顔ダニと鼻の治療【皮脂の過剰分泌をとめるケアの仕方】

鼻の顔ダニ

「何度も繰り返し鼻にニキビや吹き出物ができた。」

「炎症で赤い部分が増えてきた…」

お肌の悩みってなかなか解決しないですよね。

特に鼻は顔の中でも目立つ部分なので、ほかの場所以上に気になります。

顔ダニの増殖が気になる人へ

顔の肌荒れ

顔ダニは皮脂を好みます。

「顔ダニ対策=過剰な皮脂対策」と言ってもいいでしょう。

鼻は顔の中での皮脂が多い箇所。

皮脂の過剰分泌で顔ダニが増えすぎると、死骸や排泄物が毛穴に詰まって吹き出物、ニキビ、炎症が起きます。

鼻の皮脂が多い原因

鼻の皮脂の過剰分泌を止めたい。

あなたはきっと、色々なサイトで鼻の洗い方や保湿・スキンケアの方法を調べていると思います。

確かに、出すぎた皮脂はちゃんと洗ってあげる必要があります。

でも…

鼻や顔ばかりケアしても鼻の過剰な皮脂分泌は止まらないんです。

そもそも皮脂は、肌の乾燥防止や外からの刺激のバリアをしています。

その皮脂が分泌され続けるということは、体のどこかが乾燥・皮脂不足になっている証拠です!

鼻から皮脂が過剰分泌される人の多くが、顔のどこかが皮脂不足になっています。

・頬骨付近

・耳

・前髪の生え際

・こめかみ

顔全体を触ってみて、感触が違う場所はないでしょうか?

顔の肌荒れ

人間の体は、皮脂をピンポイントで出せません。

どこかで肌の皮脂不足を察知すると、周辺の皮脂腺を巻き込んで皮脂を分泌させます。

鼻はもともと刺激を受けやすいので皮脂腺が多い場所。

そのため、まわりで皮脂不足があると鼻の皮脂も活発に皮脂を出してしまいます。

結果的には、鼻の部分は過剰に皮脂が出てしまうんです。

鼻の顔ダニ対策は顔や首全体で

鼻の皮脂が多いから、鼻を一生懸命洗って集中的にケアする…

こういうやり方では鼻の皮脂の分泌は止まりません。

洗顔

必ず顔全体、耳の裏や首も含めてケアしてあげる必要があります。

首や耳、アゴの下などはケアを忘れがち。

意識して洗って保湿すると目に見えて変わってきますよ。

鎖骨から上は全部保湿するくらいの気持ちでいいと思います。

顔ダニ対策は駆除ではなく共生を

悪者にされがちな顔ダニ。

でも、良いこともしてくれます。

適切な数なら、肌を弱酸性に保つ助けをしてくれます。

肌にダメージを与える悪玉菌の増殖を防ぐことにつながるんです。

菌のイラスト

大事なのはバランスです。

皮膚の表面に住む善玉菌・悪玉菌、顔ダニなどが良い配分なら、肌は綺麗になります。

この点については「顔ダニと市販薬の話」をご覧ください。

顔ダニと市販薬の話【駆除ではなく共生してツルツルお肌に】

顔ダニ

顔ダニが肌荒れ・ニキビ・吹き出物の原因だとよく言われます。

顔ダニ駆除をうたう市販薬もありますが、本当に肌荒れが改善するのでしょうか。

顔ダニ駆除はスキンケアにはならない

「ニキビ・吹き出物は顔ダニが原因だ!」

そんな言葉をよく耳にしますが、少し誤解があります。

ニキビの原因は、毛穴に皮脂や汚れが詰まるのが原因です。

確かに顔ダニの過剰増殖すると、死骸や排泄物が毛穴に詰まりやすくなりニキビの引き金になります。

そして異常繁殖の原因は、豊富な皮脂と住みやすい環境が揃った場合。

そもそもの原因は皮脂の過剰分泌なのです。

顔ダニを適切な数まで減らすためには、お肌の環境を変えなければなりません。

いきなり顔ダニ駆除をするのは、油汚れでいっぱいの食器にファブリーズで除菌しようとするようなもの。

食器の洗い物

汚れをとらないとすぐ雑菌が増えるのに、殺菌しようとするのっておかしいと思いませんか?

顔ダニを駆除すれば解決!というのは、それと同じくらいトンチンカンなお話です。

さらに、顔ダニは毛穴の奥の方に潜伏しています。

そんな顔ダニが死滅するような市販薬があるとすれば、お肌の細胞も当然ダメージを受けるでしょう。

顔ダニは余分な皮脂を食べてお肌を弱酸性に保つ働きもしてくれています。

適切な数なら、良きパートナーと考えることもできるのです。

異常繁殖した顔ダニを放置するのも危険

顔ダニは適切な数であれば、お肌に良いこともしてくれます。

とはいえ、一度異常繁殖してしまうと厄介です。

しぶとく毛穴の奥に潜伏するので、放って置くと肌が荒れる一方。

手を打たないわけにはいきません。

顔ダニ駆除用の石けんや薬などもありますが、それは逆効果。

お肌の環境を激変させると、必ず反動がきます。

緩やかに顔ダニが減っていくよう誘導する方法が1番確実です。

そして、それを可能にするのが「常在菌」の存在です。

私たちの肌に住んでいるのは顔ダニだけではありません。

善玉菌(美肌菌)、日和見菌、悪玉菌と呼ばれる多くの菌たち。

ときにはカビが住み着く場合もあります。

私たちの肌の表面では、日々勢力争いが起きています。

善玉菌たちが優勢になれば、肌バリア機能が強化されます。

顔ダニや悪玉菌の繁殖がしにくくなるのです。

顔ダニ駆除ではなく整菌スキンケアで改善

顔ダニによる肌荒れで大事なことは、異常繁殖を防ぐことです。

死滅させることではありません。

顔ダニだけが異常繁殖できないように、善玉菌の数を増やして肌の環境を変えていきましょう。

具体的にどうするのか。

善玉菌を増やす良いスキンケア用品はあるのか。

詳細が気になる方は「顔カビと顔ダニの症状の違い」をご覧ください。

朝がだるい人のしんどさ解消法【サプリよりココナッツオイルがおすすめ】

痛い

毎朝、どうも体がダルい。

やる気がでない。

夕方からようやく元気が出てくる。

これでは1日がもったいないですよねえ。

今回、私が実際に克服できた方法をご紹介します。

寝起きに体がだるい原因

朝、どうも体がだるい。

この原因は一言で言うと、脳や体のエネルギー不足です。

睡眠中の脳や体は、色々なことをしています。

脳は記憶の整理を行ったり、

疲れをとる作業を随時行っています。

体のほうは、筋肉や骨、皮膚、内臓などの修復作業を行います。

こうした睡眠中の脳や体の活動にもエネルギーを使います。

睡眠7時間で消費するカロリーは平均450kcal

運動で450kcal消費しようと思ったら、

体重60kgの人が50分間ランニングをしないといけません。

汗をかく人

睡眠って意外とエネルギーを使ってるんです。

晩ごはんをたくさん食べる人は、

消化しながら体を修復しなければなりません。

晩ごはんをたくさん食べてすぐ寝る人は、

消化作業のせいで体が休めていないこともあります。

炭水化物でだるさは解消できない

「朝、起きた瞬間から疲れている」というのは、

比喩ではなくて事実なんです。

このだるさ、一刻も早く解消するにはエネルギー補給しかありません。

よく、炭水化物や糖分をとるといいと言われますが、

ここにも落とし穴があります。

パンやご飯、お菓子などをとるとすぐに血糖値が上昇します。

パン

血糖値が上がれば、脳のエネルギー源の糖が送られるわけですから、

脳の活性化につながりそうですよね。

でも、血糖値は一旦上昇すると、インスリンが働いてすぐに下がってしまいます

「活性化」という視点だけで見ると、

午前中のだるさを吹き飛ばすほど、

長時間の効果は期待できないんです。

パンやごはんを食べればだるさが解消できるなら、

こんなに悩む人がいるはずがないですよね^^;

中鎖脂肪酸でだるさを吹き飛ばす

エネルギー源を炭水化物だけに頼ると、

血糖値の上昇と下降を短時間で繰り返して

脳に安定的なエネルギーが行き渡りません。

しかし、体のエネルギーは糖だけではありません。

体のもう一つのエネルギー源「脂肪」を使ってあげればいいんです。

でも、残念なことに、私たちの体は脂肪を極力蓄えようとする性質があります。

糖があるうちは、できるかぎり糖エネルギーを使うんです。

脂肪は、糖が不足したときの最後の手段。

ですので、お腹の脂肪を燃やしてだるさを吹き飛ばすのは無理なんです(泣)

ところが、すぐにエネルギーとして使われる脂肪があります。

それが、中鎖脂肪酸。

ココナッツオイルの主成分なんですが、

この中鎖脂肪酸は体内に取り込んだらすぐに肝臓で燃焼し、

全身のエネルギーになるんです。

中鎖脂肪酸をうまく使ってあげれば、

糖とのコンビネーションで午前中からエネルギーを体に満たすことができます。

朝のだるさを解消する朝食

私がおすすめするのは、

パンにココナッツオイルを塗って食べることです。

パンにココナッツオイル

もしくは、コーヒーにココナッツオイルを混ぜてもOK。

コーヒー

朝食にココナッツオイルと炭水化物をとることで、

朝のエネルギー不足を解消できます。

食後1時間くらいから効果が出始めるので、

会社や学校に着くころにはだるさが無くなっていますよ。

ココナッツオイルの匂いが気になる人には、ココナッツオイルのサプリメントもあります。