家を売るか売らないかのボーダーライン【年齢と貯金額から分かること】

以前、不動産会社に勤めている友人に

「どんな会社とどう契約したら良いのか」を聞きました。

今回はその前段階、

「家を売るべきか売らないほうがいいのか?」

家を売る売らないの判断は

とても迷いますよね。

家を売るか売らないか

ボーダーラインはどこにあるのか聞いてみました。

住宅ローンの残額は?

まず確認が必要なのは、

住宅ローンの残額です。

最初のボーダーラインは、

残額と売却査定額、どちらが大きいかです。

お金

査定額の方が大きいか、

ローンの残額と同じならば売却する方向で進めます。

ローンが上回る場合も売却はできますが、

ローンの残額は返済しなければなりません。

そのようなケースでは、

無理に家を売却すると

かえって生活資金が苦しくなる場合があります。

新しい家の家賃とローンの返済、

同時にやりくりするのは大変です。

年齢と貯金額と今後の収入から考える

売るか売らないか迷っている人は、

今後の生活資金にプラスかマイナスか

考えていると思います。

売るか売らないかの第二のボーダーライン

現在の年齢・収入から見た

退職時点の貯金額の予想金額です。

よく言われるのが、

老後をゆとりを持って生活するためには

退職時点で3,000万円の貯金額が必要ということ。

慎ましく生活する人でも

退職に1,000万円は貯金がないと苦労するようです。

個人事業主

退職金も計算に入れたとして、

この貯金額は達成できそうですか?

今のペースでは無理だと思う人は、

家の売却は有効な手段です。

いざ退職してから

慌てて家を売却しようとしても

資産価値が下がっているかもしれません。

特に東京オリンピック以後は

中古住宅の相場は下がる見込みが強いです。

例えば今のうちに家を売っておいて、

しばらくは賃貸で生活をする。

そして東京オリンピック以降、

中古住宅が安くなったら

格安になった中古住宅を購入してもいいでしょう。

一般媒介契約で失敗

いずれにしても、

手持ちの現金資産があると

何をするにしても身軽に行動ができます。

売らなくても査定を受けると得をする

家を売る、売らないは

今後の生活を大きく左右することです。

即決できなくて当然です。

一つだけ言えることは、

今のあなたの家の市場価格が分からないと

判断しようがないということです。

不動産会社で働く友人に聞いたところ、

査定だけで売却しなかったとしても

全く問題ないんですって。

なかには4年に1度、

査定を受けている常連さんもいるんだとか。

現在の査定額を知っておけば、

これからの計画をたてやすくなります。

そして、いよいよ売りに出すとなった時、

現在の相場が有利なのか不利なのか

自分で判断することもできます。

不動産の取り引きは分からないことだらけ。

少しでも手持ちの情報を増やしておけば、

いざという時に余裕を持って対応できるでしょう。

ちなみに、

家の査定はインターネット経由で申しこめば

複数の会社に一括で依頼することができますよ。

大手も地域密着企業も

バランスよく紹介してくれるサイトのリンクを

貼っておきますね。

 
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