私の父は長年、水虫・爪水虫と戦ってきました。
最近になって新しい塗り薬に変えた結果、現在は完治しています。
今回は水虫と畳の話です。
水虫の原因の白癬菌は畳にもいます。
私は父から水虫をうつされないために、色々調べて掃除していました。
掃除すれば、ちゃんと予防できましたよ♪
今回は私が実践した掃除・予防法を紹介します。
掃除機でほぼ対策できる
「畳の水虫対策=徹底的に除菌」
あなたはこう思っていませんか?
決して間違いではないのですが、神経質になる必要はありません。
もともと白癬菌の感染力は弱いです。
湿気にさえ気をつければ、簡単な掃除で対策ができます。
まず最初にするべきことは、ゴミを取り除くことです。
具体的に言うと、畳の上に付着した見えないぐらい小さい皮膚片を除去すること。
皮膚って、意外とポロポロ剥がれているんですよ。
私たちの体は常に新陳代謝をしています。
古い皮膚は剥がれて、新しい皮膚がどんどん作られているんです。
誰でも素足で歩けば、かならず小さな皮膚片が畳に付着します。
水虫でない人でも同じですよ。
白癬菌は皮膚片に多く潜んでいます。
取り除けば、うつるリスクは格段に小さくなります。
コロコロでも良い
畳の掃除はコロコロでも大丈夫です。
深夜に掃除するしかない人など、音が気になる人はコロコロで掃除してくださいね。
コロコロを使うと、驚きますよ。
小さいゴミがたくさんくっついてきます。
全部が皮膚片というわけではありませんが、マメに掃除することの大切さがよく分かります。
部屋の隅から隅まで掃除するのが1番ですが、難しいなら入り口と室内の動線だけでも掃除してください。
畳用の除菌シートも便利
掃除機やコロコロだけでも十分に水虫対策になりますが、やっぱり除菌したいですよね。
最近は、畳用の除菌シートも売っています。
普通の除菌シートとの違いは、消毒用エタノールの濃度や防カビ剤が入っていること。
白癬菌対策に便利ですよ。
ただし、除菌シートを使うなら1つ注意点があります。
事前に掃除機やコロコロで掃除してください。
いくら除菌したとしても、白癬菌が潜んでいる皮膚片が残っていたら効果半減。
除菌は週に1回で十分。
それよりも掃除機などで皮膚片やホコリを除去することのほうが大事です。
和室の湿度は大丈夫?
掃除も大事ですが、もっと大事なのが湿度です。
あなたの家の和室はジメジメしていませんか?
扇風機やサーキュレーターなどで空気を循環させるだけでも、水虫対策になります。
和室こそ換気を徹底すること。
水虫対策の基本は湿気対策です。
畳にカビキラーは変色するよ
畳を徹底的に除菌したい人は、カビキラーなどのカビ除去剤を使いたくなると思います。
確かに白癬菌の撃退には有効なのですが、私はおすすめしません。
畳が変色することがあるからです。
全部が変色するわけではないのですが、一度変色すると元に戻りません。
見た目が汚くなるので避けたほうが無難です。
濃度を薄めても同じです。
畳の掃除は除菌シート(消毒用エタノール)で行うことをおすすめします。
父がカビキラーを足に直接塗った結果…
いかがでしょうか。
畳の水虫対策は、除菌よりも掃除機などで皮膚片を除去するのが大事です。
コマメに掃除してくださいね。
ところで、ネット上の噂話で「カビキラーを足に吹き付ければ治るらしい?」というものがあります。
まさか試そうなんて思っていませんよね?
実は私の父は試してしまったのですが、大変なことになりました。
詳しくは「爪水虫をカビキラーで治すとヤバイ!父が試した結果」をご覧ください。