弓道で頭痛になる人へ【原因と予防方法】

悩む人

4月から弓道を始めた人も多いですよね。

練習が本格化してくると、

「弓道をすると頭痛がする」という人が出てきます。

意外と頭痛に悩んでいる人は多いのですが、

対処方法を知っている人が少ないのです。

弓道の動作は頭痛を起こしやすい

弓道によって起こる頭痛の8割は「労作性頭痛」です。

労作性頭痛とは、

運動中や運動後に起こる頭痛のこと。

心臓の鼓動に合わせてズキンズキンと

痛むことが多いです(拍動性)。

この労作性頭痛の主な原因は

血管の拡張、水分不足、頭の筋肉の硬直。

特に同じ動作を繰り返すスポーツで

起こりやすいと言われています。

弓道

弓道の動作は射法八節の反復ですよね。

同じ動きが多いです。

同じ動作を繰り返すと、

特定の筋肉にダメージが集中します。

特定の筋肉にダメージが蓄積されると、

栄養を筋肉に届けようと血流が一気に活発になります。

この結果、

血管が拡張して頭痛が起こることがあるのです。

さらには首を同じ方向に捻りながら

弓の負荷に耐えていますよね。

首筋の筋肉の疲労が

頭周辺の筋肉の硬直を誘発して頭痛が起こります。

また、弓道の場合は正座をします。

正座から立ち上がると

停滞していた血流が急にスムーズになります。

この変化によっても頭痛が起こる場合があるのです。

水分不足も頭痛の原因に

弓道は走ったりジャンプすることはありません。

他のスポーツと比べると動きが小さいのですが、

熱中症になる人の割合は他のスポーツと変わりません。

水分補給ができていない人が多いのです。

mizumawari

水分補給ができていないと、

頭痛が起こりやすくなります。

練習前には必ず水分補給をしておきましょう。

弓道の頭痛を予防する方法①

弓道による頭痛を予防するには、

緑茶やコーヒーを飲むのが効果的です。

カフェインには鎮痛作用があるので、

練習前に飲んでおけば予防効果が期待できます。

コーヒー

がぶ飲みする必要はありません。

今までジュースを飲んでいたなら、

ジュースをやめて緑茶に変えるだけで大丈夫です。

弓道の頭痛を予防する方法②

射法八節は同じ動作の繰り返しです。

どうしても使う筋肉が偏りがち。

頭痛を予防するなら、

練習前にゴム弓で左射ちをしておきましょう。

全部の動作を逆にして、

右手で手の内を作って左手で引くのです。

ゴム弓

普段と逆の動作をすることで、

筋肉の硬直を予防することができます。

できれば、練習の合間の休憩時間中にするのが一番効果的です。

ただし、

道場の中でやると怒られるかもしれないので、

気をつけてくださいね。

師範や先生、先輩に怒られても

私には責任はとれません(笑)

色々試しても頭痛がとれない場合は、頭痛用のサプリメントも良いですよ。試合の前に飲んておけば安心できます。

大きく引くコツ【弓道で射が小さいと言われる人へ】

弓道

弓道をしている人の射型を見ていると、

・大きく引けている人

・羽が口元まで来るくらい小さい射の人

2つのパターンに分かれます。

体格や腕っ節の強さとは関係ないようです。

この違いは何でしょうか?

遠回りすれば大きく引ける

大きく引けている人は、パワーが優れているわけではないし、引っ張っているわけでもありません。

射が小さい人が思いっきり引っ張っても大きく引けませんよね。

大きく引けるか引けないかの違いは、打ち起こし(大三)と、引き分けた瞬間で決まります。

まず、打ち起こしの右手の位置です。

右手は額から握りこぶし一つ分離すように教わりましたよね。

引き分けの右手

この「握りこぶし一つ」っていうのが曲者で、人によってイメージが全然違います。

大三のときの右手の位置を色々変えてみたことはありますか?

案外、こういう単純な試行錯誤をしたことがない人が多いんです。

思い切って握りこぶし2つ分離してみれば、大きく引けます。

(本人が2つ分と思っていても、実は1つ分しか空いてない場合もよくあります。)

右手の位置、自分がこれで正しいと思っていても間違っているかもしれません。

次に、引き分けです。

射が小さい人は、引き分けて目の高さまでおろしてくるまでに右手を体に向かって引きつけている場合があります。

引分け中、どのタイミングで矢が顔に触れますか?

鼻より上の高さで矢が顔に触れている場合は引きつけるのが早すぎます。

大きく引くのが苦手な人は、引き分け開始のときに矢に沿って引き分けていません。

弓道

引き分けを開始する直前の矢は、体と平行ではなく、やや左を向いています。

矢に沿って引くということは、右手を体に近づけるのではなく、むしろ遠ざけるイメージのほうが正しいです。

口割りにくるまでに遠回りすればするほど大きく引けます。

これは弓道初心者でも達人でも同じこと。

自分ではまっすぐに引き分けているつもりでも、体に引きつけているだけの窮屈な引き分けになっているかもしれません。

研究してみると面白いですよ。

遠回りしすぎても的中率は下がります。

ベストな引き方を試行錯誤してみてください。