7月になると、たびたびマイマイガ大量発生のニュースが流れますね。
最近多くなっている気がするのですが、原因は何なのか調査しました。
マイマイガ大量発生の原因
マイマイガの大量発生の原因は、天敵の減少であると言われています。
マイマイガの天敵は小鳥や大型の昆虫。
しかしながら、どちらも数を減らしています。
特に昆虫の減少が大きな要因であると言われています。
平成25年時点の日本では、3597種の動物・昆虫が絶滅危機にさらされています。
また、世界全体では年に5万種が絶滅していると言われています!
これは、分かっている生物だけの話。未知の昆虫も含めると数はさらに増えます。
こうした生き物の大量絶滅が、マイマイガの大量発生につながっている可能性があるのです。
駆除できるのか
マイマイガは成虫になると殺虫剤が効きにくいので、幼虫や卵のときに駆除したいです。
すでに成虫が飛び始めていたとしても、まだ樹木や草には幼虫や卵が残っていますので殺虫剤は有効です。
庭に低い樹木が多いなら、スプレー式の樹木用殺虫剤がおすすめ。
高い樹木が多い場合や庭の敷地が広い場合は、液体の樹木用殺虫剤と噴霧器のセットで一網打尽にしましょう。
寒くなって発生のピークが過ぎた後も、殺虫剤をまいておくと来年以降の大量発生を予防することができます。