弓道の弓を中古で買う方法は?穴場と注意点を調査した結果

弓道を続けていると、自分の弓が欲しくなります。

でも、新品で買うと高いですよね。

できるだけ安く買いたいなら中古を探すことになりますが、注意点もあります。

注意点とは何か?

その他、安く弓を買える可能性がある穴場の情報をまとめました。

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弓道で強い弓を引くメリットとは?実はデメリットの方が多いかも

弓道

今回、読者さんからこんな質問が届きました。

「強い弓を使ったほうが上達が早いって本当ですか?」

強い弓をかっこよく引いている人を見ると、憧れますよね。

でも、ちょっと待った!

私はそれで大失敗したことがあります。

過去に、私は20kgの弓を引いていたことがありました。

でもあの頃を振り返ると、今でも後悔しているのです。

今回は体験談をもとに、メリット・デメリットを話したいと思います。

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棒矢を的前で射つとどうなる?昔のゾッとした体験談

棒矢を的前で射つとどうなる

昨日、駅前を歩いていたら高校生っぽい弓道部集団とすれ違いました。

そのとき、こんな会話が聞こえてきました。

「棒矢って的前で射つとどうなる?」

…実は私、高校生の頃(10年前)に試したことがあるのです。

そしてゾッとする体験をしました。

今回は、バカな真似をする人が増えないように私の体験談をお話したいと思います。

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弓道で夏の暑さ対策はどうしてる?熱中症を予防するために

弓道の暑さ対策グッズ

弓道の夏は暑い!

道場が狭いと人口密度が高すぎて蒸し風呂状態。

道場の向きによっては、朝日や西日の直射日光が…

集中して練習するためにも暑さ対策は必須。

今回は暑さ対策グッズを色々と紹介したいと思います。

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近的矢で遠的はできる?実際にやってみた

遠的

弓道の試合はほとんど近的です。

ただ、国体など一部の試合では遠的も行われます。

そこで困るのが、矢をどうするか。

遠的用の矢を使うのが1番なんですが、安い買い物ではありません。

「どうせほとんど使わないし、もったいない…」

もし、近的用の矢で遠的を行うとどうなるのか?

どれぐらい不利なのか実体験をもとにお話します。

ハッキリ言って勝負にならない

まず結論から言います。

近的用の矢で出場すればまず勝てません

私が初めて遠的を練習したのは高3のときでした。

国体最終予選に出場するために、遠的を覚える必要があったのです。

遠的と近的

その頃の私は絶不調だったこともあり、国体選手になるのはほぼ諦めていました。

試しに近的用の矢で、遠的を練習してみると的中率は1割ぐらい。

「遠的って難しいな…」と、焦ったことを覚えています。

そんな私を見かねたのか、部費(?)で遠的矢を購入してくれることになりました。

もしかすると何らかの強化費用だったかな…ちょっと記憶が曖昧です。

遠的用の矢を使ってみると、ビックリです。

1日で的中率が6割以上に伸びました。

このときほど矢の性能に感動したことはありません。

「もうちょい練習すれば国体選手になれるかも…!」なんて思ったりしました。

早気がピークだったので無理でしたけどね(笑)

狙いが握りこぶし1個以上変わる

近的矢の何が不利なのかというと、狙いの高さです。

遠的用の矢と近的矢では、狙いが握りこぶし1個以上変わります。

近的矢で遠的

私はずっと15kg前後の伸寸を使っているのですが、近的矢では届かせるのがやっとでした。

とても、精密に狙うなんてできません。

根性で練習すれば距離感を覚えるかもしれませんが…

覚えたとしても本番では大きな壁が立ちはだかります。

本番では景色が違うから距離感が狂う

遠的と弓道

遠的は60メートル先の的を狙います。

遠的って、思った以上に周りの景色の影響を受けますよ。

同じように狙っているつもりでも狂いが出ます。

本番と全く同じ場所で練習できるなら近的矢でも距離感を出せるでしょう。

でも、そんなことできないですよね。

近的矢で大きく上を狙う射では、距離感を覚える頃には試合終了。

よほど勘の良い選手でない限り、近的矢で勝つのは不可能に近いと思います。

近的矢と弱い弓ではネットにあたる

遠的の試合会場によっては、上空に飛びすぎ防止のネットが張ってあることがあります。

このネットが曲者です。

近的矢で遠的の的を狙うには、上の方を狙う必要がありますよね。

そうすると、ネットに矢が当たってしまうことがあるんです。

弓道と遠的矢

実際、私が出た試合でも矢が上空のネットに当たっている人がいました。

当然、結果は残念です。

見ているこっちが「かわいそうに…」と切なくなりましたよ。

会場によっては、そのような不測の事態が起こるかもしれません。

近的矢で遠的を行うには、最低でも14kgぐらいの弓でないと厳しいと思います。

矢尺が合っていなくても遠的矢が良い

弓道の矢は、一人ひとりに合わせて長さを調整しますよね。

遠的用の矢も同じです。

高3のときに部費で買ってもらった矢は、私の矢尺に合わせてもらいました。

でも部費で買ったので弓道部の備品扱いです。

誰でも使えます。

遠的

ある時、私より10センチ以上背の低い子が私に合わせた遠的矢を使っていました。

「お前には長過ぎないか?折るなよ(笑)」

軽口を言いながら、練習を見ていたのですが…

思った以上に、いい感じで届くんですよね。

私とその子の矢尺は全然違うはずですが、それでも長過ぎる遠的矢のほうが的中率は上でした。

それぐらい、遠的矢の飛距離性能は違います。

部費で買ってくれるように交渉してみて

いかがでしょうか。

近的矢で遠的競技に出るのはハッキリ言って無謀です。

それでも、高い買い物ですよね。

もしあなたが学生で、遠的矢を使いたいなら部費で購入するように働きかけてはどうでしょうか。

部の備品扱いにするなら買ってくれるかもしれません。

弓道の矢

ある学校では2種類の長さの遠的矢を共有していました。

多少の矢尺の違いには目をつぶっても、遠的矢を使うほうが的中率は高いですよ。

もしくは、学校ではなくて地域の弓道協会に眠っている遠的矢がないか聞いてみるとか…

いずれにしても、近的矢で戦うのは不利です。

不利を承知で戦うのもありですが、周りに相談してみるのをおすすめします。

>>弓道と食事の関係【こんな人は試合で損しているかも】

ゆがけにカビが生えた!除去方法と再発予防のコツ

弓道と友達

ゆがけは弓以上に大切な道具です。

「かけがえのないもの」の由来になったと言われるほど、射手のパフォーマンスに直結する道具。

そんな大切なゆがけ。

ふと気づくと、カビが生えてきた…

ショックですよね。

今回は、カビが生えた時の対処法と再発防止についてお話します。

歯ブラシが1番効果があった

まず結論から言います。

ゆがけのカビ落としには、歯ブラシが1番です。

歯ブラシ

私も色々と試行錯誤したのですが、見た目と再発率の低さで言えば歯ブラシがダントツでした。

歯ブラシでゴシゴシこすり落とす。

原始的ですが、再発防止や被害拡大を防ぐ意味でも有効な方法です。

カビは湿気と栄養さえあれば、どんどん増殖します。

タオルで拭き取るぐらいでは、根深いカビを除去しきれません。

ゆがけが傷むのが心配かもしれませんが、それぐらいしなければ見た目が変わりません。

頑固なカビ汚れには、紙やすりを使うのも有効です。

やり過ぎはゆがけを傷めるので、ゆっくり慎重に削ってください。

消毒用エタノールは?

カビ対策と言えば、消毒用エタノールです。

私も試してみたことがあるのですが、初期のカビなら有効ですね。

布を消毒用エタノールに浸して、こすりつけるように拭くととれることがあります。

ただし、時間が経過したカビには効果がありません。

根深いカビは、歯ブラシや紙やすりで削るしかないのです。

カビキラー系は後悔するぞ

爪水虫とカビキラー

「カビ退治なら、カビキラーでしょ」

カビキラー・カビ取りハイター…お風呂用のカビ取りグッズを使えば、なんとかなりそうですよね。

でも、絶対にやめてください。

確かにカビは退治できるかもしれません。

でも、ゆがけが大きく変色する可能性が高いです。

変色するとカビより目立つし、汚く見えます。

一度変色してしまうと元に戻せません。

カビキラーなど、塩素系漂白剤が入った商品を使うのはNGです。

保管用の袋はすぐ捨てるべし

ゆがけに生えたカビは歯ブラシなどで落とす。

これで終わりではありません。

カビはしぶといので、見えなくても生きています。

さらに、カビで手強いのが胞子です。

カビは増殖するとき、胞子を飛ばします。

胞子が付着している場所は、条件が整えばすぐに増殖しカビ汚れになりますよ。

菌のイラスト

注意したいのが、保管用の袋です。

ゆがけにカビが生えたなら、保管用の袋の中にもカビや胞子が付着しています。

せっかく手入れしても、そんな袋を使い続けたら…

ご想像どおり、ちょっとした湿気でもカビが増殖するようになりますよ。

ゆがけにカビが一度でも生えたなら、袋は捨ててください。

新品の袋で保管しましょう。

下がけも新品に交換がおすすめ

弓道

カビ対策で忘れてはいけないのが、下がけです。

ゆがけにカビが生えたなら、下がけにもカビが付着しています。

洗濯である程度は落ちるのですが、万全を期すなら新品に交換するのがおすすめ。

それから、ちゃんと毎日交換していますか?

冬でも毎日交換しないと、カビは死滅しませんよ。

夏場なら、3時間おきに交換してもいいぐらいです。

下がけは汗や皮脂をたっぷり吸っています。

カビにとっては天国のような場所でしょう。

特に臭いが気になる人は、コマメな交換を忘れずに。

乾燥剤はコマメに交換すべし

ゆがけを保管する際、乾燥剤を使っている人も多いと思います。

乾燥剤、コマメに交換していますか?

乾燥剤

乾燥剤は無限に湿気を吸い取るわけではありません。

交換しないと、全くの無意味になってしまいますよ。

特にお菓子の袋などに入っている小さな乾燥剤。

夏場なら2日も使えば湿気を吸い取ることができなくなります。

乾燥剤を使うなら、靴用の乾燥剤がおすすめです。

大容量で、湿気をグングン吸い取ってくれます。

百均に行けば、靴用の乾燥剤が売っています。

5個セットで百円とか、種類も豊富で使いやすいですよ。

ゆがけのカビは美容の敵

取懸け

あなたはニキビや肌荒れで悩んでいませんか?

ゆがけのカビは、美容にとっても天敵です。

ゆがけにカビが生えると、使うたびにあなたの手にもカビが付着します。

手を洗えばすぐ落ちるので、そこまで神経質になる必要はないのですが…

問題なのが顔をよく触る人です。

あなたは顔を触っていませんか?

おでこ、目、ほっぺ、あご…

自分でも気づかないうちに、顔を触っていることがよくあります。

手で顔を触る時、手についたカビやばい菌も顔に付着してしまうんです。

すると、どうなるか?

お肌の表面の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れて、肌荒れしやすい状態になるんですよ。

ゆがけのカビは、見た目や臭いだけの問題ではないんです。

あなたの肌荒れにも直結する問題です。

ゆがけを外した後は、すぐ手を洗うこと。

そして、顔を触る回数を極力減らすこと。

肌荒れで悩んでいる人は、意識してくださいね。

>>顔カビと顔ダニによる症状とは?

弓道の弦は試合直前に新品に替えても大丈夫?

弓道

弓道の試合の日が近づいてきた!

準備を進める中で、気になるのが弦です。

「結構使ってるから、新品に替えておこう」

ちょっと待った!

試合直前に新品に替えるなら、やっておくべきことがあります。

ぶっつけ本番だと的中率に悪影響があるかもしれませんよ。

弓把の高さが安定しない

1番的中率に影響するのが、弓把の高さです。

(把は正確には弓へんに巴)

弓把

新品の弦は、弓把の高さが安定しにくいと言われています。

一般的には、弦の交換は試合の一週間前から3日前までに済ませるべきです。

では、試合の前日や当日に交換するのはダメなのでしょうか?

大丈夫。

方法はあります。

製品によって差があるのですが、40射程度で安定し始めると言われます。

巻藁などで、試射しておきましょう。

素引きでは効果が薄いので、巻藁練習で対処します。

中仕掛けの安定性も変わる

中仕掛け

新品の弦に取り替えたら、中仕掛けを作りますよね。

これも、作ってすぐ本番はよくありません。

・中仕掛けと弦の馴染み具合

・実際に取懸けしたときの感触

微妙な変化が、本番の的中率に大きく関係する可能性もあります。

個人的には、中仕掛けに慣れていないと的中率が下がる気がします。

全く根拠のない思い込みレベルですが「違和感」は一つでもなくしましょう。

弓の強さによっても変わる

15kg以上の強めの弓を使っている人は、弦への影響が大きいです。

弓道と弦

私は伸び寸の「響」という弦をよく使います。

弓は15.5kgです。

この組み合わせだと、最初の50射は全く弓把が安定しません。

10射ごとに調整が必要なほどです。

強い弓を使っている人ほど、直前の弦交換は不安定になりがち。

1週間前に交換する癖をつけましょう。

替え弦は大丈夫?

実は私は試合で弦を切ったことがありません。

でも、替え弦の準備は入念にしていました。

あなたの替え弦、使い慣れていますか?

・全くの新品

・古くていつ買ったか分からない

こんな状態の替え弦は絶対にNGです。

弓道

私は高校生のとき、県大会でこんな事件を目撃しました。

1射目で弦切れ

替え弦の1射目で弦切れ

4寸伸びだったため、替え弦が見つからない

弦がなくて棄権の危機

他校の生徒から譲ってもらい続行

他校の生徒だったのですが、棄権になる一歩手前でした。

4寸伸びの人は少ないと思いますが、替え弦はしっかり準備しておきましょうね。

古い弦は切って取り替えるほうがいいのか?

弦の交換をするとき「弦を張った状態で切って交換するほうがいい」と聞いたことはありませんか?

わざと弦切れをすることで、弓の疲労蓄積を解消できる。

そんな理由で語られることが多いです。

実際には、そんなことする必要はありません。

特にグラス弓、カーボン弓なら全くの無意味。

周りに迷惑をかけるだけなのでやめましょう。

もしあなたが使っているのが竹弓だったとしても、効果はほとんどありません。

わざとハサミを入れて切るのは、思わぬ事故につながるリスクのほうが高いです。

古い弦のまま試合に出るのはやめよう

弓道

今、弦を交換するか悩んでいるならすぐ替えてください。

本番で弦切れを起こすと、仲間の的中率にも大きく影響します。

私は今まで何年も弓道を見てきましたが、弦切れを起こした人の後ろの人が中ったのを見たことがありません。

感覚的には30射0中ぐらいでしょうか。

目の前で弦切れされると、切った本人以上にリズムや集中力が乱れるのでしょう。

試合前の準備は万全に。

道具も、心も。

弓道で虎口が痛い【手の内の皮むけ・ヒリヒリ対策】

手の内

弓道を熱心に練習していると、

左手がボロボロになることがあります。

手の内、特に虎の口付近の皮がむけて痛いですよね。

親指の内側(弓が触れる部分)とか付け根とか…

私の場合は身長的に伸寸の弓を使うのに、

手が小さいから本当に苦労しました。

手が小さい人の手の内のコツはこちらを参照

手の内が悪いからダメという指摘は意味が無い

「手の内が痛いです」

こういう相談をすると、

「手の内が悪いからダメなんだ」と指摘する人がいますよね。

弓道ではこういう指摘をする人が多いのですが…

この指摘は全く意味が無いことです。

そもそも、

どんなに完璧な手の内をしていても、

一日に何百何千と射れば手は荒れます。

押し手かけやテーピングは効果が薄い

左手を守る定番といえば、

押し手かけ。

押し手かけ

私も使ったことがあるのですが、

イマイチ痛み対策にはならないんですよねえ。

テーピングも同じですね。

多少はマシになるんですが…

もし、皮むけを防ぎたいなら、

押し手かけやテーピングよりも

指なし手袋のほうがおすすめです。

指なし手袋

白ならテーピングのように見えるし、

サッとはめて、すぐ外せるので楽でした。

クッション性があるので、

痛みはかなりマシになります。

 

手のマメが水ぶくれのようになった手のケア

手の内がボロボロになってひどくなってくると、

水ぶくれのようなものができて、

破れるとすごく痛いです。

マメが潰れると辛いですよねえ。

このような場合、消毒するぐらいしか

対処しない人も多いのではないでしょうか。

治って練習を再開したら、

すぐに同じ状態になるかもしれません。

手の皮が治ったら、

予防のためにハンドクリームを塗る習慣をつけましょう。

特に尿素入りのハンドクリームは良いですよ。

ご家族で使っている人がいれば、

一度試してみてください。

ちなみに私は、コレールブルーハンドクリームを使っています。

 

弓道で左利きは有利か不利か【アーチェリーとの違い】

弓道場

弓道に限らず、日本の武道や伝統芸能では左利きへの配慮がないとよく言われます。

左利きでこれから弓道を始めたいと思ってるなら安心してください。

弓道では左利きが有利だと感じることが多々あります。

今日は弓道と左利き・右利きの話をします。

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弓道と風の影響【矢の性質の違いで差が出ている】

弓道をしている女性

風の強い日って、矢所が定まりにくいですよねえ。

弓道は風の影響を強く受けます。

ライフル競技でも風の影響を受けるんですから、矢が風の影響を受けないはずがありません。

弓道と風の影響について話題になると、

必ず「矢飛びが悪いから風に流されるんだ」という指摘が出てきますよね。

弓道によくある、「未熟だからダメなんだ」という理屈です。

科学的に解析すると、射手の技術以上に矢の質が原因だということが分かっているんです。

矢はなぜ真っ直ぐ飛ぶのか

ところで、矢ってどんな風に飛んでいるか見たことありますか?

実はどんな達人でも、矢は魚が泳ぐように飛んでいるんですよ。

分かりやすいスロー映像を見つけました。

矢飛びが綺麗な人と乱れているように見える人との差は、

矢のブレがどの時点で真っ直ぐになったのか、タイミングの違いです。

矢飛びが綺麗な人の矢は、中間地点以降は矢のブレが小さくなっていきます。

でも、矢飛びが乱れている人は最後までブレが大きいまま飛んでいるんです。

矢飛びの良し悪しは離れなどの技術も関係しますが、

矢のシャフト部分の性質の違いが大きく関係します。

スロー映像を見ても分かるように、

矢が飛び出した瞬間、魚が泳ぐように進んでいましたよね。

矢は、弓の力を受けるまで静止しています。

静止してる矢に弓の力が加わって前に飛び出すんですが、

弓の力によって矢は必ずしなります。

このしなりを真っ直ぐに戻そうとする作用を「ノバリ」といいます。

理論的には、「ノバリ」が強いほど直進性が高くなり的中率が上がります。

矢が横風の影響を一番受けるのは、矢がしなりながら飛んでいるとき。

つまり、ノバリが弱い矢を使っていると、風の影響を受けやすくなります。

一度矢が真っ直ぐに戻ってしまえば、

横風を受けても羽が回転運動に変えてくれるので狙いから逸れることはほぼなくなります。

安い矢はノバリが弱くて風でブレる

矢を選ぶ時、ノバリを意識する人って少ないですよね。

羽は意識するんです。

七面鳥の羽よりも鷲羽の方がかっこいいとか。

矢の羽根

だけど、シャフト部分の材質にも注目してほしいんです。

矢には竹の矢以外で、アルミ矢(ジュラルミン矢)・カーボン矢・アルミカーボン矢の3つが主流になっています。

一番安い通称ジュラ矢は、耐久性が高くて練習用の矢として優秀なんですが、しなりを戻す「ノバリ」が一番弱いです。

カーボン矢は「ノバリ」が強く、軽いです。

はっきり言って、精度は上がります。

ただし、耐久性ではジュラ矢のほうが優秀なので、

練習用はジュラ矢、本番ではカーボン矢というように使い分けるのがおすすめ。

アルミカーボン矢は、ジュラ矢とカーボン矢の良いとこ取りした矢です。

性能はピカイチですが、一番高いです。

遠的矢と近的矢の違い

風の強い日には、近的で遠的矢を使う人がいます。

長い距離を飛ばす遠的矢は空気抵抗を減らし、風によるブレを抑えるように作られています。

矢のスピードも上がるため、近的で使えば風の影響はほぼ無視できるレベルです。

しかし、的中率は上がりません。ここでも「ノバリ」が関係してきます。

遠的矢

遠的矢は、飛距離を出すために軽量化しています。

そして、軽量化によって「ノバリ」の弱い矢が多いんです。

遠的矢は的に到達するまでに時間があるので、「ノバリ」が弱くてもブレを修正できるのですが、

近的の距離では近すぎて、「ノバリ」による修正が間に合わないことが多いです。

当然、近的では的中率が下がります。

12キロ以下の弱い弓であれば近的で遠的矢を使うのもありですが、それ以上の弓ではデメリットのほうが多いのでおすすめしません。

そもそも、遠的矢を近的で使うとすぐ矢がボロボロになるでもったいない。

遠的矢、近的矢という区分けがされているのは、それなりに意味があるんですね。