モデルオーディションを受ける前って不安ですよね。
特にニキビができやすい人は、ヒヤヒヤしていると思います。
昨日、私のブログを読んでくれた人から質問が届きました。
ニキビがあったら落ちますか?」
実際のところどうなのか?
色々な芸能事務所を取材した経験をもとに、お話したいと思います。
即失格にはならない
まず結論から言います。
ニキビができていても、即失格にされることはありません。
オーディション当日に鼻に大きなニキビができていたけど、合格した人もいます。
調査している中で、そういう話はよく聞きました。
もちろん、少し不利にはなります。
綺麗な肌のほうが印象が良いのは当たり前ですからね。
でも、諦めるのは早いです。
十分に合格できるチャンスはありますから。
審査員は色々なポイントを見ています。
外見だけ見ているのではありません。
それさえ理解していれば、合格の可能性を上げることができるのです。
積極性をアピールするのが大事
モデルのオーディションは「この人を採用したら良い仕事ができるか・一生懸命やってくれるか」という点を見ています。
良い仕事をするためには、モデルさんの本気度が大事。
審査員はあなたの反応を見て積極性・本気度を確かめているのです。
オーディション中は、待機中の姿勢や表情も見られていますよ。
ポージングや質疑応答以外の時間も気を抜けません。
自分の順番ではないときも、美しい姿勢をキープするのは忘れないでください。
会場周辺に着いたら、常に審査中だということを意識しましょう。
姿勢は、その時だけ綺麗にしようとしても無理です。
必ずボロが出ます。
今、あなたの背筋は伸びていますか?
一流のモデルさん達は、パソコンやスマホを見ている瞬間も背筋を伸ばしていますよ。
綺麗な姿勢でないと気持ち悪いと思えるぐらい、普段から意識してください。
モデルになってからも、必ず役立ちます。
他にもオーディションに受かる人・落ちる人には大きな違いがあります。
詳しくは「オーディションに受かる人・受からない人の差」をご覧ください。
厳しい審査員がいたら…
オーディションでは複数の審査員が審査を行います。
その中には、厳しいことを言う役割の審査員もいるかもしれません。
例えばこう言われたらどう答えますか。
モデルは常に自己管理を徹底しないとダメだけど、本当にできますか?」
こんな風に言われたら、黙り込んでしまいそうですよね。
でも、黙り込んだら負けです。
今ニキビができていたとしても、自信を持って「できる」と答えてください。
不利なのは初めから分かっていたはずです。
「チャンスをいただけたら、今後の行動で証明してみせます!」ぐらい言い切ってもいいでしょう。
自信を持って受け答えできるように、心の準備はしておいてくださいね。
ニキビができやすい人へ
オーディション直前にニキビができても、諦めないことが大事です。
でも、やっぱりベストコンディションで出席したいですよね。
あなたはニキビ対策、どんなことをしていますか?
洗顔やニキビケア製品を使うのも良いですが、一番の対策は食生活の改善です。
特に意識してほしいのが、ビタミンB1不足です。
糖質(炭水化物)を食べすぎると、ビタミンB1不足になって肌が荒れやすくなります。
(糖質とビタミンB1の関係についてはこちらを参照)
お菓子だけではないですよ。
朝はパンだけ、お昼はうどんだけ…みたいな食生活の人も要注意。
豚肉など、ビタミンB1が豊富な食材をとりましょう。
お菓子は我慢です。
小規模のオーディションにも目を向けて
最後に一つ、お伝えしたいことがあります。
あなたは大手の、大規模なオーディションばかり受けていませんか?
もったいないですよ。
日本には何千という芸能事務所があります。
そのほとんどが小さい事務所です。
でも「小さい=売れるモデルになれない」ではありません。
小さい芸能事務所でも、何年も活躍し続けているモデルさんもたくさんあります。
例えば私が以前取材したシンフォニアという芸能事務所では、モデルからスポーツキャスターまで活躍の幅を広げている人もいます。
ママモデルになって、出産後も活躍している人もいます。
小さい事務所でも、仕事が途切れないモデルさんは多いのです。
これってチャンスだと思いませんか?
小さい芸能事務所なら、新人オーディションでは10人しか応募がないこともあります。
何千人も集まるような大規模オーディションより、合格しやすさは段違いです。
小さい事務所では一流モデルになれない…なんてことはないですよ。
逆に、チャンスが増えることもあります。
大手の事務所に入ったとしても、あなたに優先して仕事が回ってくることはありません。
大手には所属モデルさんがたくさんいるので、ほかの人に仕事が行くことが多いです。
結局、モデルとして活躍できるかは自分しだい。
大手だから有利・不利なんてありません。
あなたが本当にモデルになりたいなら、色々なオーディションに挑戦してみてください。
オーディションに慣れている人は強いです。
色々なオーディションを受ければ、あなたも本番に強いモデルになることでしょう。
モデル業界は積極的に行動した人が生き残ります。
夢を実現する人・しない人の違いは、行動だけです。