「手先ではなく下筋を使え」
「下筋を張って引け」
弓道で定番のこのフレーズ、果たして明確にイメージできているでしょうか?
この感覚をつかめば、的中率で7割を切ることはなくなります。
今回は、下筋をイメージする方法についてお伝えしたいと思います。
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「手先ではなく下筋を使え」
「下筋を張って引け」
弓道で定番のこのフレーズ、果たして明確にイメージできているでしょうか?
この感覚をつかめば、的中率で7割を切ることはなくなります。
今回は、下筋をイメージする方法についてお伝えしたいと思います。
弓道をしている人の射型を見ていると、
・大きく引けている人
・羽が口元まで来るくらい小さい射の人
2つのパターンに分かれます。
体格や腕っ節の強さとは関係ないようです。
この違いは何でしょうか?
大きく引けている人は、パワーが優れているわけではないし、引っ張っているわけでもありません。
射が小さい人が思いっきり引っ張っても大きく引けませんよね。
大きく引けるか引けないかの違いは、打ち起こし(大三)と、引き分けた瞬間で決まります。
まず、打ち起こしの右手の位置です。
右手は額から握りこぶし一つ分離すように教わりましたよね。
この「握りこぶし一つ」っていうのが曲者で、人によってイメージが全然違います。
大三のときの右手の位置を色々変えてみたことはありますか?
案外、こういう単純な試行錯誤をしたことがない人が多いんです。
思い切って握りこぶし2つ分離してみれば、大きく引けます。
(本人が2つ分と思っていても、実は1つ分しか空いてない場合もよくあります。)
右手の位置、自分がこれで正しいと思っていても間違っているかもしれません。
次に、引き分けです。
射が小さい人は、引き分けて目の高さまでおろしてくるまでに右手を体に向かって引きつけている場合があります。
引分け中、どのタイミングで矢が顔に触れますか?
鼻より上の高さで矢が顔に触れている場合は引きつけるのが早すぎます。
大きく引くのが苦手な人は、引き分け開始のときに矢に沿って引き分けていません。
引き分けを開始する直前の矢は、体と平行ではなく、やや左を向いています。
矢に沿って引くということは、右手を体に近づけるのではなく、むしろ遠ざけるイメージのほうが正しいです。
口割りにくるまでに遠回りすればするほど大きく引けます。
これは弓道初心者でも達人でも同じこと。
自分ではまっすぐに引き分けているつもりでも、体に引きつけているだけの窮屈な引き分けになっているかもしれません。
研究してみると面白いですよ。
遠回りしすぎても的中率は下がります。
ベストな引き方を試行錯誤してみてください。
弓道を続けていると色々な問題に直面します。
その中でも悩ましいのが手や体の震えです。
打ち起こした後、引き分けるまでに震えてカタカタ音がなるのも気になるし、会で震えると狙いがブレやすいです。