休日、家でゴロゴロしていても疲れがとれない。
こういうことってよくありますよねえ。
疲れがとれないのは加齢のせいではありません。
最近は10代、20代の人でも疲れがとれなくて悩んでいる人が増えています。
原因は、意外なところにありました。
疲れがとれない原因は情報
疲れがたまっているときには、ネットやテレビをずっと見ているのはよくないんです。
人間の脳は、新しい情報に触れるとドーパミンという快楽物質が分泌されます。
ドーパミンはやる気を出したり脳を覚醒させるのに有効なんですが、脳が軽い興奮状態になります。
これが続くと、脳はかなり疲れるんです。
スマホやテレビを見ると、どんどん新しい情報が飛び込んできます。
もう、ドーパミンが出っぱなしです。
ネット依存症やテレビ依存症、ゲーム依存症などと言われますが、ドーパミンが分泌されているのでやめられないんです。
ドーパミンを長時間分泌し続けると眠りが浅くなる
長い時間ドーパミンを分泌し続けると、脳は軽い興奮状態から落ち着くことができません。
いざ眠ろうとしても、脳が休む体制になれずに眠りが浅くなります。
眠れないと、当然疲れます。
疲れているなら休めば良いのですが、ネットやテレビを見てドーパミンが分泌されるので不快感が一時的に下がるのです。
だからついつい見てしまう。
そうすることで、ますます脳は休まらない…
まさに負のスパイラルが完成してしまうんです。
ネット・テレビ断食でリセット
こういう生活を続けていると、老化が早まったり集中力が減ってきます。
負のスパイラルを断ち切るには、ネット断食やテレビ断食を行うしかありません。
あなたは最近、スマホを持たずに1日中出かけたことはありますか?
丸1日、テレビ・パソコン・スマホなどのデジタル画面を見なかった日はありますか?
最近疲れがとれない人は、まずここから始めることをおすすめします。
大掃除をしたり、人の少ない場所にでかけるのもいいですね。
時間のかかる料理に挑戦するのもいいでしょう。
意識して情報の洪水をシャットアウトすることで、働き者の脳を休めてあげてくださいね。