改正道路交通法で何が変わる?自転車のルールはどうなる?

自転車の危険行為

6月1日から改正道路交通法が施行されます。

これまで自転車はあまり取り締まられることはありませんでしたが、

厳しく取り締まられる対象となります。

違反するとどうなるのか?

どんな行為が違反となるのかまとめました。

講習に参加しないと罰金が!

危険行為をして2回取り締まられた場合、

公安委員会の命令で講習を受けなければなりません。

この命令に従わないと、

5万円以下の罰金が処せられます。

うっかりやっちゃう違反行為

私たちがついやってしまいがちな、

違反行為をいくつかピックアップしてみました。

携帯電話・スマホの操作

ふとした時に触ってしまうスマホ。

これも違反行為です。

特に6月中は厳しくチェックされる行為ですので気をつけてください。

自転車の危険行為

それから、音楽プレーヤーの操作。

音楽を聞きながら走っていて

「この曲はスキップしよう」と思って操作した瞬間…

ピピー!違反です!

なんてこともあるかも。

自転車に乗っているときは、運転に集中しましょう。

実際事故は、その1秒の操作の瞬間に起こるもの。

自分の身を守るためのルール改正です。

片手で傘をさす

自転車通勤・通学の人は特に要注意。

ちょっとくらいの雨だったら、

片手で傘をさして運転してませんか?

6月1日からはそんなことはできません。

片手に傘をさしても危ないことはないと思う人もいるでしょうけど、

昨年、片手の傘をさしている状態での事故が

数千件起きています。

かっぱを着た人

雨の日はかっぱを着ましょうね。

酒酔い運転

車の飲酒運転は取り締まりが厳しくなり、

社会的にも職を失うなど厳しい処分が待っていて

数は減りました。

でも、居酒屋に自転車で行っている人いませんか?

6月からは自転車も車と同じ!

せっかく楽しくお酒を飲んだ後に、

警察のご厄介になるなんて情けないことはしないでくださいね。

無灯火運転

無灯火運転

自転車にライトついてますか?

無灯火運転は違反行為になります。

自転車に乗っている本人は大丈夫でも

まわりには恐怖を与える迷惑行為。

大人の自覚を持って運転しましょうね。

ヒヤリとさせる行為はアウト!

自転車事故は増加傾向にあります。

今回の法改正は、事故を減らすために行われたもの。

歩行者や車、他の自転車に乗っている人に

「ヒヤリ」とさせる行為は全てアウト!

「これをやっちゃダメってどこにも書いてないじゃないか」

なんて見苦しい言い訳は通用しません。

今回の法改正、大人だけじゃなくて未成年も対象です。

今回の改正をきっかけに

家族と安全運転について話をしてみましょう。