弓道はお腹が出ていてもできる?これから始めたい人へ

弓道

これから弓道を始めたいと思っても、分からないことがいっぱいありますよね。

今回、このブログを読んでくださった人から質問が届きました。

「私は50歳で、これから弓道を始めたいと思います。

ですが、私はお腹がポッコリ出ているのです。

弓道の邪魔になりませんか?」

メタボ体型の人でも弓道を始められるのか?

気になる点についてお話します。

心配しなくて大丈夫!

まず結論から言います。

大丈夫です。

私の知り合いには、定年退職後から弓道を始めた人が大勢います。

その中には100kgを超えるような人もいますが、問題なく弓道をしています。

言葉だけでは不安かもしれませんね。

参考になる動画をYoutubeで発見しましたので紹介します。

この動画に出てくる人たちを見ると、決して細い人ばかりではありません。

社会人になってからでも楽しめるのが弓道の魅力。

心配は無用ですよ。

お腹が邪魔になることはほぼない

先ほど紹介した動画は上級者ばかりなので、まだ不安な人もいるかもしれません。

では、こちらの写真をご覧ください。

これは、弓をいっぱいまで引いた状態です。

弦とお腹の位置関係に注目してください。

弓道

弦はお腹より左側(引いている人から見て)にありますよね。

弓道の引き方・引き幅では、お腹が邪魔にならないのです。

多少お腹が出ていたとしても、弦がお腹にあたる心配はありません。

胸が大きい人は?

先ほどの写真をもう一度ご覧ください。

弦が胸にピッタリくっついています。

弓道

肥満体型が影響するとすれば、お腹ではなく胸です。

女性や、肥満体型の男性は胸が弦の動きを邪魔することがあります。

その場合は、胸当てという道具がありますので安心してください。

基本的には女性用なのですが、たまに男性が使うこともあります。

弓道の胸当て

男性が胸当てを使うのは恥ずかしいと思うかもしれませんが、大丈夫。

道着の中に着込めば外からは見えません。

私の知り合いにも、道着の中に胸当てをしている人がいますよ。

弓道は友人がたくさんできる

いかがでしょうか。

太っていても、年をとってもできるのが弓道の魅力です。

興味のある人は、ぜひ始めてくださいね。

弓道は年齢や性別に関係なく教え合い、励まし合いながら修練を重ねます。

他のスポーツよりも、友人ができやすいですよ。

一生の趣味と友だちができる。

これも弓道の醍醐味だと思います。

>>弓道の道具の費用についてはこちら

近的矢で遠的はできる?実際にやってみた

遠的

弓道の試合はほとんど近的です。

ただ、国体など一部の試合では遠的も行われます。

そこで困るのが、矢をどうするか。

遠的用の矢を使うのが1番なんですが、安い買い物ではありません。

「どうせほとんど使わないし、もったいない…」

もし、近的用の矢で遠的を行うとどうなるのか?

どれぐらい不利なのか実体験をもとにお話します。

ハッキリ言って勝負にならない

まず結論から言います。

近的用の矢で出場すればまず勝てません

私が初めて遠的を練習したのは高3のときでした。

国体最終予選に出場するために、遠的を覚える必要があったのです。

遠的と近的

その頃の私は絶不調だったこともあり、国体選手になるのはほぼ諦めていました。

試しに近的用の矢で、遠的を練習してみると的中率は1割ぐらい。

「遠的って難しいな…」と、焦ったことを覚えています。

そんな私を見かねたのか、部費(?)で遠的矢を購入してくれることになりました。

もしかすると何らかの強化費用だったかな…ちょっと記憶が曖昧です。

遠的用の矢を使ってみると、ビックリです。

1日で的中率が6割以上に伸びました。

このときほど矢の性能に感動したことはありません。

「もうちょい練習すれば国体選手になれるかも…!」なんて思ったりしました。

早気がピークだったので無理でしたけどね(笑)

狙いが握りこぶし1個以上変わる

近的矢の何が不利なのかというと、狙いの高さです。

遠的用の矢と近的矢では、狙いが握りこぶし1個以上変わります。

近的矢で遠的

私はずっと15kg前後の伸寸を使っているのですが、近的矢では届かせるのがやっとでした。

とても、精密に狙うなんてできません。

根性で練習すれば距離感を覚えるかもしれませんが…

覚えたとしても本番では大きな壁が立ちはだかります。

本番では景色が違うから距離感が狂う

遠的と弓道

遠的は60メートル先の的を狙います。

遠的って、思った以上に周りの景色の影響を受けますよ。

同じように狙っているつもりでも狂いが出ます。

本番と全く同じ場所で練習できるなら近的矢でも距離感を出せるでしょう。

でも、そんなことできないですよね。

近的矢で大きく上を狙う射では、距離感を覚える頃には試合終了。

よほど勘の良い選手でない限り、近的矢で勝つのは不可能に近いと思います。

近的矢と弱い弓ではネットにあたる

遠的の試合会場によっては、上空に飛びすぎ防止のネットが張ってあることがあります。

このネットが曲者です。

近的矢で遠的の的を狙うには、上の方を狙う必要がありますよね。

そうすると、ネットに矢が当たってしまうことがあるんです。

弓道と遠的矢

実際、私が出た試合でも矢が上空のネットに当たっている人がいました。

当然、結果は残念です。

見ているこっちが「かわいそうに…」と切なくなりましたよ。

会場によっては、そのような不測の事態が起こるかもしれません。

近的矢で遠的を行うには、最低でも14kgぐらいの弓でないと厳しいと思います。

矢尺が合っていなくても遠的矢が良い

弓道の矢は、一人ひとりに合わせて長さを調整しますよね。

遠的用の矢も同じです。

高3のときに部費で買ってもらった矢は、私の矢尺に合わせてもらいました。

でも部費で買ったので弓道部の備品扱いです。

誰でも使えます。

遠的

ある時、私より10センチ以上背の低い子が私に合わせた遠的矢を使っていました。

「お前には長過ぎないか?折るなよ(笑)」

軽口を言いながら、練習を見ていたのですが…

思った以上に、いい感じで届くんですよね。

私とその子の矢尺は全然違うはずですが、それでも長過ぎる遠的矢のほうが的中率は上でした。

それぐらい、遠的矢の飛距離性能は違います。

部費で買ってくれるように交渉してみて

いかがでしょうか。

近的矢で遠的競技に出るのはハッキリ言って無謀です。

それでも、高い買い物ですよね。

もしあなたが学生で、遠的矢を使いたいなら部費で購入するように働きかけてはどうでしょうか。

部の備品扱いにするなら買ってくれるかもしれません。

弓道の矢

ある学校では2種類の長さの遠的矢を共有していました。

多少の矢尺の違いには目をつぶっても、遠的矢を使うほうが的中率は高いですよ。

もしくは、学校ではなくて地域の弓道協会に眠っている遠的矢がないか聞いてみるとか…

いずれにしても、近的矢で戦うのは不利です。

不利を承知で戦うのもありですが、周りに相談してみるのをおすすめします。

>>弓道と食事の関係【こんな人は試合で損しているかも】

弓道で会が縮む人へ【原因は大三や引き分けにあり】

弓道

弓道で永遠のテーマが会です。

会について悩み始めるとキリがないですね。

今回、このブログを読んでくださった方からこんな質問が届きました。

「会がどうしても縮みます。

先生には会でキチッとはまったら縮まないと言われますが、いまいち分かりません。

どうすれば良いのでしょうか?」

会を持つと縮んでしまう…

私もよく言われました。

今回は、会がなぜ縮むのか?

どうすれば改善できるのか?

抽象的にならないように、具体的にお話したいと思います。

縮むのは会より前に原因がある

弓道

まず結論から言います。

会が縮むのは、会が悪いのではありません。

会に入る前に、すでに失敗しているから縮むのです。

会が縮む人の共通点を挙げると…

・射が小さくて矢尺がとれない

・右肘が前に出ている

・右肘が下りない

多くの場合は、このような傾向があります。

大きく引けず、右肘が肩の線より前に出てしまうと会で縮みます。

たまに大きく引いているのに縮む人がいますが、それは後ほど対策法をご紹介しましょう。

会で縮む人は、まず大きく引くことを目標に練習するのが最優先課題。

「伸びよう」とか「縮まないように…」と思ったところで、力みが増えるだけで何も解決しません。

射が小さいから会が縮む。

難しく考えず、シンプルに考えておきましょう。

会に入ってからできること

大きく引いて会が縮まないようにする方法をお話する前に、会についても触れておきましょう。

たまに大きく引けているのに縮む人がいますが、これをすれば解消するはずです。

会に入った後でできることは限られています。

でも、簡単にできることが一つだけあります。

「左手と右手の小指をジワーっと締める」

これが、私がたどり着いた答えです。

弓道

もともと両方の小指は締め続けるものですが、会でさらに意識します。

そうすると、両腕の下筋を使って伸びる感覚に近づける…と私は思っています。

弓道の教本や偉い人の話を聞くと、必ず「伸び合い・詰め合い」という言葉が出てきますよね。

あなたは実感できますか?

今回、質問をくれた人は先生から「キチッとはまったら縮まない」と言われたそうです。

これはおそらく詰め合いのことでしょう。

ハッキリ言って、「キチッとはまる」感覚を実感することは至難の業。

実感できるとすれば、その人は百発百中のはずです。

私自身は実感したことはありません。

私は会が縮んでしまう時期も、縮みを克服した経験もありますが…会の最中の意識・感じることは変わりません。

10連中以上を連発できるようになっても、伸び合い・詰め合いについて私は自信を持って語れません。

昔、川西弓道協会の師範(故人)は「伸びるとは、矢を的にくっつけることだ」と言っていました。

的が目の前にあるかのように感じて、好きなところに矢を運ぶことができる…らしいです。

的

私はその境地に至ったことはありません。

40射38中したときでも、せいぜい「的が大きく感じる」程度でした。

伸び合い・詰め合いについて考えると、具体的な解決法が見えにくくなります。

永遠のテーマと割り切って、ひとまず置いておきましょう。

会では弓を落ち着かせながら狙いを定め、両手の小指をジワーっと締めて離れる。

ちなみに、よく狙うことも大事ですよ。

詳しくは「弓道と狙いについて」をご覧ください。

引き分けで失敗しがちなこと

先ほど、会が縮むのは射が小さいからだと言いました。

では、具体的にはどうすれば良いのでしょうか。

まず言っておきます。

大きく引こうと思って右手を目一杯引っ張っても無理ですよ。

大きく引くためには、次の3つのポイントを見直す必要があります。

・大三の右手の位置が、頭に近すぎないか

・引き分け開始直後に、右手を下げていないか

・引き分け開始直後に、右手を顔に引きつけていないか

射が小さい人は、必ずこのどれかをやっています。

思ったよりも右手は遠くを通って良いものなんですよ。

右手は頭の輪郭を沿うようにと言いますが、あなたはできていますか?

特に、引き分けで押すことばかり意識している人。

押し先行の意識が強すぎると射が窮屈になりやすいので要注意。

物見

自分が正しいと思っている引き分けは、実は窮屈な可能性が高いです。

見直しましょう。

射が小さい人、肘が回りにくい人は右手を外から回すつもりでちょうど良いかもしれません。

右手が遠いところを通れば通るほど、射は大きくなりやすいです。

もちろん右手で引っ張るだけではないのですが…左右で押し開く感覚ですね。

左右で押し開くことについては「弓道 引き分けのコツ」で触れています。

よろしければそちらもご覧ください。

大三の右手の位置を研究してますか?

私は、よく練習中に変なことをしていました。

別にふさげていたわけではないですよ。

射法八節の中で、あえて「これはダメ」と言われてることをやってみたのです。

例えば、胴造りを無視して棒立ちになってみるとか。

特に打ち起こし・大三はあれこれ試していましたね。

大三の右手の位置を色々試してみたことはありますか?

思い切って拳2個あけてみたり、右手を目の高さで止めてみたり…

色々やってみると、感覚が全然違うのでビックリしますよ。

引き分けの右手

もしかすると、あなたが正しいと思っている大三の右手の位置は違うかもしれません。

もっと自分に合うポジションが見つかることも…

弓道で行き詰まったときは、あえて普段やらないことをやってみる。

これも良い勉強になります。

95%は失敗するのですが、たまに新発見があります。

正しいと思う射を繰り返すだけでは見えないことがありますよ。

強い人は必ず射が大きい

あなたは大学生の全国大会の映像を見たことがありますか?

Youtubeに第27回全国大学弓道選抜大会の動画があったので、貼っておきますね。

この動画に出てくる人たち、みんな射が大きいですよね。

羽根が口の近くに来ている人はいません。

癖が強い人もいますが、矢尺は目一杯引いています。

弓道が本当に強い人は、例外なく大きく引いていますよ。

右手と体には口割りに下りる直前までかなりの空間があります。

右手が体の近くを通ると不利になる証拠かもしれません。

自分の思い込みに気づけるか!?

いかがでしょうか。

今回は会が縮む人についてお話しました。

「縮まないように…」と意識するのではなく、まず大きく引くことを意識してください。

会では、狙いを定めつつ左右の小指を締める。

これで、縮む問題は解消するはずです。

弓道は正しいことをしているつもりでも、違うことをやっていることがよくあります。

勝手な思い込みに気づけるかどうか…これが上達のカギです。

他にもいっぱい思い込みがあるはずですよ。

詳しくは「弓道で上達しない人へ」をご覧ください。

弓道は身長が低いと不利になる?実際に見聞きした経験から語る

身長

昨日、これから弓道を始めたいと思っている人から質問が届きました。

「弓道に興味があります。でも、自分は中3の男ですが背が低いです。背が低いと不利ですか?」

今回は、これから弓道を始めたい人向けに身長についてお話したいと思います。

低身長でも大丈夫!

身長

まず結論から言います。

大丈夫です!

弓道は身長が低くても不利になりません。

高校生の全国大会を見ていても、背が低い人はたくさんいます。

弓道の面白いところは、体格差や腕っぷしの強さに差があっても勝負できるところです。

例えば身長190センチの柔道経験者が、身長150センチの美術部出身の女の子に負けることも珍しくありません。

男女

そもそも大昔の日本人は成人男性でも背が低い人が大勢いました。

背が低くても十分に戦えますよ。

小学生で大人に勝つ子もいる

高校生や大学生から弓道を始める人がほとんどですが、中には小学生の頃から弓道をしている子もいます。

小学生の中には、大人顔負けの腕を持っている子が多いです。

小学生

私の地元の弓道協会では、小学生の時点で高校生と対等に勝負できる子が何人もいました。

小学生でも戦えるということは、身長は不利にならないと言い切ってもいいですよね。

他のスポーツでは低身長がハンデになることが多いですが、弓道なら有利不利はありません。

体格差と実力は完全に別物です。

身長140センチの70歳おばあちゃんも強い

私の地元の弓道協会では、たくさんのおじいちゃん・おばあちゃんが弓道をしています。

ご老人と10代の男女が対等に戦えるのも、弓道の面白さですね。

私の知り合いに、身長140センチで70歳を超えているおばあちゃんがいます。

この人が強いんですよ。

おばあちゃん

月に1回行われる射会(練習試合みたいな行事)では、常に上位にランクインしています。

この射会には、高校生や大学生もたくさん参加しています。

それなのに、70歳過ぎのおばあちゃんが上位にランクインするってすごくないですか?

このおばあちゃん、見た目はほんとうに小さくて可愛らしい人です。

別に鍛えている様子もないのに、弓道の腕前はピカイチ。

これが弓道の不思議なところですね。

おばあちゃんでも勝てるんです。

あなたが勝てない理由はありません。

手が小さい人は苦労することも

低身長が不利になることはありません。

もし不利になることがあるとすれば、手が小さい人です。

弓道は左手で弓を握るのですが、手が小さいと正しい握り方を習得するのに時間がかかるかもしれません。

弓道と小指

私も手の小ささで少し苦労しました。

私は身長が174センチあるのですが、手が小さいんです。

身長150センチ台の女の子と変わらないぐらい小さいです。

身長のわりに手が小さいと、どうなるか?

背が高い人向けの弓が扱いにくくなります。

背が高い人向けの弓は、握る場所が太いものがほとんど。

指が届きにくくて苦労しました。

とはいえ、背が低い人が扱う弓は握る場所も細め。

よほど手が小さくない限りは苦労しないと思います。

これから弓道を始めたい人へ

弓道

いかがでしょうか。

背の低さが不利になることはありません。

心配していた人はご安心を。

機会があれば、地元の弓道協会や志望校の弓道部を見学してみてください。

背が低い人もいっぱいいるはずです。

でも、覚悟してくださいね。

弓道を始めたら、面白くて絶対にハマりますから♪

>>弓道の費用についてはこちら

弓道が上達しない人へ!コツは見直し力を鍛えること

弓道

自分は一生懸命練習してる!

なのに、全く上達しない…

その気持ち、とてもよく分かります。

自分の半分も練習していない人が自分より中たる。

試合でいつも負ける。

悔しくて練習量を増やしても、結果がついてこないんですよね。

私もそうでした。

今回はそんな人のために、私自身の経験から上達するためのコツをお話したいと思います。

半矢が精一杯だった私の非効率な練習法

弓道

弓道でトントン拍子に上達する人は少ないのではないでしょうか。

私も最初はそうでした。

長い間「半矢の壁」で行き詰まっていたんです。

試合で12射しても、4中ぐらいが普通。

調子が良くても、6中か7中ぐらいという時期がありました。

その頃の私の練習のルーティンはこんな感じです。

・巻藁30分

・時間がある限り的前練習

・休憩と気分転換で素引きや手の内

私の高校時代の弓道部は自由練習がほとんど。

練習メニューというものが存在しませんでした。

そのため、巻藁をちょこっとしたら的前でずっと射ってました。

最低でも1日100射以上は練習してたと思います。

弓道

休みの日は、それこそ朝から夕方まで体力が許す限り的前に立っていました。

でも、今思うと非効率すぎました。

当時の自分なりにあれこれ考えたり、先生・先輩・友達にアドバイスを貰いながら練習していましたが…

数を引いても全く上達しませんでした。

的中率が7割に向上したきっかけ

「練習すれば上達するはず」

この思いだけで突っ走っていた私ですが、ある時期を境に的中率が大きく変化します。

高1の春:弓道を始める

高1の12月まで:的中率4割~6割

高1の1月から春:的中率1割

高2の5月以降:的中率7割以上

高2の夏:40射38中を記録(自主練習中)

私の弓道人生は、高1の冬休みが最初のターニングポイントでした。

的中率が一気に1割になりましたね。

実は年末の最後の練習日に、右肩を壊したんです。

「二張引き」って知ってますか?

2つの弓を重ねて、まとめて素引きするんです。

弓道

これで私は肩を壊しました(泣)

当時の地元の弓道協会に師範に「やれ」と言われれば断れません。

嫌な予感はしましたが頑張りました。

結局、当時の私の未熟な射では15キロの弓2張をまとめて引くのは無理でした。

骨で引ける上級者ならできるらしいですが…

(真似しないように)

冬休みが明けた直後は、小学生用の5kgの弓すら引くのが厳しい状態。

まともな練習ができない日々が続きました。

当時は辛かったですが、今では幸運だったと思います。

この期間中、私は自分の射の見直しを徹底的に行うことができました。

見直しの重要性を理解したことがきっかけで、的中率が安定して7割を超えるようになったのです。

3つの見直しで的中率7割へ

弓道の矢

私の的中率が大きく向上したのは、見直しを徹底したおかげです。

特に効果が大きかった見直しは、次の3つです。

・足踏みと腰の動き

・引き分けの方向

・手先の力の使い方

これら3つを見直した結果、私の的中率は目に見えて向上しました。

そしてこの3つのポイント、私以外の人にも有効だったんです。

私に1週間コーチする時間をもらえれば、あなたの的中率を5割~7割に上げる自信がありますよ。

関西の人はお声掛けください、交通費と食事代は請求しますが(笑)

それはさておき、具体的にどう見直したのかが気になりますよね。

詳しくお話します。

見直し①足踏みと腰の動き

射法八節は足踏みから始まります。

正直な話、あなたは毎日足踏みのことを考えていますか?

私が的中率5割以下だった当時は、足踏みはほとんど無意識にやっていました。

ところが、右肩を壊して練習を見学しているときに気づいたんです。

「的中率が低い人の足踏みはズレている」

弓道の足踏みは、つま先が的の中心線にくるように立ちますよね。

あなたの足踏み、本当に真っ直ぐになっているでしょうか。

足踏みの方向がズレていると、人の体は無意識のうちの腰を動かして調整するみたいなんです。

右に腰を捻ってみたり、左足体重になったり…

反ったり伏せたりするのも、足踏みの歪みが原因であることが多いです。

「私の足踏みは真っ直ぐになっている」

そう思っている人はちょっと待った!

実は、ほとんどの人の足踏みは最初は真っ直ぐなんです。

体配中に癖で動かしている人がいるんですよ。

胴造りを入れるときにモゾモゾしたり、取懸けに移るときにじわ~っとズラしたり…

意外と動いてる人が多いですよ。

取懸け

足踏みを確かめる方法は簡単です。

離れた直後に、つま先に沿って矢を置く。

真っ直ぐになっていなければ改善が必要です。

ほんの少しでもダメですよ。

腰の動きについては、的前で意識するのは難しいかもしれません。

素引きや巻藁練習の際に、腰だけを意識して練習する時間を作りましょう。

右に捻って上半身が斜めになる人。

左に捻って左肩が抜けている人。

色々な人がいますよ。

腰の動きを改善すると、肩のラインが整いやすくなります。

案外、「棒立ち」で射るほうが正しい射型に近くなることも…

思い込みを発見するためにも、毎日チェックする時間を作るべきです。

>>足踏みで滑りやすい人はこちら

見直し②引き分けの方向

引き分けの右手

引き分けに注目しない日はありません。

あなたも毎日、引き分けについてあれこれ考えていることでしょう。

ところで、引き分けを開始する際はどの方向に動かしていますか?

「押し先行で自然に」

「矢に沿って」

「真っ直ぐ」

これらは正しいのですが、間違った思い込みを生みやすいので注意が必要です。

上手な人と中らない人をよく見比べてください。

大三から引き分けに移る瞬間の動き、全然違うはずです。

自分では真っ直ぐに引いているつもりでも、体に引きつけたり単に手を下ろしたりする人が多いです。

弓道

射が小さい(矢尺が短くなりやすい)人は、思ったよりも外に向かって遠回りするように引くのが正しいかもしれません。

右手が縦になる人はその逆ですね。

「射型はキレイなのに中らない」という人も、引き分けの初動に癖があることが多いです。

物見

引き分けは初動を間違えると的中率がガクッと下がります。

あなたの意識する正しい引き分けは本当に正しいのか?

引き分けを開始した瞬間の自分の手の動き、意識してみてください。

>>弓道の引き分けのコツを詳しく見る

見直し③手先の力の使い方

3つ目のポイントは、手先の力の使い方です。

手先と言えば手の内です。

でも、それだけではありません。

確かに手の内は大事です。

以前「弓道の離れで眼鏡が飛ぶ人へ」でもお話しましたが、小指の締め方を意識するだけで的中率が大きく上がる可能性があります。

手の内で親指が曲がる

手の内についてはそちらの記事をみてもらうとして、問題は右手です。

右手は手首の形などは意識するかもしれませんが、指の力の入れ具合を意識したことはあるでしょうか。

的中率が低い人を見ていると、取懸けをした瞬間から力んでいる人が多いです。

右手をモゾモゾして何度も握り直している人、いますよね。

弓道

綺麗な形で取懸けをしていても、力の入れ方を間違っていれば射型に影響します。

私の場合は、右手の親指の使い方を意識してから離れが劇的に変わったことがありました。

詳しくは「弓道の前離れの直し方」をご覧ください。

練習の手順も変えました

今回3つの見直しポイントを紹介しました。

もちろん、この見直すポイントはこの3つだけではありません。

常に正しいと思いこんでいる部分がないかチェックする必要があります。

私は見直しの大切さに気づいてから、練習の手順を大きく変えました。

①巻藁で足踏み・胴造りをチェック

②素引きで手の内を確認

③巻藁で右手の力の入り具合を確認

④的前で引き分けの初動を意識

⑤テーマを決めて人の射を見学

⑥総仕上げ

このような流れで、①から⑥までを繰り返す練習を行いました。

特に、テーマを決めて人の射を見学するのは勉強になります。

見るポイントを絞るのがコツですね。

「今日は背中に注目しよう」

「左肩の動きを見比べよう」

こんな風に、ピンポイントで人の射型を観察します。

弓道部

観察するのは、上手い人・下手な人も関係ありません。

色々な人を見比べたほうが、新たな発見があることでしょう。

観察力を鍛えると、気付きが増えて上達の速度が上がりますよ。

筋持久力・体幹トレーニングも大事

弓道は力で引くものではないと言われます。

でも、私の経験上筋トレしたほうが的中率は確実に上がります。

特におすすめなのが、筋持久力を上げるトレーニングですね。

体幹トレーニングのように、姿勢をキープする運動がおすすめです。

私の場合は、腕立て伏せで腕を曲げた状態をキープするトレーニングをよくします。

腕というより、背筋に効く感じです。

毎日少しずつで良いんです。

ちょっとの差が、3ヶ月後・半年後のあなたの弓道を変える原動力になることでしょう。

試合と練習で的中率が大きく違う人へ

弓道

いかがでしょうか。

今回は、上達しなくて行き詰まっている人向けに私の体験談をお伝えしました。

上達するためのコツは、あなたの間違った思い込みを見つけること。

正しいと思ってやっていることこそ、イメージと実際の動きにズレがあるかもしれませんよ。

ところで、あなたは試合で実力を発揮できるタイプでしょうか?

試合のときだけ中らない人は、メンタル以外に原因があるかもしれません。

詳しくは「試合になると中らない人へ」をご覧ください。

弓道の離れで眼鏡が飛ぶ人へ【手の内の小指が全てだ】

弓道で眼鏡が飛ぶ

このブログでは弓道の話を何度かしています。

以前「弓道で耳を払う原因」という話をしました。

すると、こんな質問が届きました。

「私は眼鏡をしています。離れで弦が眼鏡に当たって吹き飛ぶことがあって怖いです。なぜですか。」

今回は、眼鏡男子&女子のために対策について掘り下げたいと思います。

小指をしめれば弦は体から離れる

離れた後、弦が眼鏡にあたる…

この原因は耳を払うのと同じです。

手の内です。

手の内といっても漠然としていますね。

より正確に言うなら、小指です。

小指が緩むから、弦が離れてから眼鏡にあたるのです。

例え前離れしても、手の内がしっかりしていて弓を捻る力が働けば眼鏡にあたりません。

離れた瞬間から、弦は体から離れていくからです。

手の内は弓を斜めから握りますよね。

眼鏡が吹き飛ぶ人は、この状態が射法八節の中で解除されているのです。

弓に捻り(回転)の力を与えるのは小指です。

私は上押しよりも小指のほうが優先順位は上だと思います。

ベタ押しでも、小指が締まっていれば眼鏡は飛びません。

上押しができていても、小指が緩めば眼鏡・耳・腕を払うことでしょう。

このことは「腕を打つ原因」という回でもお話ししています。

小指の締めは、意識すると難しいですよ。

一瞬でも気を抜けば、弓に加わった捻りの力は分散します。

手の内を作ってから離れるまで、小指を緩める暇はありません。

最後まで意識することが唯一の解決方法です。

次の動作に行く時がポイント

弓道と小指

手の内を意識しない人はいません。

そして手の内をセッティングした直後は、ほとんどの人が綺麗な手の内を作っています。

差が出るのは次の動作に行く瞬間です。

次の動作に移る際に、手の内のことが頭から抜けていませんか?

打ち起こし
大三
引き分け
離れ

思い出してください。

あなたは、打ち起こし・大三のときに手の内を意識するでしょうか。

肩や肘ばかり意識していませんか?

引き分けのときは手の内のことなんて考えもしないのではないでしょうか。

肩が上がらないようにとか、肘を回すことばかり考えているうちはダメですよ。

大三や引き分けで弓を戻してみて

弓道

小指の締めができているか、できていないか。

眼鏡を吹き飛ばさずに、簡単にチェックする方法があります。

素引きのときに、大三まで行ったら弓を戻してください。

弦が左手首に近づいていませんか?

引き分けから戻した場合はどうでしょうか。

弦が最初の正三角形をキープできないなら、小指が緩んだ証拠。

眼鏡を飛ばしてしまう人は、どこかで小指が緩む瞬間があるはずです。

まずは自分の弱点を探しましょう。

小指を締めれば会の感触が変わる

物見

手の内で小指を締めると、弓には強い捻りの力が加わります。

弓が元に戻ろうと反発するのが、ハッキリ感じるはずです。

あなたは引き分けや会のとき、弓の回転しようとする力を感じていますか?

小指を最後まで締め続ければ、強く感じます。

私も、初めてできたときはビックリしました。

以前は虎の口で、真っ直ぐ力を受け止めるだけでした。

小指を締め続けると、それとは別に捻りに反発しようとする力を感じるのです。

「弓ってこんなにも回転しようとするものなんだ」

あの時の驚きは、今でもハッキリと覚えています。

4時方向に外すのは小指が甘い証拠

これまでの話を聞いても、素直に納得できない人がいるかもしれません。

「私は、小指を緩めたりしていない」

根拠のない自信で断言してしまう時期ってあるんですよね。

私もありました…

弓道を始めて2年目ぐらいの頃、なぜか自信満々の時期がありました。

その頃は、せいぜい7割ぐらいしか中らないレベルだったんですが(笑)

小指ができているかどうか半信半疑の人は、矢所を思い出してください。

前に外していませんか?

弓道

2時、3時、4時、5時方向に外す人。

あなたは、まだまだ小指の締めが甘いです。

私は小指の締めを意識するようになったから、前に外した記憶がありません。

それぐらい、ハッキリと矢所が変わります。

前に外す人は、調子のいい日と悪い日で的中率が大きく違うのではないでしょうか。

皆中や3中を連発する日もあれば、1中や残念を平気で出してしまう日もあるはず。

小指の締めが甘いうちは、いつまでも不安定なままですよ。

1段階レベルアップするために

弓道

いかがでしょうか。

今回は、眼鏡が吹き飛ぶ原因は手の内の小指にあるという話をしました。

「手が小さい人の手の内のコツ」という回でも触れましたが、小指の締めは的中率にも直結します。

的中率が5割以下の人が、7割に上がることもありますよ。

私自身、離れの瞬間まで小指を意識するようになってから、3中以上がバンバンでるようになりました。

皆中を連続で出せるようになったのも、それからです。

手の内を作ったら、小指は最後まで締める。

最初は小指だけに集中するぐらいで良いですよ。

1つ1つ、焦らずにレベルアップしてくださいね。

>>手が小さい人の手の内は優先順位を確認しよう

弓道部に途中入部しても大丈夫?実際に見たことをお話します

弓道

学校の部活って、途中入部しにくい空気がありますよね。

特に弓道部は別空間というか、独特の雰囲気があるので心配です。

・途中入部して大丈夫なのか?

・先に入った人たちに追いつけるのか?

私が見てきた人たちのことをお話したいと思います。

3ヶ月で勝負はできる

弓道

まず結論から言えば、途中入部しても大丈夫です。

最初はよそ者みたいに扱われるかもしれませんが、すぐ馴染めます。

技術的なことを言えば、「約3ヶ月でとりあえず勝負できる」レベルには追いつけます。

全くの初心者が弓道を始めた場合、的に向かって射てるようになるのに3ヶ月ぐらいかかるのです。

9月に途中入部した場合は、12月頃には勝負できる。

未熟な人が相手なら、勝つこともあるでしょう。

弓道は一気にレベルアップできる武道です。

途中入部したとしても、なんとかなります。

体力的には大丈夫?

弓道部

もしあなたが文化部や帰宅部しか経験がない場合、練習についていけるか不安かもしれません。

これも、心配無用です。

筋トレや走り込みは、他の運動部に比べれば少ないです。

「弓道部は文化部だ」なんて言う人もいるぐらいです。

全く基礎トレーニングをしない学校だってあります。

練習内容は学校や流派によって全然違いますが、キツいトレーニングをする学校は少数派。

安心してください。

半年で追い越せるかも

弓道

弓道は、上達が早い人はどんどん先に進みます。

始めてから半年もすれば、1つ上や2つ上の先輩に勝つことも珍しくありません。

真面目に練習すれば、半年後には同級生全員に勝つことも不可能ではない。

そういう意味では、弓道は他のスポーツよりも参入しやすい面もありますね。

弓道は的中率50%ぐらいで止まってしまう人が多いのです。

的中率50%というのは、センスのある人なら3ヶ月で達成できます。

半年後なら、センスがなくても無理なく達成できるでしょう。

ずっと足踏みして上達できていない人相手なら、半年後には互角です。

1年後には差は感じない

弓道部

弓道部に途中入部したとしても、1年経つ頃には差を感じないはずです。

あなたが部内で1番になっていても不思議ではありません。

実際、キャリア1年の人と2年の人の差は見た目では分かりません。

弓道歴1年の人が90%的中するのに、弓道歴2年の人は50%がやっと…ということもよくあります。

あなたが1年生で途中入部するなら、十分に活躍できることでしょう。

2年生から途中入部するとしても、頑張れば大丈夫。

引退まで半年を切っていたら、活躍するのは難しいかもしれませんが…

そうでないなら、途中入部は決して不利ではありません。

2年生から入部して3年生でトップ3

弓道

私は今まで、たくさんの人を見てきました。

その中には、高校2年生で途中入部した人が3年生の春の大会では部内でトップ3の使い手になった人もいましたよ。

しかも、その人は吹奏楽部からの転部でした。

弓道どころか、運動部に入った経験すらありません。

もちろん、センスや努力次第ですが…

弓道は半年もあれば上級者顔負けのレベルに到達することもあります。

最初は同級生とかなりの差を感じるかもしれませんが、ある程度のレベルにはすぐ追いつけます。

まとめ

いかがでしょうか。

弓道部は、途中入部しやすい部活だと思います。

最初の3ヶ月は、同級生との差を感じるかもしれません。

でも半年もすれば追いつき、追い越せます。

10年弓道をしていても、1年しかしていない人に負けることもあります。

1年未満の差なんて、すぐ感じなくなりますよ。

>>弓道にかかる費用はどれぐらい?

弓道と食事の関係【こんな人は試合で損しているかも】

弓道と食事

弓道の公式試合は、1日かかることが多いですよね。

集中力を持続するのは大変です。

ところで、試合当日の昼食はどうしていますか?

私自身の経験や周りの人を観察していると、食事と的中率には関係性があるように思います。

今回は、食事に焦点をあててお話します。

食事と的中率の関係に注目したきっかけ

昼食と午後の的中率には、関係性があります。

統計をとったわけではありませんが、断言できます。

というのも、私が試合当日の食事で大失敗したことがあるからです。

私が高校生の頃です。

うちの弓道部では、部内で毎月1回「月例射会」を行っていました。

高校生

身内だけの非公式戦ですが、当時人数は50人を超えていました。

なかなか白熱していましたよ。

弓道部の道場は狭くて、同時に5人立つとギリギリです。

12射するのですが、校内戦といっても1日がかりでした。

そんな月例射会の昼休憩。

そこで調子に乗った私が、大失敗してしまったのです。

ちょっと恥ずかしいのですが、失敗エピソードをご紹介します。

牛丼大盛りで大失敗した私

あれは、私が高校2年生の頃でした。

その日の午前中が終わった時点で、私の成績は8射7中。

当時の私の的中率は良くて7割ぐらい。

8射7中なんて滅多にありません。

まさに絶好調!

とても気分が良かったのを覚えています。

このまま最後までできたら良かったのですが、残念ながら次の出番は昼休憩後です。

お昼ごはんを食べなければいけません。

当時の私は少食でした。

普段、お昼ごはんは菓子パン1個か2個食べるぐらい。

それで十分戦えたのです。

ところがその日は絶好調。

浮かれていたんでしょうね…

高校の近くにある牛丼屋まで行って、牛丼大盛りを食べたのです。

牛丼

「さあ、残り4射。

最悪でも3中して、12射10中にしないとな。」

ところがです。

いざ自分の番が回ってくると、何かが違う…

午前中、あれだけ高精度を誇っていた自分の射はどこへやら。

矢所が乱れます。

結果は4射0中。

トータルで12射7中です。

終わってみれば平凡な成績。

とてもガッカリしました。

ガッカリ

弓道は満腹でも空腹でもダメ

この失敗のあと、私は試合当日の昼食に気を使うようになりました。

そこで色々と試して気づいたことがあります。

まず、昼食で満腹まで食べるとダメです。

私の場合、的中率が4割ぐらいダウンすることが分かりました。

全ての人に当てはまる保証はありませんが、満腹状態は思った以上に的中率を下げます。

逆に、昼食を抜いたらどうか?

試してみましたが、これもダメです。

空腹の状態では、的中率は2割減ぐらい。

満腹状態よりはマシですが、プラスにはなりませんでした。

食事抜きで試合に出るのはおすすめしません。

色々な人を見てきましたが、結構この法則は良い線行っている気がします。

あなたはどうでしょうか。

早食いの人は的中率ダウン

弓道と食事の関係性。

食事の量以外にも、気づいたことがあります。

食べるのが早い人。

昼食後の的中率下がっていませんか?

弓道

色々な人を観察して気づいたのですが、食べるのが早い人ほど後半に失速しがちです。

皆中、皆中、残念とか。

「なんでだー!」って叫んでる人は、早食い率が高めでした。

普段から人より食べるのが早い人。

試合当日のお昼ごはんだけは、よく噛んでゆっくり食べてくださいね。

少食の人はペースが崩れない

弓道の的中率を下げないためには、お昼ごはんは「腹6分目」をおすすめします。

私自身の経験上「まだまだ物足りないけど空腹ではない」状態が1番的中率が良かったです。

弓道

的中率が安定している人を見ていると、ほとんどの人がお昼は少食です。

どか食いして安定している人は見たことがありません。

試合当日は、普段のお昼ごはんより少なめにしましょう。

自分の番が終わってから、こっそり間食すれば良いんです(笑)

個人的にベストだった昼食

では、具体的にはどんな昼食がベストなのか?

個人的にベストだった食事を2つ紹介します。

・おにぎり1個+味噌汁

・菓子パン1個+チョコレート

かなり少ないですよね。

でも、私の場合はこれぐらいにしないと的中率が下がることが多かったのです。

ちなみに味噌汁は、コンビニでお湯をもらったりスープポット(保温ランチジャー)で持参しました。

スープジャー

面倒なときは、菓子パン1個とチョコレートを少々。

チョコパワーは弓道でも通用しますよ。

あなたのベストな昼食を探せ

いかがでしょうか。

試合当日の昼食と的中率。

研究してみると面白いかもしれませんね。

昼食の具体例を紹介しましたが、これはあくまでも「my best」です。

あなたの適正量は違うかもしれません。

昼食後すぐ練習する日があれば、試してみてください。

普段から、どれぐらい食べたらどう変化するのか意識すること。

そうすれば「your best」が見つかることでしょう。

頭の中は、常に弓道弓道!

>>弓道で集中力を高める方法は?昔の武士の話がすごい

弓道の手の内で親指が曲がる人へ【形が崩れる見落としがちなポイント】

弓道の手の内で親指が曲がる

弓道を続けていると、悩みは尽きません。

特に悩むとドツボにはまるのが手の内です。

今回、このようなご質問をいただきました。

「手の内の親指がどうしても曲がります。解決方法はありますか」

手の内の改善は射型を直すより難しいかもしれません。

でも、少しずつ改善することはできますよ。

小指の締めがポイント

「親指が曲がる原因は?」

そう聞かれたら、私はこう答えます。

「手の内の小指の締めが弱いのが原因」

いかがでしょうか。

意外だと思った人が多いかもしれません。

でもよく考えてみてください。

「上押しをしっかりする」

「親指を意識して伸ばす」

これで解決できるなら、こんなに悩んでいる人が多いはずがありません。

弓道の手の内で親指が曲がる

実際、上押しはできていても親指が曲がっている人もいます。

親指が曲がるのを直したいなら、意識を虎の口から小指にチェンジしてください。

なぜ小指の締めが大事なのか?

なぜ小指の締めが大事なのか?

理屈はこうです。

そもそも親指が曲がるのは、弓の負荷が虎の口周辺に集中しすぎているから。

親指の付け根付近を圧迫されると、親指は勝手に曲がります。

手の内で親指が曲がってしまう

これは意志の力や訓練で解決できるものではありません。

解決したいなら、虎の口付近にかかる負荷を下げなければいけない。

そこで大事なのが小指です。

小指を締めることで、虎の口に集中しがちな力を分散させることができます。

言い換えると「下筋で引く」に近いかもしれません。

小指→左腕の下側→脇の下の順で弓の力を受け止める。

こうすることで、虎の口周辺への負荷が下がり親指が曲がりにくくなります。

中指と親指が離れる人も理屈は同じ

親指が曲がるだけでなく、上にずれて中指と離れてしまう人もいます。

この人も理屈は同じです。

小指の締めが弱くて虎の口付近に弓の力が集中し、形が崩れます。

手の内全体で受け止めるには、小指の締めを強化するしかありません。

手が小さい人ほど小指がカギになる

手の内で親指が曲がる

手の内で悩むのは、女性のほうが多いというのを聞いたことはありませんか?

女性は手が比較的小さい人が多いので、虎の口も狭いです。

その分、虎の口で受け止められる負荷も少ないのです。

もちろん、手が小さいなら男性でも同じです。

手が小さい人ほど、小指を意識してください。

ベタ押しよりも優先度は高いですよ。

詳しくは「手が小さい人の手の内」をご覧ください。

小指と虎の口で受ける練習してる?

あなたは普段、手の内の練習をどれぐらいしていますか?

小指を締める練習をしたことがありますか?

もししていないなら、今日から始めましょう。

家でもできるし、弓がなくてもできます。

練習方法は簡単です。

手の内の形を作って、小指を「グッグッ」と締めたり緩めたりする。

手の内で親指が曲がる

これを繰り返すことで小指を締める感覚がつかめます。

感覚がつかめてきたら、小指を締めたままゴム弓を引いてみるのもおすすめです。

ちなみに、小指の締めは残身まで続けること。

打ち起こし・引き分け・会で小指を意識したことはありますか?

小指の締めを意識するのとしないのでは、射の完成度が全然違いますよ。

弓道

小指の締めが強くなると良いこといっぱい

小指の締めができるようになると、親指の形は綺麗になります。

それだけではありません。

良いことがいっぱいあるんです。

・3時方向に外すことがなくなる

・矢飛びが綺麗になる

小指の締めが強くなれば、弓返りがスムーズになります。

3時方向に外すことが少なくなって的中率アップ!

矢飛びもスムーズになって満足度アップ!

こんな風に、良いことがいっぱい待っていますよ。

特に的中率が4割~6割前後の人は、小指の締めが良くなると一気に上のレベルにいけるはず。

的中率アップのためにも、手の内の小指は無視できないのです。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は手の内の親指についてお話ししました。

親指が曲がるのは虎の口だけで弓の力を受け止めるから。

小指の締めを強化すれば、少しずつ解消するはずです。

小指の締めは、いきなり強くなりません。

筋トレのように、毎日少しずつ強くするしかありません。

最初は成果が出ずにガッカリするかもしれませんが、コツコツ続けると良いことありますよ。

思いつめずに、少しずつチャレンジしてくださいね。

>>私の恥ずかしい早気克服体験談はこちら

ゆがけにカビが生えた!除去方法と再発予防のコツ

弓道と友達

ゆがけは弓以上に大切な道具です。

「かけがえのないもの」の由来になったと言われるほど、射手のパフォーマンスに直結する道具。

そんな大切なゆがけ。

ふと気づくと、カビが生えてきた…

ショックですよね。

今回は、カビが生えた時の対処法と再発防止についてお話します。

歯ブラシが1番効果があった

まず結論から言います。

ゆがけのカビ落としには、歯ブラシが1番です。

歯ブラシ

私も色々と試行錯誤したのですが、見た目と再発率の低さで言えば歯ブラシがダントツでした。

歯ブラシでゴシゴシこすり落とす。

原始的ですが、再発防止や被害拡大を防ぐ意味でも有効な方法です。

カビは湿気と栄養さえあれば、どんどん増殖します。

タオルで拭き取るぐらいでは、根深いカビを除去しきれません。

ゆがけが傷むのが心配かもしれませんが、それぐらいしなければ見た目が変わりません。

頑固なカビ汚れには、紙やすりを使うのも有効です。

やり過ぎはゆがけを傷めるので、ゆっくり慎重に削ってください。

消毒用エタノールは?

カビ対策と言えば、消毒用エタノールです。

私も試してみたことがあるのですが、初期のカビなら有効ですね。

布を消毒用エタノールに浸して、こすりつけるように拭くととれることがあります。

ただし、時間が経過したカビには効果がありません。

根深いカビは、歯ブラシや紙やすりで削るしかないのです。

カビキラー系は後悔するぞ

爪水虫とカビキラー

「カビ退治なら、カビキラーでしょ」

カビキラー・カビ取りハイター…お風呂用のカビ取りグッズを使えば、なんとかなりそうですよね。

でも、絶対にやめてください。

確かにカビは退治できるかもしれません。

でも、ゆがけが大きく変色する可能性が高いです。

変色するとカビより目立つし、汚く見えます。

一度変色してしまうと元に戻せません。

カビキラーなど、塩素系漂白剤が入った商品を使うのはNGです。

保管用の袋はすぐ捨てるべし

ゆがけに生えたカビは歯ブラシなどで落とす。

これで終わりではありません。

カビはしぶといので、見えなくても生きています。

さらに、カビで手強いのが胞子です。

カビは増殖するとき、胞子を飛ばします。

胞子が付着している場所は、条件が整えばすぐに増殖しカビ汚れになりますよ。

菌のイラスト

注意したいのが、保管用の袋です。

ゆがけにカビが生えたなら、保管用の袋の中にもカビや胞子が付着しています。

せっかく手入れしても、そんな袋を使い続けたら…

ご想像どおり、ちょっとした湿気でもカビが増殖するようになりますよ。

ゆがけにカビが一度でも生えたなら、袋は捨ててください。

新品の袋で保管しましょう。

下がけも新品に交換がおすすめ

弓道

カビ対策で忘れてはいけないのが、下がけです。

ゆがけにカビが生えたなら、下がけにもカビが付着しています。

洗濯である程度は落ちるのですが、万全を期すなら新品に交換するのがおすすめ。

それから、ちゃんと毎日交換していますか?

冬でも毎日交換しないと、カビは死滅しませんよ。

夏場なら、3時間おきに交換してもいいぐらいです。

下がけは汗や皮脂をたっぷり吸っています。

カビにとっては天国のような場所でしょう。

特に臭いが気になる人は、コマメな交換を忘れずに。

乾燥剤はコマメに交換すべし

ゆがけを保管する際、乾燥剤を使っている人も多いと思います。

乾燥剤、コマメに交換していますか?

乾燥剤

乾燥剤は無限に湿気を吸い取るわけではありません。

交換しないと、全くの無意味になってしまいますよ。

特にお菓子の袋などに入っている小さな乾燥剤。

夏場なら2日も使えば湿気を吸い取ることができなくなります。

乾燥剤を使うなら、靴用の乾燥剤がおすすめです。

大容量で、湿気をグングン吸い取ってくれます。

百均に行けば、靴用の乾燥剤が売っています。

5個セットで百円とか、種類も豊富で使いやすいですよ。

ゆがけのカビは美容の敵

取懸け

あなたはニキビや肌荒れで悩んでいませんか?

ゆがけのカビは、美容にとっても天敵です。

ゆがけにカビが生えると、使うたびにあなたの手にもカビが付着します。

手を洗えばすぐ落ちるので、そこまで神経質になる必要はないのですが…

問題なのが顔をよく触る人です。

あなたは顔を触っていませんか?

おでこ、目、ほっぺ、あご…

自分でも気づかないうちに、顔を触っていることがよくあります。

手で顔を触る時、手についたカビやばい菌も顔に付着してしまうんです。

すると、どうなるか?

お肌の表面の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れて、肌荒れしやすい状態になるんですよ。

ゆがけのカビは、見た目や臭いだけの問題ではないんです。

あなたの肌荒れにも直結する問題です。

ゆがけを外した後は、すぐ手を洗うこと。

そして、顔を触る回数を極力減らすこと。

肌荒れで悩んでいる人は、意識してくださいね。

>>顔カビと顔ダニによる症状とは?