弓道はお腹が出ていてもできる?これから始めたい人へ

弓道

これから弓道を始めたいと思っても、分からないことがいっぱいありますよね。

今回、このブログを読んでくださった人から質問が届きました。

「私は50歳で、これから弓道を始めたいと思います。

ですが、私はお腹がポッコリ出ているのです。

弓道の邪魔になりませんか?」

メタボ体型の人でも弓道を始められるのか?

気になる点についてお話します。

心配しなくて大丈夫!

まず結論から言います。

大丈夫です。

私の知り合いには、定年退職後から弓道を始めた人が大勢います。

その中には100kgを超えるような人もいますが、問題なく弓道をしています。

言葉だけでは不安かもしれませんね。

参考になる動画をYoutubeで発見しましたので紹介します。

この動画に出てくる人たちを見ると、決して細い人ばかりではありません。

社会人になってからでも楽しめるのが弓道の魅力。

心配は無用ですよ。

お腹が邪魔になることはほぼない

先ほど紹介した動画は上級者ばかりなので、まだ不安な人もいるかもしれません。

では、こちらの写真をご覧ください。

これは、弓をいっぱいまで引いた状態です。

弦とお腹の位置関係に注目してください。

弓道

弦はお腹より左側(引いている人から見て)にありますよね。

弓道の引き方・引き幅では、お腹が邪魔にならないのです。

多少お腹が出ていたとしても、弦がお腹にあたる心配はありません。

胸が大きい人は?

先ほどの写真をもう一度ご覧ください。

弦が胸にピッタリくっついています。

弓道

肥満体型が影響するとすれば、お腹ではなく胸です。

女性や、肥満体型の男性は胸が弦の動きを邪魔することがあります。

その場合は、胸当てという道具がありますので安心してください。

基本的には女性用なのですが、たまに男性が使うこともあります。

弓道の胸当て

男性が胸当てを使うのは恥ずかしいと思うかもしれませんが、大丈夫。

道着の中に着込めば外からは見えません。

私の知り合いにも、道着の中に胸当てをしている人がいますよ。

弓道は友人がたくさんできる

いかがでしょうか。

太っていても、年をとってもできるのが弓道の魅力です。

興味のある人は、ぜひ始めてくださいね。

弓道は年齢や性別に関係なく教え合い、励まし合いながら修練を重ねます。

他のスポーツよりも、友人ができやすいですよ。

一生の趣味と友だちができる。

これも弓道の醍醐味だと思います。

>>弓道の道具の費用についてはこちら

弓道で会が縮む人へ【原因は大三や引き分けにあり】

弓道

弓道で永遠のテーマが会です。

会について悩み始めるとキリがないですね。

今回、このブログを読んでくださった方からこんな質問が届きました。

「会がどうしても縮みます。

先生には会でキチッとはまったら縮まないと言われますが、いまいち分かりません。

どうすれば良いのでしょうか?」

会を持つと縮んでしまう…

私もよく言われました。

今回は、会がなぜ縮むのか?

どうすれば改善できるのか?

抽象的にならないように、具体的にお話したいと思います。

縮むのは会より前に原因がある

弓道

まず結論から言います。

会が縮むのは、会が悪いのではありません。

会に入る前に、すでに失敗しているから縮むのです。

会が縮む人の共通点を挙げると…

・射が小さくて矢尺がとれない

・右肘が前に出ている

・右肘が下りない

多くの場合は、このような傾向があります。

大きく引けず、右肘が肩の線より前に出てしまうと会で縮みます。

たまに大きく引いているのに縮む人がいますが、それは後ほど対策法をご紹介しましょう。

会で縮む人は、まず大きく引くことを目標に練習するのが最優先課題。

「伸びよう」とか「縮まないように…」と思ったところで、力みが増えるだけで何も解決しません。

射が小さいから会が縮む。

難しく考えず、シンプルに考えておきましょう。

会に入ってからできること

大きく引いて会が縮まないようにする方法をお話する前に、会についても触れておきましょう。

たまに大きく引けているのに縮む人がいますが、これをすれば解消するはずです。

会に入った後でできることは限られています。

でも、簡単にできることが一つだけあります。

「左手と右手の小指をジワーっと締める」

これが、私がたどり着いた答えです。

弓道

もともと両方の小指は締め続けるものですが、会でさらに意識します。

そうすると、両腕の下筋を使って伸びる感覚に近づける…と私は思っています。

弓道の教本や偉い人の話を聞くと、必ず「伸び合い・詰め合い」という言葉が出てきますよね。

あなたは実感できますか?

今回、質問をくれた人は先生から「キチッとはまったら縮まない」と言われたそうです。

これはおそらく詰め合いのことでしょう。

ハッキリ言って、「キチッとはまる」感覚を実感することは至難の業。

実感できるとすれば、その人は百発百中のはずです。

私自身は実感したことはありません。

私は会が縮んでしまう時期も、縮みを克服した経験もありますが…会の最中の意識・感じることは変わりません。

10連中以上を連発できるようになっても、伸び合い・詰め合いについて私は自信を持って語れません。

昔、川西弓道協会の師範(故人)は「伸びるとは、矢を的にくっつけることだ」と言っていました。

的が目の前にあるかのように感じて、好きなところに矢を運ぶことができる…らしいです。

的

私はその境地に至ったことはありません。

40射38中したときでも、せいぜい「的が大きく感じる」程度でした。

伸び合い・詰め合いについて考えると、具体的な解決法が見えにくくなります。

永遠のテーマと割り切って、ひとまず置いておきましょう。

会では弓を落ち着かせながら狙いを定め、両手の小指をジワーっと締めて離れる。

ちなみに、よく狙うことも大事ですよ。

詳しくは「弓道と狙いについて」をご覧ください。

引き分けで失敗しがちなこと

先ほど、会が縮むのは射が小さいからだと言いました。

では、具体的にはどうすれば良いのでしょうか。

まず言っておきます。

大きく引こうと思って右手を目一杯引っ張っても無理ですよ。

大きく引くためには、次の3つのポイントを見直す必要があります。

・大三の右手の位置が、頭に近すぎないか

・引き分け開始直後に、右手を下げていないか

・引き分け開始直後に、右手を顔に引きつけていないか

射が小さい人は、必ずこのどれかをやっています。

思ったよりも右手は遠くを通って良いものなんですよ。

右手は頭の輪郭を沿うようにと言いますが、あなたはできていますか?

特に、引き分けで押すことばかり意識している人。

押し先行の意識が強すぎると射が窮屈になりやすいので要注意。

物見

自分が正しいと思っている引き分けは、実は窮屈な可能性が高いです。

見直しましょう。

射が小さい人、肘が回りにくい人は右手を外から回すつもりでちょうど良いかもしれません。

右手が遠いところを通れば通るほど、射は大きくなりやすいです。

もちろん右手で引っ張るだけではないのですが…左右で押し開く感覚ですね。

左右で押し開くことについては「弓道 引き分けのコツ」で触れています。

よろしければそちらもご覧ください。

大三の右手の位置を研究してますか?

私は、よく練習中に変なことをしていました。

別にふさげていたわけではないですよ。

射法八節の中で、あえて「これはダメ」と言われてることをやってみたのです。

例えば、胴造りを無視して棒立ちになってみるとか。

特に打ち起こし・大三はあれこれ試していましたね。

大三の右手の位置を色々試してみたことはありますか?

思い切って拳2個あけてみたり、右手を目の高さで止めてみたり…

色々やってみると、感覚が全然違うのでビックリしますよ。

引き分けの右手

もしかすると、あなたが正しいと思っている大三の右手の位置は違うかもしれません。

もっと自分に合うポジションが見つかることも…

弓道で行き詰まったときは、あえて普段やらないことをやってみる。

これも良い勉強になります。

95%は失敗するのですが、たまに新発見があります。

正しいと思う射を繰り返すだけでは見えないことがありますよ。

強い人は必ず射が大きい

あなたは大学生の全国大会の映像を見たことがありますか?

Youtubeに第27回全国大学弓道選抜大会の動画があったので、貼っておきますね。

この動画に出てくる人たち、みんな射が大きいですよね。

羽根が口の近くに来ている人はいません。

癖が強い人もいますが、矢尺は目一杯引いています。

弓道が本当に強い人は、例外なく大きく引いていますよ。

右手と体には口割りに下りる直前までかなりの空間があります。

右手が体の近くを通ると不利になる証拠かもしれません。

自分の思い込みに気づけるか!?

いかがでしょうか。

今回は会が縮む人についてお話しました。

「縮まないように…」と意識するのではなく、まず大きく引くことを意識してください。

会では、狙いを定めつつ左右の小指を締める。

これで、縮む問題は解消するはずです。

弓道は正しいことをしているつもりでも、違うことをやっていることがよくあります。

勝手な思い込みに気づけるかどうか…これが上達のカギです。

他にもいっぱい思い込みがあるはずですよ。

詳しくは「弓道で上達しない人へ」をご覧ください。

弓道が上達しない人へ!コツは見直し力を鍛えること

弓道

自分は一生懸命練習してる!

なのに、全く上達しない…

その気持ち、とてもよく分かります。

自分の半分も練習していない人が自分より中たる。

試合でいつも負ける。

悔しくて練習量を増やしても、結果がついてこないんですよね。

私もそうでした。

今回はそんな人のために、私自身の経験から上達するためのコツをお話したいと思います。

半矢が精一杯だった私の非効率な練習法

弓道

弓道でトントン拍子に上達する人は少ないのではないでしょうか。

私も最初はそうでした。

長い間「半矢の壁」で行き詰まっていたんです。

試合で12射しても、4中ぐらいが普通。

調子が良くても、6中か7中ぐらいという時期がありました。

その頃の私の練習のルーティンはこんな感じです。

・巻藁30分

・時間がある限り的前練習

・休憩と気分転換で素引きや手の内

私の高校時代の弓道部は自由練習がほとんど。

練習メニューというものが存在しませんでした。

そのため、巻藁をちょこっとしたら的前でずっと射ってました。

最低でも1日100射以上は練習してたと思います。

弓道

休みの日は、それこそ朝から夕方まで体力が許す限り的前に立っていました。

でも、今思うと非効率すぎました。

当時の自分なりにあれこれ考えたり、先生・先輩・友達にアドバイスを貰いながら練習していましたが…

数を引いても全く上達しませんでした。

的中率が7割に向上したきっかけ

「練習すれば上達するはず」

この思いだけで突っ走っていた私ですが、ある時期を境に的中率が大きく変化します。

高1の春:弓道を始める

高1の12月まで:的中率4割~6割

高1の1月から春:的中率1割

高2の5月以降:的中率7割以上

高2の夏:40射38中を記録(自主練習中)

私の弓道人生は、高1の冬休みが最初のターニングポイントでした。

的中率が一気に1割になりましたね。

実は年末の最後の練習日に、右肩を壊したんです。

「二張引き」って知ってますか?

2つの弓を重ねて、まとめて素引きするんです。

弓道

これで私は肩を壊しました(泣)

当時の地元の弓道協会に師範に「やれ」と言われれば断れません。

嫌な予感はしましたが頑張りました。

結局、当時の私の未熟な射では15キロの弓2張をまとめて引くのは無理でした。

骨で引ける上級者ならできるらしいですが…

(真似しないように)

冬休みが明けた直後は、小学生用の5kgの弓すら引くのが厳しい状態。

まともな練習ができない日々が続きました。

当時は辛かったですが、今では幸運だったと思います。

この期間中、私は自分の射の見直しを徹底的に行うことができました。

見直しの重要性を理解したことがきっかけで、的中率が安定して7割を超えるようになったのです。

3つの見直しで的中率7割へ

弓道の矢

私の的中率が大きく向上したのは、見直しを徹底したおかげです。

特に効果が大きかった見直しは、次の3つです。

・足踏みと腰の動き

・引き分けの方向

・手先の力の使い方

これら3つを見直した結果、私の的中率は目に見えて向上しました。

そしてこの3つのポイント、私以外の人にも有効だったんです。

私に1週間コーチする時間をもらえれば、あなたの的中率を5割~7割に上げる自信がありますよ。

関西の人はお声掛けください、交通費と食事代は請求しますが(笑)

それはさておき、具体的にどう見直したのかが気になりますよね。

詳しくお話します。

見直し①足踏みと腰の動き

射法八節は足踏みから始まります。

正直な話、あなたは毎日足踏みのことを考えていますか?

私が的中率5割以下だった当時は、足踏みはほとんど無意識にやっていました。

ところが、右肩を壊して練習を見学しているときに気づいたんです。

「的中率が低い人の足踏みはズレている」

弓道の足踏みは、つま先が的の中心線にくるように立ちますよね。

あなたの足踏み、本当に真っ直ぐになっているでしょうか。

足踏みの方向がズレていると、人の体は無意識のうちの腰を動かして調整するみたいなんです。

右に腰を捻ってみたり、左足体重になったり…

反ったり伏せたりするのも、足踏みの歪みが原因であることが多いです。

「私の足踏みは真っ直ぐになっている」

そう思っている人はちょっと待った!

実は、ほとんどの人の足踏みは最初は真っ直ぐなんです。

体配中に癖で動かしている人がいるんですよ。

胴造りを入れるときにモゾモゾしたり、取懸けに移るときにじわ~っとズラしたり…

意外と動いてる人が多いですよ。

取懸け

足踏みを確かめる方法は簡単です。

離れた直後に、つま先に沿って矢を置く。

真っ直ぐになっていなければ改善が必要です。

ほんの少しでもダメですよ。

腰の動きについては、的前で意識するのは難しいかもしれません。

素引きや巻藁練習の際に、腰だけを意識して練習する時間を作りましょう。

右に捻って上半身が斜めになる人。

左に捻って左肩が抜けている人。

色々な人がいますよ。

腰の動きを改善すると、肩のラインが整いやすくなります。

案外、「棒立ち」で射るほうが正しい射型に近くなることも…

思い込みを発見するためにも、毎日チェックする時間を作るべきです。

>>足踏みで滑りやすい人はこちら

見直し②引き分けの方向

引き分けの右手

引き分けに注目しない日はありません。

あなたも毎日、引き分けについてあれこれ考えていることでしょう。

ところで、引き分けを開始する際はどの方向に動かしていますか?

「押し先行で自然に」

「矢に沿って」

「真っ直ぐ」

これらは正しいのですが、間違った思い込みを生みやすいので注意が必要です。

上手な人と中らない人をよく見比べてください。

大三から引き分けに移る瞬間の動き、全然違うはずです。

自分では真っ直ぐに引いているつもりでも、体に引きつけたり単に手を下ろしたりする人が多いです。

弓道

射が小さい(矢尺が短くなりやすい)人は、思ったよりも外に向かって遠回りするように引くのが正しいかもしれません。

右手が縦になる人はその逆ですね。

「射型はキレイなのに中らない」という人も、引き分けの初動に癖があることが多いです。

物見

引き分けは初動を間違えると的中率がガクッと下がります。

あなたの意識する正しい引き分けは本当に正しいのか?

引き分けを開始した瞬間の自分の手の動き、意識してみてください。

>>弓道の引き分けのコツを詳しく見る

見直し③手先の力の使い方

3つ目のポイントは、手先の力の使い方です。

手先と言えば手の内です。

でも、それだけではありません。

確かに手の内は大事です。

以前「弓道の離れで眼鏡が飛ぶ人へ」でもお話しましたが、小指の締め方を意識するだけで的中率が大きく上がる可能性があります。

手の内で親指が曲がる

手の内についてはそちらの記事をみてもらうとして、問題は右手です。

右手は手首の形などは意識するかもしれませんが、指の力の入れ具合を意識したことはあるでしょうか。

的中率が低い人を見ていると、取懸けをした瞬間から力んでいる人が多いです。

右手をモゾモゾして何度も握り直している人、いますよね。

弓道

綺麗な形で取懸けをしていても、力の入れ方を間違っていれば射型に影響します。

私の場合は、右手の親指の使い方を意識してから離れが劇的に変わったことがありました。

詳しくは「弓道の前離れの直し方」をご覧ください。

練習の手順も変えました

今回3つの見直しポイントを紹介しました。

もちろん、この見直すポイントはこの3つだけではありません。

常に正しいと思いこんでいる部分がないかチェックする必要があります。

私は見直しの大切さに気づいてから、練習の手順を大きく変えました。

①巻藁で足踏み・胴造りをチェック

②素引きで手の内を確認

③巻藁で右手の力の入り具合を確認

④的前で引き分けの初動を意識

⑤テーマを決めて人の射を見学

⑥総仕上げ

このような流れで、①から⑥までを繰り返す練習を行いました。

特に、テーマを決めて人の射を見学するのは勉強になります。

見るポイントを絞るのがコツですね。

「今日は背中に注目しよう」

「左肩の動きを見比べよう」

こんな風に、ピンポイントで人の射型を観察します。

弓道部

観察するのは、上手い人・下手な人も関係ありません。

色々な人を見比べたほうが、新たな発見があることでしょう。

観察力を鍛えると、気付きが増えて上達の速度が上がりますよ。

筋持久力・体幹トレーニングも大事

弓道は力で引くものではないと言われます。

でも、私の経験上筋トレしたほうが的中率は確実に上がります。

特におすすめなのが、筋持久力を上げるトレーニングですね。

体幹トレーニングのように、姿勢をキープする運動がおすすめです。

私の場合は、腕立て伏せで腕を曲げた状態をキープするトレーニングをよくします。

腕というより、背筋に効く感じです。

毎日少しずつで良いんです。

ちょっとの差が、3ヶ月後・半年後のあなたの弓道を変える原動力になることでしょう。

試合と練習で的中率が大きく違う人へ

弓道

いかがでしょうか。

今回は、上達しなくて行き詰まっている人向けに私の体験談をお伝えしました。

上達するためのコツは、あなたの間違った思い込みを見つけること。

正しいと思ってやっていることこそ、イメージと実際の動きにズレがあるかもしれませんよ。

ところで、あなたは試合で実力を発揮できるタイプでしょうか?

試合のときだけ中らない人は、メンタル以外に原因があるかもしれません。

詳しくは「試合になると中らない人へ」をご覧ください。

弓道の離れで眼鏡が飛ぶ人へ【手の内の小指が全てだ】

弓道で眼鏡が飛ぶ

このブログでは弓道の話を何度かしています。

以前「弓道で耳を払う原因」という話をしました。

すると、こんな質問が届きました。

「私は眼鏡をしています。離れで弦が眼鏡に当たって吹き飛ぶことがあって怖いです。なぜですか。」

今回は、眼鏡男子&女子のために対策について掘り下げたいと思います。

小指をしめれば弦は体から離れる

離れた後、弦が眼鏡にあたる…

この原因は耳を払うのと同じです。

手の内です。

手の内といっても漠然としていますね。

より正確に言うなら、小指です。

小指が緩むから、弦が離れてから眼鏡にあたるのです。

例え前離れしても、手の内がしっかりしていて弓を捻る力が働けば眼鏡にあたりません。

離れた瞬間から、弦は体から離れていくからです。

手の内は弓を斜めから握りますよね。

眼鏡が吹き飛ぶ人は、この状態が射法八節の中で解除されているのです。

弓に捻り(回転)の力を与えるのは小指です。

私は上押しよりも小指のほうが優先順位は上だと思います。

ベタ押しでも、小指が締まっていれば眼鏡は飛びません。

上押しができていても、小指が緩めば眼鏡・耳・腕を払うことでしょう。

このことは「腕を打つ原因」という回でもお話ししています。

小指の締めは、意識すると難しいですよ。

一瞬でも気を抜けば、弓に加わった捻りの力は分散します。

手の内を作ってから離れるまで、小指を緩める暇はありません。

最後まで意識することが唯一の解決方法です。

次の動作に行く時がポイント

弓道と小指

手の内を意識しない人はいません。

そして手の内をセッティングした直後は、ほとんどの人が綺麗な手の内を作っています。

差が出るのは次の動作に行く瞬間です。

次の動作に移る際に、手の内のことが頭から抜けていませんか?

打ち起こし
大三
引き分け
離れ

思い出してください。

あなたは、打ち起こし・大三のときに手の内を意識するでしょうか。

肩や肘ばかり意識していませんか?

引き分けのときは手の内のことなんて考えもしないのではないでしょうか。

肩が上がらないようにとか、肘を回すことばかり考えているうちはダメですよ。

大三や引き分けで弓を戻してみて

弓道

小指の締めができているか、できていないか。

眼鏡を吹き飛ばさずに、簡単にチェックする方法があります。

素引きのときに、大三まで行ったら弓を戻してください。

弦が左手首に近づいていませんか?

引き分けから戻した場合はどうでしょうか。

弦が最初の正三角形をキープできないなら、小指が緩んだ証拠。

眼鏡を飛ばしてしまう人は、どこかで小指が緩む瞬間があるはずです。

まずは自分の弱点を探しましょう。

小指を締めれば会の感触が変わる

物見

手の内で小指を締めると、弓には強い捻りの力が加わります。

弓が元に戻ろうと反発するのが、ハッキリ感じるはずです。

あなたは引き分けや会のとき、弓の回転しようとする力を感じていますか?

小指を最後まで締め続ければ、強く感じます。

私も、初めてできたときはビックリしました。

以前は虎の口で、真っ直ぐ力を受け止めるだけでした。

小指を締め続けると、それとは別に捻りに反発しようとする力を感じるのです。

「弓ってこんなにも回転しようとするものなんだ」

あの時の驚きは、今でもハッキリと覚えています。

4時方向に外すのは小指が甘い証拠

これまでの話を聞いても、素直に納得できない人がいるかもしれません。

「私は、小指を緩めたりしていない」

根拠のない自信で断言してしまう時期ってあるんですよね。

私もありました…

弓道を始めて2年目ぐらいの頃、なぜか自信満々の時期がありました。

その頃は、せいぜい7割ぐらいしか中らないレベルだったんですが(笑)

小指ができているかどうか半信半疑の人は、矢所を思い出してください。

前に外していませんか?

弓道

2時、3時、4時、5時方向に外す人。

あなたは、まだまだ小指の締めが甘いです。

私は小指の締めを意識するようになったから、前に外した記憶がありません。

それぐらい、ハッキリと矢所が変わります。

前に外す人は、調子のいい日と悪い日で的中率が大きく違うのではないでしょうか。

皆中や3中を連発する日もあれば、1中や残念を平気で出してしまう日もあるはず。

小指の締めが甘いうちは、いつまでも不安定なままですよ。

1段階レベルアップするために

弓道

いかがでしょうか。

今回は、眼鏡が吹き飛ぶ原因は手の内の小指にあるという話をしました。

「手が小さい人の手の内のコツ」という回でも触れましたが、小指の締めは的中率にも直結します。

的中率が5割以下の人が、7割に上がることもありますよ。

私自身、離れの瞬間まで小指を意識するようになってから、3中以上がバンバンでるようになりました。

皆中を連続で出せるようになったのも、それからです。

手の内を作ったら、小指は最後まで締める。

最初は小指だけに集中するぐらいで良いですよ。

1つ1つ、焦らずにレベルアップしてくださいね。

>>手が小さい人の手の内は優先順位を確認しよう

弓道部に途中入部しても大丈夫?実際に見たことをお話します

弓道

学校の部活って、途中入部しにくい空気がありますよね。

特に弓道部は別空間というか、独特の雰囲気があるので心配です。

・途中入部して大丈夫なのか?

・先に入った人たちに追いつけるのか?

私が見てきた人たちのことをお話したいと思います。

3ヶ月で勝負はできる

弓道

まず結論から言えば、途中入部しても大丈夫です。

最初はよそ者みたいに扱われるかもしれませんが、すぐ馴染めます。

技術的なことを言えば、「約3ヶ月でとりあえず勝負できる」レベルには追いつけます。

全くの初心者が弓道を始めた場合、的に向かって射てるようになるのに3ヶ月ぐらいかかるのです。

9月に途中入部した場合は、12月頃には勝負できる。

未熟な人が相手なら、勝つこともあるでしょう。

弓道は一気にレベルアップできる武道です。

途中入部したとしても、なんとかなります。

体力的には大丈夫?

弓道部

もしあなたが文化部や帰宅部しか経験がない場合、練習についていけるか不安かもしれません。

これも、心配無用です。

筋トレや走り込みは、他の運動部に比べれば少ないです。

「弓道部は文化部だ」なんて言う人もいるぐらいです。

全く基礎トレーニングをしない学校だってあります。

練習内容は学校や流派によって全然違いますが、キツいトレーニングをする学校は少数派。

安心してください。

半年で追い越せるかも

弓道

弓道は、上達が早い人はどんどん先に進みます。

始めてから半年もすれば、1つ上や2つ上の先輩に勝つことも珍しくありません。

真面目に練習すれば、半年後には同級生全員に勝つことも不可能ではない。

そういう意味では、弓道は他のスポーツよりも参入しやすい面もありますね。

弓道は的中率50%ぐらいで止まってしまう人が多いのです。

的中率50%というのは、センスのある人なら3ヶ月で達成できます。

半年後なら、センスがなくても無理なく達成できるでしょう。

ずっと足踏みして上達できていない人相手なら、半年後には互角です。

1年後には差は感じない

弓道部

弓道部に途中入部したとしても、1年経つ頃には差を感じないはずです。

あなたが部内で1番になっていても不思議ではありません。

実際、キャリア1年の人と2年の人の差は見た目では分かりません。

弓道歴1年の人が90%的中するのに、弓道歴2年の人は50%がやっと…ということもよくあります。

あなたが1年生で途中入部するなら、十分に活躍できることでしょう。

2年生から途中入部するとしても、頑張れば大丈夫。

引退まで半年を切っていたら、活躍するのは難しいかもしれませんが…

そうでないなら、途中入部は決して不利ではありません。

2年生から入部して3年生でトップ3

弓道

私は今まで、たくさんの人を見てきました。

その中には、高校2年生で途中入部した人が3年生の春の大会では部内でトップ3の使い手になった人もいましたよ。

しかも、その人は吹奏楽部からの転部でした。

弓道どころか、運動部に入った経験すらありません。

もちろん、センスや努力次第ですが…

弓道は半年もあれば上級者顔負けのレベルに到達することもあります。

最初は同級生とかなりの差を感じるかもしれませんが、ある程度のレベルにはすぐ追いつけます。

まとめ

いかがでしょうか。

弓道部は、途中入部しやすい部活だと思います。

最初の3ヶ月は、同級生との差を感じるかもしれません。

でも半年もすれば追いつき、追い越せます。

10年弓道をしていても、1年しかしていない人に負けることもあります。

1年未満の差なんて、すぐ感じなくなりますよ。

>>弓道にかかる費用はどれぐらい?

弓道の手の内で親指が曲がる人へ【形が崩れる見落としがちなポイント】

弓道の手の内で親指が曲がる

弓道を続けていると、悩みは尽きません。

特に悩むとドツボにはまるのが手の内です。

今回、このようなご質問をいただきました。

「手の内の親指がどうしても曲がります。解決方法はありますか」

手の内の改善は射型を直すより難しいかもしれません。

でも、少しずつ改善することはできますよ。

小指の締めがポイント

「親指が曲がる原因は?」

そう聞かれたら、私はこう答えます。

「手の内の小指の締めが弱いのが原因」

いかがでしょうか。

意外だと思った人が多いかもしれません。

でもよく考えてみてください。

「上押しをしっかりする」

「親指を意識して伸ばす」

これで解決できるなら、こんなに悩んでいる人が多いはずがありません。

弓道の手の内で親指が曲がる

実際、上押しはできていても親指が曲がっている人もいます。

親指が曲がるのを直したいなら、意識を虎の口から小指にチェンジしてください。

なぜ小指の締めが大事なのか?

なぜ小指の締めが大事なのか?

理屈はこうです。

そもそも親指が曲がるのは、弓の負荷が虎の口周辺に集中しすぎているから。

親指の付け根付近を圧迫されると、親指は勝手に曲がります。

手の内で親指が曲がってしまう

これは意志の力や訓練で解決できるものではありません。

解決したいなら、虎の口付近にかかる負荷を下げなければいけない。

そこで大事なのが小指です。

小指を締めることで、虎の口に集中しがちな力を分散させることができます。

言い換えると「下筋で引く」に近いかもしれません。

小指→左腕の下側→脇の下の順で弓の力を受け止める。

こうすることで、虎の口周辺への負荷が下がり親指が曲がりにくくなります。

中指と親指が離れる人も理屈は同じ

親指が曲がるだけでなく、上にずれて中指と離れてしまう人もいます。

この人も理屈は同じです。

小指の締めが弱くて虎の口付近に弓の力が集中し、形が崩れます。

手の内全体で受け止めるには、小指の締めを強化するしかありません。

手が小さい人ほど小指がカギになる

手の内で親指が曲がる

手の内で悩むのは、女性のほうが多いというのを聞いたことはありませんか?

女性は手が比較的小さい人が多いので、虎の口も狭いです。

その分、虎の口で受け止められる負荷も少ないのです。

もちろん、手が小さいなら男性でも同じです。

手が小さい人ほど、小指を意識してください。

ベタ押しよりも優先度は高いですよ。

詳しくは「手が小さい人の手の内」をご覧ください。

小指と虎の口で受ける練習してる?

あなたは普段、手の内の練習をどれぐらいしていますか?

小指を締める練習をしたことがありますか?

もししていないなら、今日から始めましょう。

家でもできるし、弓がなくてもできます。

練習方法は簡単です。

手の内の形を作って、小指を「グッグッ」と締めたり緩めたりする。

手の内で親指が曲がる

これを繰り返すことで小指を締める感覚がつかめます。

感覚がつかめてきたら、小指を締めたままゴム弓を引いてみるのもおすすめです。

ちなみに、小指の締めは残身まで続けること。

打ち起こし・引き分け・会で小指を意識したことはありますか?

小指の締めを意識するのとしないのでは、射の完成度が全然違いますよ。

弓道

小指の締めが強くなると良いこといっぱい

小指の締めができるようになると、親指の形は綺麗になります。

それだけではありません。

良いことがいっぱいあるんです。

・3時方向に外すことがなくなる

・矢飛びが綺麗になる

小指の締めが強くなれば、弓返りがスムーズになります。

3時方向に外すことが少なくなって的中率アップ!

矢飛びもスムーズになって満足度アップ!

こんな風に、良いことがいっぱい待っていますよ。

特に的中率が4割~6割前後の人は、小指の締めが良くなると一気に上のレベルにいけるはず。

的中率アップのためにも、手の内の小指は無視できないのです。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は手の内の親指についてお話ししました。

親指が曲がるのは虎の口だけで弓の力を受け止めるから。

小指の締めを強化すれば、少しずつ解消するはずです。

小指の締めは、いきなり強くなりません。

筋トレのように、毎日少しずつ強くするしかありません。

最初は成果が出ずにガッカリするかもしれませんが、コツコツ続けると良いことありますよ。

思いつめずに、少しずつチャレンジしてくださいね。

>>私の恥ずかしい早気克服体験談はこちら

弓道で左手首が痛い人へ【原因や予防方法を解説します】

弓道と左手首の痛み

弓道を練習していると、痛みを感じることがあります。

今回は、左手首の痛みがテーマです。

一生懸命練習していると、左手首が痛くなることがあります。

放置すると、痛みで暴発させてしまう人も…

激痛の原因は腱鞘炎

弓道と左手首の痛み

弓道で左手首が痛い。

このとき、あなたの手首には何が起きているのでしょうか?

この激痛の正体は腱鞘炎です。

疲労が蓄積することで手首に炎症が起こり、痛みを引き起こします。

弓道

初期のころは、弓道さえしなければ痛くありません。

慢性化してしまうと、弓道以外の日常動作にも影響が出てきます。

重症化すると指が動かしにくくなり、コップを持つのも苦労するほどです。

軽度でも2週間かかる

炎症というのは、厄介です。

左手首に痛みを感じたら、まず休むこと。

軽い腱鞘炎でも2週間は休む必要があります。

弓道と左手首

部活をしていると2週間というのは長く感じますよね。

でも、ここで我慢せず慢性化させると大変です。

一度慢性化してしまうと、定期的に病院に通って注射してもらう必要があります。

「手首さえ万全なら、もっと活躍できただろうに…」

私は過去に、そんな人をたくさん見てきました。

弓道

休むことができず、実力を伸ばせなかった人は大勢います。

あなたも、そんな一人になりたいですか?

予防方法①マッサージ&アイシング

病院にも行かず、できるだけ練習も休みたくない人はどうすれば良いのでしょうか?

痛みの改善や予防法をまとめた動画を見つけましたので貼っておきますね。

この動画を真似すれば、ある程度は改善するかもしれません。

ただし、炎症はすぐにはとれません。

必ず体を休ませる期間も必要です。

ある程度休んだ後、再発を予防するために行うのがベスト。

無理しても、良いことはありません。

炎症が軽度なら、練習後にアイシングするだけでもかなり効果があります。

予防方法②サポーター

2つ目の対策は、サポーターです。

手首用のサポーターは、再発予防に最適です。

手首用のサポーターには、中に金属のプレートが入っています。

このプレートが、手首を支えて負担を減らしてくれるのです。

手首のサポーター

最初は邪魔に感じるかもしれません。

私も使たことがありますが、3日ぐらいで慣れました。

手首用のサポーターには「スポーツ用」と「一般用」があります。

スポーツ用のほうが通気性が良く、ズレにくいです。

どうしても弓道を休めないなら、せめてサポーターだけはつけましょう。

甘く見ると弓道人生終了!?

「左手首の痛みなんて、大したことない!」

熱心な人ほど、腱鞘炎を甘く見ています。

でも、疲労の蓄積・炎症をナメていると後悔します。

慢性化・重症化すると、治療期間がドンドン長くなります。

完全に休養しても半年くらいかかるケースも多いです。

治療

軽症なら湿布や注射で治療もできますが、最終的には手術するしかなくなります。

手術をすれば、握力が元に戻るまで時間がかかります。

高校生や大学生の人は、治る頃には引退が迫っているかもしれません。

弓を引けない期間にすべきこと

弓道の矢

手首が治るまで休むといっても、家でゴロゴロしているのはもったいないですよね。

せっかくの充電期間。

有効に利用したいです。

部活に顔を出すなら、基礎体力づくりと観察がおすすめ。

特に観察は大事です。

先生・先輩・友達の射をみて、良いところを探しましょう。

悪いところを探すのではなく、良いところですよ。

どうしても欠点にばかり目がいくのですが、見るべきは長所です。

例えば癖が強い射でも中たる人っていますよね。

中たる人には、理由が必ずあります。

それが分かれば、あなたの的中率アップにつながるかもしれません。

人の欠点ばかり見ていると、「人から学ぶ」という意識がどこかに行ってしまいます。

もったいない。

「人を見下せば停滞し、尊敬すれば成長する」

弓道は見ることも立派な稽古。

実際に弓を引かなくても、やることはたくさんありますよ。

弓道は運動音痴でもできるのか?入部するか迷っている人へ

4月から新生活!

今からドキドキ、ワクワクしている人もいることでしょう。

高校や大学に進学する人は、部活選びという大きなイベントがありますね。

昨日、こんなご質問をいただきました。

「弓道って運動音痴でも大丈夫ですか?中学は帰宅部でした。」

中学や高校で帰宅部だった人、吹奏楽部や美術部などの文化部だった人は体力面で不安ですよね。

「弓道ってキツいの?」

「どんな練習をするのか?」

疑問点にお答えしたいと思います。

帰宅部や文化部出身者は多いぞ

弓道と就活

まず安心してほしいのですが、弓道部には元帰宅部という人が多いです。

美術部とか、吹奏楽部などの文化部だった人も多いですよ。

詳しく統計をとったことはありませんが、全体の3割以上はそんな人ではないかと思います。

私自身も、中学は帰宅部で高校から弓道部に入りました。

体力も筋力も全然なかったです。

筋トレやランニングは体育の授業以外でしたこともありませんでしたよ。

それでも、弓道部の練習を問題なくこなすことができました。

弓道では運動音痴ではないかも

弓道

走ったり球技が苦手な人は「自分は運動音痴だ」と思っているかもしれません。

でも、心配する必要はありませんよ。

もしかすると、弓道家としてはセンスがある可能性があるからです。

弓道は、普通のスポーツではあまり行わない動作が多いです。

スポーツや普段の生活では使わない筋肉をよく使います。

弓道

マッチョの大男が、小柄なおばあちゃんに負けることもあるのが弓道の面白いところ。

過去のスポーツ経験は、全く関係ないのです。

自分のことを運動音痴と思っているかもしれませんが、弓道をやってみたら「センスが良いね」と言われるかもしれません。

逆に、今まで何でも人並み以上にできていた人が苦戦するかもしれません。

過去の経験が関係ないからこそ、帰宅部や文化部の人でもチャンスがたくさんあります。

弓道部の体力トレーニング

弓道部って、筋トレとかするの?

答えは「学校によって違う」です。

私が入った高校の弓道部では、全く筋トレもランニングもありませんでした。

入部してからしばらくは、「ゴム弓」という練習器具を使った練習ばかりでした。

本物の弓を引くための動作を覚える練習ですね。

ゴム弓

「ゴム弓」は筋トレではありません。

男女が同時に行っても問題ないような練習です。

キツくはありませんでした。

きちんとした強豪校なら、体力トレーニングもあると思います。

それでも、何キロも走らされることはありません。

腕立て伏せを100回しろ!なんて言われることもないと思います。

走る人

弓道は体の動かし方を覚えるのに時間がかかるので、体力トレーニングは最低限しかしません。

半分運動部、半分文化部。

そんな感じの学校が大多数ですのでご安心を。

矢を射るって大変なのか?

弓道

筋トレやランニングはなくても、本物の弓を引くのって筋力がいりそうですよね。

実際には、筋力は「あればいい」ぐらいです。

特に女性は、腕立て伏せ10回もできない人が全国トップレベルだったりします。

弓道は、体の動かし方を覚えると少ない力で強い弓を引くことができます。

正しい体の使い方を覚えるのが大変なのですが、それこそが弓道の面白さ。

男女が対等なルールで競えるのが弓道です。

筋力に自信がない人でも大丈夫です。

弓道の初期費用について

いかがでしょうか。

少しでも弓道部に入部後のイメージができたら嬉しいです。

さて、弓道に興味がある人は初期費用も気になりますよね。

道具を揃えるのにいくらかかるのか?

部費ってどれぐらいなのか?

気になる人は「弓道の初期費用【始めるときに必要なお金】」をご覧ください。

弓道と手の乾燥対策【お金をかけずに快適にする方法】

取懸け

弓道家にとって冬は試練の季節です。

防寒性ゼロの道場の中で、震えながら練習しないといけません。

以前、弓道の防寒対策をお話しました。

でも冬は寒さだけではありません。

手の乾燥対策も重要です。

手のコンディションが悪化すると、思った以上に射に影響が出ます。

100均のヒアルロン酸がおすすめ

手の保湿にも色々あります。

手専用の保湿クリームが1番いいですが、ちょっと高め。

ワセリンはベタつきが気になるし、握り皮が汚れやすくなります。

安く済ませたいなら100均の出番です。

100均のコスメグッズ、じっくり見たことありますか?

私がおすすめするのは、ダイソーのヒアルロン酸です。

ダイソーのヒアルロン酸

2種類あります。

弓道の練習直前につけるなら「スーパーヒアルロン酸」がおすすめ。

スーパーヒアルロン酸のほうが角質層になじみやすいので、ベタつきが早くなくなります。

原液を直接手に垂らして馴染ませればOK。

最初に手を水で濡らして、原液を2滴垂らせば両手をカバーできます。

もちろん化粧水に混ぜてもいいですよ。

コスパ重視ならamazonで

毎日練習の前に使うと、ダイソーのヒアルロン酸はすぐなくなります。

コスパを考えると、amazonで買うほうがいいと思います。

例えば「SOC スキンローション ヒアルロン酸」

弓道と手の乾燥対策

470円~600円ぐらいで買えるのですが、大容量です。

500ml入っています。

弓道と手の乾燥対策

手に塗ると5分ぐらいベタつきますが、効果はバッチリ。

ついでに顔も保湿すれば、美肌弓道家の誕生です(笑)

 

最強は尿素入りハンドクリーム

ケチケチせず効果を重視したい!

そんな人は、尿素入りハンドクリームが1番です。

以前「弓道で虎口が痛い」という話の中で、手の内の皮めくれ対策を話しました。

そこで紹介したハンドクリームは良かったですよ。

ベタつきもないし、すべすべ。

ずっと触っていたくなる仕上がりです。

上級者は、手を大事にします。

個人的な感想ですが、的中率8割以上の人の手はみんな綺麗でした。

手のケア方法を調べているあなたも、隠れた才能があるのかもしれませんね。

手の内のケア方法は他にも色々あります。

詳細は「弓道で虎口が痛い【手の内の皮むけ・ヒリヒリ対策】」をご覧ください。

弓道で足が滑る!予防するには足踏みの勘違いを直そう

弓道

弓道をやっていると、足が滑って困ったことはありませんか?

格式の高い道場ほど床が滑りやすい気がします。

気のせいかもしれませんが(笑)

でも、足が滑るのを道場のせいにするのは半人前です。

今回は、足が滑りやすい人の共通点についてお話します。

胴造りが甘いという前に

「足が滑るんです…」

先生や先輩に相談したら「胴造りが甘いからだ」と言われた人いませんか?

弓道をやっている人って、アドバイスになっていないアドバイスを言う人が多くて困ります

本題に戻ります。

具体的に、なぜ胴造りが甘くなるのでしょうか?

「足の内側でしっかり踏ん張っていない」

本当にそうでしょうか。

結構、みんな頑張って踏ん張っていると思いますよ。

実は胴造りの前段階、足踏みから間違っている人が多いのです。

あなたの足踏みは大丈夫ですか?

正しい足踏みの広さとは

弓道で気になるのが、足踏みが広すぎる人が多いことです。

例えばこのような感じの人。

弓道の足踏みの広さ

どっしりとしたいい足踏みに見えますが、1足分ぐらい広すぎます。

足踏みの基本は足先(両方の親指)が矢束の長さですよね。

この画像の足踏みでは広すぎます。

もう1つ注目してほしいのが踵です。

踵の間隔が肩幅よりも広くなっています。

これでは、足が滑りやすいでしょうね。

足踏みを広くすると安定感が増す気がします。

しかし、実際には余計な力が入りやすくなるだけです。

特に足の筋力が多い男性は広めの傾向があるので要注意です。

足踏みを研究していますか?

弓道の上達には、三重十文字を極める必要があります。

足踏みが広すぎたり狭すぎたりすると、

体がねじれたり、腰がひけたりします。

ついつい会の形や離れに意識が向いてしまうのですが、土台が歪めば安定しません。

なぜか調子が悪くなるのは、大抵の場合は胴造りの乱れが原因です。

そして胴造りの乱れを引き起こすのが足踏みの乱れです。

足踏みは個人差が出やすい

足踏みには基本があります。

でも、人の体って個人差がありますよね。

全身を支える足踏みは、個人差が強く反映される部分です。

足が滑りやすい人は、自分にとってのベスト足踏みを見つけていない状態です。

指1本分の広さを変えただけで、劇的に的中率が変わることもあります。

1番良い足踏みは、試行錯誤するしか見つける方法がありません。

1日に5分ぐらいは足踏みについて悩む時間を作りましょう。

足踏みがベストに近づけば、自然と滑ることは減るはずです。

ちなみに、滑りにくい足袋もあることはあります。

グリップ力が段違いですが、足踏みの改善も忘れずに。