなたはニキビや肌荒れで悩んでいませんか?

ゆがけのカビは、美容にとっても天敵です。

ゆがけにカビが生えると、使うたびにあなたの手にもカビが付着します。

手を洗えばすぐ落ちるので、そこまで神経質になる必要はないのですが…

問題なのが顔をよく触る人です。

あなたは顔を触っていませんか?

おでこ、目、ほっぺ、あご…

自分でも気づかないうちに、顔を触っていることがよくあります。

手で顔を触る時、手についたカビやばい菌も顔に付着してしまうんです。

すると、どうなるか?

お肌の表面の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れて、肌荒れしやすい状態になるんですよ。

ゆがけのカビは、見た目や臭いだけの問題ではないんです。

あなたの肌荒れにも直結する問題です。

ゆがけを外した後は、すぐ手を洗うこと。

そして、顔を触る回数を極力減らすこと。

肌荒れで悩んでいる人は、意識してくださいね。

>>顔カビと顔ダニによる症状とは?

弓道の弦は試合直前に新品に替えても大丈夫?

弓道

弓道の試合の日が近づいてきた!

準備を進める中で、気になるのが弦です。

「結構使ってるから、新品に替えておこう」

ちょっと待った!

試合直前に新品に替えるなら、やっておくべきことがあります。

ぶっつけ本番だと的中率に悪影響があるかもしれませんよ。

弓把の高さが安定しない

1番的中率に影響するのが、弓把の高さです。

(把は正確には弓へんに巴)

弓把

新品の弦は、弓把の高さが安定しにくいと言われています。

一般的には、弦の交換は試合の一週間前から3日前までに済ませるべきです。

では、試合の前日や当日に交換するのはダメなのでしょうか?

大丈夫。

方法はあります。

製品によって差があるのですが、40射程度で安定し始めると言われます。

巻藁などで、試射しておきましょう。

素引きでは効果が薄いので、巻藁練習で対処します。

中仕掛けの安定性も変わる

中仕掛け

新品の弦に取り替えたら、中仕掛けを作りますよね。

これも、作ってすぐ本番はよくありません。

・中仕掛けと弦の馴染み具合

・実際に取懸けしたときの感触

微妙な変化が、本番の的中率に大きく関係する可能性もあります。

個人的には、中仕掛けに慣れていないと的中率が下がる気がします。

全く根拠のない思い込みレベルですが「違和感」は一つでもなくしましょう。

弓の強さによっても変わる

15kg以上の強めの弓を使っている人は、弦への影響が大きいです。

弓道と弦

私は伸び寸の「響」という弦をよく使います。

弓は15.5kgです。

この組み合わせだと、最初の50射は全く弓把が安定しません。

10射ごとに調整が必要なほどです。

強い弓を使っている人ほど、直前の弦交換は不安定になりがち。

1週間前に交換する癖をつけましょう。

替え弦は大丈夫?

実は私は試合で弦を切ったことがありません。

でも、替え弦の準備は入念にしていました。

あなたの替え弦、使い慣れていますか?

・全くの新品

・古くていつ買ったか分からない

こんな状態の替え弦は絶対にNGです。

弓道

私は高校生のとき、県大会でこんな事件を目撃しました。

1射目で弦切れ

替え弦の1射目で弦切れ

4寸伸びだったため、替え弦が見つからない

弦がなくて棄権の危機

他校の生徒から譲ってもらい続行

他校の生徒だったのですが、棄権になる一歩手前でした。

4寸伸びの人は少ないと思いますが、替え弦はしっかり準備しておきましょうね。

古い弦は切って取り替えるほうがいいのか?

弦の交換をするとき「弦を張った状態で切って交換するほうがいい」と聞いたことはありませんか?

わざと弦切れをすることで、弓の疲労蓄積を解消できる。

そんな理由で語られることが多いです。

実際には、そんなことする必要はありません。

特にグラス弓、カーボン弓なら全くの無意味。

周りに迷惑をかけるだけなのでやめましょう。

もしあなたが使っているのが竹弓だったとしても、効果はほとんどありません。

わざとハサミを入れて切るのは、思わぬ事故につながるリスクのほうが高いです。

古い弦のまま試合に出るのはやめよう

弓道

今、弦を交換するか悩んでいるならすぐ替えてください。

本番で弦切れを起こすと、仲間の的中率にも大きく影響します。

私は今まで何年も弓道を見てきましたが、弦切れを起こした人の後ろの人が中ったのを見たことがありません。

感覚的には30射0中ぐらいでしょうか。

目の前で弦切れされると、切った本人以上にリズムや集中力が乱れるのでしょう。

試合前の準備は万全に。

道具も、心も。

弓道で虎口が痛い【手の内の皮むけ・ヒリヒリ対策】

手の内

弓道を熱心に練習していると、

左手がボロボロになることがあります。

手の内、特に虎の口付近の皮がむけて痛いですよね。

親指の内側(弓が触れる部分)とか付け根とか…

私の場合は身長的に伸寸の弓を使うのに、

手が小さいから本当に苦労しました。

手が小さい人の手の内のコツはこちらを参照

手の内が悪いからダメという指摘は意味が無い

「手の内が痛いです」

こういう相談をすると、

「手の内が悪いからダメなんだ」と指摘する人がいますよね。

弓道ではこういう指摘をする人が多いのですが…

この指摘は全く意味が無いことです。

そもそも、

どんなに完璧な手の内をしていても、

一日に何百何千と射れば手は荒れます。

押し手かけやテーピングは効果が薄い

左手を守る定番といえば、

押し手かけ。

押し手かけ

私も使ったことがあるのですが、

イマイチ痛み対策にはならないんですよねえ。

テーピングも同じですね。

多少はマシになるんですが…

もし、皮むけを防ぎたいなら、

押し手かけやテーピングよりも

指なし手袋のほうがおすすめです。

指なし手袋

白ならテーピングのように見えるし、

サッとはめて、すぐ外せるので楽でした。

クッション性があるので、

痛みはかなりマシになります。

 

手のマメが水ぶくれのようになった手のケア

手の内がボロボロになってひどくなってくると、

水ぶくれのようなものができて、

破れるとすごく痛いです。

マメが潰れると辛いですよねえ。

このような場合、消毒するぐらいしか

対処しない人も多いのではないでしょうか。

治って練習を再開したら、

すぐに同じ状態になるかもしれません。

手の皮が治ったら、

予防のためにハンドクリームを塗る習慣をつけましょう。

特に尿素入りのハンドクリームは良いですよ。

ご家族で使っている人がいれば、

一度試してみてください。

ちなみに私は、コレールブルーハンドクリームを使っています。

 

弓道で左利きは有利か不利か【アーチェリーとの違い】

弓道場

弓道に限らず、日本の武道や伝統芸能では左利きへの配慮がないとよく言われます。

左利きでこれから弓道を始めたいと思ってるなら安心してください。

弓道では左利きが有利だと感じることが多々あります。

今日は弓道と左利き・右利きの話をします。

弓道の弓は左利き用はない

まず、弓道には左利き用の弓は存在しません

誰もが左手に弓を持ち、右手で弦を引きます。

アーチェリーでは左利き用の弓もあります。

アーチェリー場では時々こんな風景も見られます。

アーチェリーと左利き

弓道もアーチェリーも歴史はかなり古いのに、この違いは何なのか?

調べてみると、文化の違いが反映されていることが分かりました。

弓道に左利き用の弓がない理由①

弓道に左利き用の弓がない理由として、3つの説があります。

まずひとつ目は、神棚を祀っている道場が多いことです。

弓道場に行くと、上座に神棚を祀っている道場が多いことに気づきます。

弓道と神棚

特に高校や大学の敷地内に設置された道場では神棚がある場合が多いですね。

部活の開始と終了時に一礼している学校も多いでしょう。

仮に、左利き用の弓が存在した場合、神棚にお尻を向けて弓を引くことになりますね。

武道の神様に対して失礼になるので避けた…というわけです。

「なるほど…」と言いたいところですが、この説には矛盾点が一つあります

実は、道場に神棚が設置されるようになるのは明治以降の話です。

江戸時代の道場は「稽古場」や「演舞場」と呼ばれていて、単なる技術練習の場。

神棚が設置されることはほとんどありませんでした。

弓道に左利き用の弓がない理由②

2つ目の理由は、和弓の性質によるものです。

日本の弓は長弓を使っています。アーチェリーやモンゴルなどの騎馬民族が使っていた弓の倍ほどの長さです。

これは飛距離と威力を重視するため。

そして矢が無くなった後や弦が切れた場合でも、槍代わりに使えるというメリットがあったためです。

余談ですが、日置流印西派には矢が尽きた後の戦い方の教えがあります。

矢が尽き、弦が切れようとも最後まで戦えるようにしていました。

重い矢を遠くに飛ばせる長弓ですが、デメリットもあります。

ある程度スペースがないと使えない点です。

弓道

戦場では集団で戦います。

もし、長弓を使う弓部隊が左右入り混じっていたら…

弓がぶつかって素早く対応できない。

戦場で致命的な隙が生まれてしまいます。

弓道に左利き用の弓がない理由③

日本では昔から左利きを避ける風習がありました。

武家の場合、左利きでは栄えていた家が傾くと考えられていたので必ず右利きに矯正させられました。

このような点から、弓道では左利き用の弓をつくるメリットがなかったのです。

弓道は左利きが有利

様々な理由で左利き用の弓が存在しない弓道ですが、実は左利きのほうが有利ではないかと言われています。

弓道では弓を持つ左手を重視しています。

弓道をしていると、よく「引っ張るな」「押しが弱い」と言われます。

弓道では正確な狙いを定めるために左手の役割がとても大きいです。

そのため左利きの方が有利と言われます。

私が見てきた中でも、左利きの弓道家はたくさんいました。

右利きの人と比べて、特に不利だと感じることはなかったそうです。

ちなみに、私は半年だけ大学でアーチェリーをやったことがあります。

弓道への影響を避けるため、左利き用の弓を使わせてもらいました。

私は右利きなんですが、左利き用の弓を使ったところ案外しっくりきます。

弓道でも左で引いてみたいと思うぐらい引きやすかったです。

弓道では左利きは決して不利になりません。

むしろ、矢を真っ直ぐ力強く飛ばすために有利になると思います。

 


弓道と風の影響【矢の性質の違いで差が出ている】

弓道をしている女性

風の強い日って、矢所が定まりにくいですよねえ。

弓道は風の影響を強く受けます。

ライフル競技でも風の影響を受けるんですから、矢が風の影響を受けないはずがありません。

弓道と風の影響について話題になると、

必ず「矢飛びが悪いから風に流されるんだ」という指摘が出てきますよね。

弓道によくある、「未熟だからダメなんだ」という理屈です。

科学的に解析すると、射手の技術以上に矢の質が原因だということが分かっているんです。

矢はなぜ真っ直ぐ飛ぶのか

ところで、矢ってどんな風に飛んでいるか見たことありますか?

実はどんな達人でも、矢は魚が泳ぐように飛んでいるんですよ。

分かりやすいスロー映像を見つけました。

矢飛びが綺麗な人と乱れているように見える人との差は、

矢のブレがどの時点で真っ直ぐになったのか、タイミングの違いです。

矢飛びが綺麗な人の矢は、中間地点以降は矢のブレが小さくなっていきます。

でも、矢飛びが乱れている人は最後までブレが大きいまま飛んでいるんです。

矢飛びの良し悪しは離れなどの技術も関係しますが、

矢のシャフト部分の性質の違いが大きく関係します。

スロー映像を見ても分かるように、

矢が飛び出した瞬間、魚が泳ぐように進んでいましたよね。

矢は、弓の力を受けるまで静止しています。

静止してる矢に弓の力が加わって前に飛び出すんですが、

弓の力によって矢は必ずしなります。

このしなりを真っ直ぐに戻そうとする作用を「ノバリ」といいます。

理論的には、「ノバリ」が強いほど直進性が高くなり的中率が上がります。

矢が横風の影響を一番受けるのは、矢がしなりながら飛んでいるとき。

つまり、ノバリが弱い矢を使っていると、風の影響を受けやすくなります。

一度矢が真っ直ぐに戻ってしまえば、

横風を受けても羽が回転運動に変えてくれるので狙いから逸れることはほぼなくなります。

安い矢はノバリが弱くて風でブレる

矢を選ぶ時、ノバリを意識する人って少ないですよね。

羽は意識するんです。

七面鳥の羽よりも鷲羽の方がかっこいいとか。

矢の羽根

だけど、シャフト部分の材質にも注目してほしいんです。

矢には竹の矢以外で、アルミ矢(ジュラルミン矢)・カーボン矢・アルミカーボン矢の3つが主流になっています。

一番安い通称ジュラ矢は、耐久性が高くて練習用の矢として優秀なんですが、しなりを戻す「ノバリ」が一番弱いです。

カーボン矢は「ノバリ」が強く、軽いです。

はっきり言って、精度は上がります。

ただし、耐久性ではジュラ矢のほうが優秀なので、

練習用はジュラ矢、本番ではカーボン矢というように使い分けるのがおすすめ。

アルミカーボン矢は、ジュラ矢とカーボン矢の良いとこ取りした矢です。

性能はピカイチですが、一番高いです。

遠的矢と近的矢の違い

風の強い日には、近的で遠的矢を使う人がいます。

長い距離を飛ばす遠的矢は空気抵抗を減らし、風によるブレを抑えるように作られています。

矢のスピードも上がるため、近的で使えば風の影響はほぼ無視できるレベルです。

しかし、的中率は上がりません。ここでも「ノバリ」が関係してきます。

遠的矢

遠的矢は、飛距離を出すために軽量化しています。

そして、軽量化によって「ノバリ」の弱い矢が多いんです。

遠的矢は的に到達するまでに時間があるので、「ノバリ」が弱くてもブレを修正できるのですが、

近的の距離では近すぎて、「ノバリ」による修正が間に合わないことが多いです。

当然、近的では的中率が下がります。

12キロ以下の弱い弓であれば近的で遠的矢を使うのもありですが、それ以上の弓ではデメリットのほうが多いのでおすすめしません。

そもそも、遠的矢を近的で使うとすぐ矢がボロボロになるでもったいない。

遠的矢、近的矢という区分けがされているのは、それなりに意味があるんですね。

弓道場の防寒対策【夜釣り用のカセットコンロストーブで寒さを防ぐ】

弓道場

少し前に個人でできる弓道の寒さ対策についてお話しました。
 
>>詳細はこちらから

道着の下に着るインナーなどを紹介したんですが、

「弓道場の寒さについて対策はないか」という質問をいただきました。

今回は、弓道場の寒さ対策で私が見たことがあるものを紹介します。

ホットカーペットや電気ストーブは定番だが寒い

弓道場の寒さ対策で一番多いのが、ホットカーペットや電気ストーブですよねえ。

道場の中の待機スペースに設置して、

震えながらみんなが集まってる姿をよく見かけます。

道場全体を暖められるわけではないので、体配中とかは寒いです。

あと、見栄えが悪いのですが床全体にダンボールを敷き詰めると寒さが和らぎます。

ダンボールの断熱性って意外とすごいので、

費用をかけずにどうにかしたいときにはおすすめです。

夜釣り用のカセットコンロストーブがすごかった

弓道の足踏み

私が今まで見てきた防寒対策の中で一番すごかったのが、

夜釣り用のカセットコンロストーブです。

1台ではさすがに道場全体を温めることは無理ですが、

普通の電気ストーブよりもかなり寒さを防いでくれます。

吹きさらしの野外で使うためのストーブのパワーはなかなかのものです。

室内用の電気ストーブの3台分くらいの効果があるように感じました。

複数台設置すればかなり道場内の寒さは解消すると思います。

ちなみに私が見た夜釣り用のストーブはこちらです。

弓道の防寒対策用ストーブ

そんなに高くないので高校の部活でも設置できますよ。