蒸し暑い夜。
こんな日は扇風機の出番です。
ところが、ちょっと風量が強すぎることってありますよね。
安い扇風機は強弱の調整が細かくできないので、不便です。
風を止めると暑いけど、風が強すぎても眠れない…
そんな人のために、簡単にそよ風のような風量にする2つの方法を紹介します。
方法①壁に反射させる
最初にご紹介するのは、最も手軽な方法です。
扇風機をベッドと反対側の壁に向ける。
これだけです。
「扇風機は壁に向けるとよく眠れる」
このような噂を聞いたことはありませんか?
これは事実です。
壁に向けて風を送ると、跳ね返ってきた風が「そよ風」になって気持ちいいんですよ。
ついでに部屋の空気を適度に循環させてくれて、快適ですよ。
ただし、デメリットもあります。
デメリット:ちょうどいい風量に調節しにくい
家具の配置や部屋の形状によって、風の循環具合が変わります。
ちょうどいい角度や風量を見つけるまでに時間がかかるかもしれません。
一度見つけてしまえば、最も手軽な方法なんですが…
扇風機をどこの壁に向けるのが最適か。
研究する価値はありますよ。
方法②タオルで覆う
「扇風機を壁に向けるのは何かイヤ」
そんな人は、タオルで扇風機を覆う方法があります。
手軽だし、お金もかかりません。
ガムテープを貼るのもありです。
ただし、この方法にもメリットデメリットがあります。
デメリット:音が大きくなる
タオルで覆う方法の1番のメリットは、風量調整が簡単なことです。
タオルで覆う面積を増やしたり減らしたりすることで、強弱を自由に調整できます。
デメリットは音です。
タオルで覆うと「ブオー」という反響音が発生します。
タオルが空気を遮る音ですね。
この音は、タオルで覆う面積が大きいほどうるさくなります。
快適な風量に調整したとき、音が許せる範囲かどうか。
そこさえクリアすれば、この方法は使えます。
羽根をイジると大惨事!?
扇風機の風量調整。
荒業としては羽根を切るという方法もあります。
でも、これはおすすめできません。
思わぬ事故につながるからです。
扇風機の羽根を素人が切ると、細かなキズが残ります。
見えないぐらいの小さなキズでも、毎日使い続けるうちに負荷が貯まります。
そして、ある時いきなり割れて破片が飛び散る…
実際、過去に自己流で改造して壊れた事故が起きています。
けが人も出ていますよ。
そもそも、羽根を切って最適な風量に調整するのは至難の業です。
絶対にやめましょう。
パワーコントローラーはコスパで微妙か
最後に紹介するのは、パワーコントローラーです。
はんだごての温度調整や、照明器具の明るさ調整のための電圧調整器ですね。
確かにこれを使えば風量調整は可能です。
ですが、私はおすすめとは言えません。
まず、メリットデメリットを見ていきましょう。
デメリット:低回転時のモーター音が気になる
メリットは、なんと言っても細かな風量調整。
商品にもよりますが、風量調整の自由度は格段に上がります。
デメリットは、音ですね。
これも扇風機やパワーコントローラーの機種によるのですが、低回転時にブーンという音がする場合があります。
特に古い扇風機で、この傾向があるようです。
あとはコスパをどう考えるかですね。
パワーコントローラーは2千円前後します。
これを買うなら、卓上サーキュレーターも買えるんですよ。
静音タイプの卓上サーキュレーターを買うほうがコスパ的に賢い気もします。
サーキュレーターの風量に満足できない可能性も考えると、どちらが良いのか…
難しいところだと思います。
判断材料が欲しい人のために、amazonで人気のパワーコントローラーのリンクを貼っておきますね。
扇風機の風量調整に使っている人のレビューもたくさんあります。
扇風機以外にも、色々な家電にパワーコントローラーを使っている人がいるので面白いですよ。