ドローン操縦士の年収は?3年目の友達に聞いてみた

先日、友人がドローン操縦士に転職した話をしました。

すると、このブログの読者さんからこんな質問が届きました。

「ドローン操縦士って、給料はどれぐらいですか。平均年収じゃなくて、実例が知りたいです。」

 

年収がどれぐらいか。

確かに気になりますよね。

さっそくドローン操縦士の友人にインタビューしてきました。

貴重な話が聞けましたよ。

1年目:派遣時代

友人はドローン操縦士に転職した当初は、派遣社員扱いでした。

ドローン操縦士はまだ発展途上の職業。

資格などより、実績と人脈が重視されるのが現状です。

当然、最初はみんな未経験。

実績なんてありませんよね。

友人は、手っ取り早く実績を作るために派遣でドローンの仕事に携わりました。

派遣社員時代の年収は、約240万円

お金

友人はここで給料以上のものを得ました。

・操縦士としての実績 

・人脈

・お客様のニーズ

 

派遣社員としてドローンを操りながら、次のステップへの準備を着々と進めたのです。

派遣先では必ず個人の名刺を配ったそうです。

「来年からはフリーになるので、御用があれば安くしますよ。」

ドローン操縦士に転職

ちゃっかり売り込みをしていたそうです。

「派遣期間中はちゃんと会社を通して仕事をしていた」と本人は主張しています(笑)

どんなニーズがあるのかは現場に出れば分かります。

こうして、着々と次のステップへの準備を進めました。

2年目:正社員+フリーカメラマン

派遣期間が残り2ヶ月となった頃。

友人は次のステップへの準備を本格化させました。

2年目には正社員+フリーの2本柱で仕事をしていたそうです。

ちなみに、年収は…

正社員の給料:約450万円 

フリーの報酬:約300万円

 

派遣期間中に準備したことが実を結び、正社員で安定した給料を獲得。

さらには個人指名の依頼も入るようになりました。

この状態になるまでに準備したことは2つ。

①正社員の求人を探す 

②フリーで依頼を受け付けるブログ作成

 

①については、前回解説した通りです。

友人は、ドローン系業務専門の転職サイトを利用しました。

>>「ドローン操縦士に転職した友人の体験談」はこちら

求人情報を集めつつ、フリーで活動する準備を始めます。

と言っても、難しいことではありません。

ブログにこんなことを書いたのです。

①業務依頼の連絡先 

②どんな仕事をしたのか一覧表にまとめる

③個別の仕事の概要を紹介

 

派遣期間中に行った仕事について「見える化」する。

やったことはそれだけなんですって。

ドローン操縦士に転職

例えば、何月何日に道路の高架下の点検業務で何時間撮影したか。

簡単にまとめたそうです。

あとは派遣時代にコツコツ続けた人脈獲得作戦。

これが良かったのかもしれません。

3年目:年収倍増中!?

友人は今年でドローン操縦士3年目。

実は、すごい稼いでいるんですよ。

なんと、5月末時点で去年の年収に並んだそうです。

このペースなら、年収は去年の倍以上ですね。

正社員としての給料は変わっていないので、フリーで行う仕事が伸びているらしいです。

「今までで1番楽しかった操縦士の仕事は?」

友人に聞いてみたところ、こんな答えが返ってきました。

「某女子大のプロモーション動画撮影が楽しかったなあ。

3日間で8万円だったけど、女子大生に囲まれて最高だった!」

大学

なんと!

こんな美味しい仕事もあるのですね。

インフラの点検業務だけではないんです。

コツコツと丁寧に仕事をすれば、美味しい仕事も入ってくるのか…

羨ましいですねえ。

ドローン操縦士に転職したい人へ

いかがでしょうか。

今回、友人の年収の推移をご紹介しました。

派遣社員や正社員の給料は、特別高くはありません。

普通の仕事と同じぐらいのことが多いようです。

ドローン操縦士の労働市場は生まれたばかり。

まだまだ確立した地位があるとは言えません。

その分、チャンスも大きいです。

個人指名の仕事が増えれば、年収はグッと上がることでしょう。

丁寧に仕事をして実績を積む

仕事の窓口を広げる

 

汗を流した分だけ成果も見込める。

夢のある仕事だと言うことがよく分かりました。

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