弓道を熱心に練習していると、 虎の口付近の皮がボロボロになることがあります。
親指の内側(弓が触れる部分)とか付け根とか…痛いですよね。
私の場合は 手が小さいのに身長的に伸寸の弓を使う必要があったので、手のケアには本当に苦労しました。
今回は手を守るグッズやケア用品についてお話します。
手の内が悪いからダメという指摘は意味が無い
「手の内が痛いです」
こういう相談をすると、必ず「手の内が悪いからダメなんだ」と指摘する人がいますよね。
弓道ではこういう指摘をする人が多いのですが…この指摘は全く意味が無いことです。
そもそも、どんなに完璧な手の内をしていても一日に何百何千と射れば手は荒れます。
さらに言えば、完璧な手の内をしている人などいません。具体的な方法を伴ってこそ、本当のアドバイスです。
指なし手袋+押し手掛けが正解
左手を守る定番といえば、押し手掛け。
私も使ったことがあるのですが、これだけではイマイチ痛み対策にはなりませんでした。
テーピングも同じですね。 押し手掛けと組み合わせれば結構マシになりますが、すぐ剥がれるので面倒です。
そこでおすすめするのが、押し手掛け+指なし手袋の組み合わせ。
テービングのように巻き直す手間もなく、虎の口の皮むけを防ぐことができます。
白ならテーピングのように見えるし、サッとはめて、すぐ外せるので楽でした。
クッション性もあるので、痛みはかなりマシになります。
手のマメが水ぶくれのようになった手のケア
手のひらがボロボロになってひどくなってくると、水ぶくれのようなものができます。
マメが潰れて破れた痛みは想像以上で、弓道が辛いものになってしまいます。
このような場合、消毒するぐらいしか対処しない人も多いのではないでしょうか。
中途半端な対処では、練習を再開したらすぐに同じ状態になるかもしれません。
手の皮が治ってからの話ですが、予防ケアとしてハンドクリームを塗る習慣をつけましょう。
特に尿素入りのハンドクリームは良いですよ。
ドラッグストアなどで簡単に手に入るので、ぜひ一度試してみてください。