夏のゴルフでは汗をたくさんかきますよね。
汗をかくのは仕方ないのですが、
手汗だけは困ります。
グリップが滑ってしまって、
せっかくのショットが台無しです。
今回はゴルフの手汗対策をまとめました。
グリップ滑り止めクリーナーで応急処置
まずは応急処置です。
現場ですぐに対応する方法としては、
滑り止めスプレーが効果的です。
例えばこのタバタのGV グリップ滑り止めクリーナー。
私が使ってみた印象ですが、
ラウンド直前と昼休憩中に吹きつけておけば
ほぼ1日大丈夫でした。
ケチらずたっぷりつけるのがポイントですね。
なお、ゴルフのルール上も滑り止めをつけることは禁止されていません。
プレーヤーの援助になるもの(グリップ矯正サポーターなど)はダメですが、
次の3つについてはルール上認められています。
「単純な手袋であることを条件に手袋をはめること」
「松やにやパウダー、乾燥剤、加湿剤を使うこと」
「タオルやハンカチをグリップに巻きつけること」
滑り止めスプレーは松やにと同じ扱いなので
公式戦で使っても問題ありません。
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キツめのリストバンドで汗が止まる!?
昔からの手汗対策と言えば、リストバンドですよね。
リストバンドって、腕から落ちてくる汗を吸うだけと思っていませんか?
実は、もう1つ大きな効果があるのです。
ややキツめのリストバンドを着けると、
手汗が出にくくなるという効果もあります。
「皮膚圧反射」というのですが、圧迫した部分から先は汗をかきにくくなります。
この原理を応用したのが舞妓さん。
脇や胸を圧迫することで顔の汗を防いでいるのです。
この原理を応用して、手首を少し圧迫すれば手汗は止まります。
テニスの選手は、ほとんどの人が着けていますよね。
テニスはラリーが続く限りタオルを使えません。
手汗対策が必須なのでリストバンドを着用しています。
プロゴルファーにリストバンド使用者が少ないのは、ショットの前にタオルで汗をふけるから。
汗をかきやすい体質の人はリストバンドを使っていますよ。
プロにもチラホラ使用している人がいます。
輪ゴムで圧迫するのはやめよう
手首を圧迫すればいいなら、輪ゴムでもいい?
確かに効果はありますが、おすすめしません。
輪ゴムのように狭い面積で圧迫すると
皮膚への負担が大きくてかぶれます。
さらに輪ゴムでは力が強すぎて血行が悪くなるのでおすすめしません。
ちょっとキツめのリストバンドがちょうどいいです。
手汗で苦労することが多い人は、ぜひ試してくださいね。


