オワハラが社会問題になっていますね。
私の知り合いのAさんもオワハラを体験しました。
そのときの様子と効果的だった対策についてお話します。
最終面接はオワハラのための罠だった
筆記試験、集団面接、個別面接を無事に通過したAさん。
最後に重役による最終面接があると聞かされ、
緊張しながら面接に向かいました。
最終面接は社長と冒頭の1分だけ挨拶と世間話をするだけ。
その場で内定を知らされました。
ところが社長退出後、
人事担当者から
「他の企業に辞退の連絡を速やかにしてください。」と宣告されたんです。
どうやらこの最終面接、
オワハラをするためにセッティングされたものだったのです。
ハッキリ指摘することが最高の対策
Aさんは、オワハラについて大学やニュースで知っていました。
Aさんは、勇気を振り絞って、
「それはオワハラです。大学に報告します」とハッキリ伝えました。
Aさんがすごかったのが、それ以降何を言われても
「それはオワハラです。大学に報告します」を繰り返したんだそうです。
Aさんの心の中では徐々に
「こんなことをする会社なら内定取り消されてもいい」と思うようになり、開き直ったんですって。
結局、人事担当者のほうが根負けして、その場を切り抜けることができました。
オワハラを受けたら大学から即抗議してもらうこと
Aさんの行動はまだ終わりません。
会社を出てすぐに大学に電話でオワハラがあったことを報告。
Aさんの報告の仕方がまたすごい!こんな言い方をしたのです。
「不当に拘束され内定辞退を迫られ精神的苦痛を受けた。
大学から抗議してくれないなら、即警察に被害届を出します。」
これには大学もビックリして、すぐに対応してくれたんですって。
結局、オワハラを受けた会社から内定を取り消されることもなく、Aさんは就活を続けられたそうです。
そして、オワハラをしない別の会社に就職が決まりました。
今回は極端な例ですが、毅然とした態度でハッキリと「それはオワハラです」と指摘することが、最高の対策になるのは間違いありません。