私の父は、長年水虫・爪水虫と戦っていました。
再発を繰り返すのが厄介ですね。
今回は、スリッパの話です。
・水虫治療にスリッパは良いのか悪いのか?
・靴下だけのほうがいいのか?
詳しく調査しました。
水虫治療にスリッパは良いのか?
水虫治療にスリッパはいいのか?
答えは「使い方次第」です。
上手く使えば、こんな良いことがあります。
・自分の再発を予防
逆に間違った使い方をすると…
・臭う
大事なのはスリッパをどう使うか。
正しく使えば、靴下以上に水虫治療の助けになるはずです。
スリッパなら足が床に直接触れません。
足から床に白癬菌をばらまかなくて済みます。
あなたが一人暮らしでもメリットはありますよ。
自分が治った後、再発する可能性が減るのです。
水虫が再発を繰り返すのは白癬菌があちこちにあるから。
再発のリスクは1つでも減らしましょう。
水虫対策用のスリッパ選びのポイント
スリッパを使うときのポイントは2つ。
・白癬菌を増殖させない
通気性が悪いと、いつまでも水虫が治りません。
2つ目は、再発を予防するために必要なことです。
スリッパが新しい感染源になっては本末転倒です。
増殖させない方法も知っておきましょう。
水虫の人におすすめのスリッパ
まず、水虫治療におすすめのスリッパについてです。
「抗菌機能がついてるスリッパなら大丈夫?」
「いいえ、あてになりません。」
白癬菌はカビの一種。
細菌ではありません。
抗菌したから大丈夫なんてとんでもない!
とてもしぶといです。
まず確認すべきポイントは通気性です。
私が1番おすすめするのは、い草のスリッパ。
通気性が高いのが特徴です。
い草のスリッパは嫌ですか?
それなら、先端に穴が空いているタイプを選びましょう。
室内で履くと、冬でも暖房で汗をかきます。
内側がモコモコした防寒用のスリッパは絶対にNG。
水虫を悪化させるだけです。
履いていて蒸れるようなら、水虫対策には不向きです。
毎日同じスリッパはNG
白癬菌は、どこにでもいるカビの一種。
湿気さえあれば、どんどん増えるものです。
どんなに通気性の良いスリッパも、毎日履いてしまうと「白癬菌の天国」に変わってしまいます。
スリッパは3足以上を履き回しましょう。
白癬菌は乾燥させる時間を確保すれば怖くありません。
午前中と午後で履き替えるのもおすすめ。
白癬菌対策は乾燥が基本。
面倒でも、ここはきっちり押さえておきましょう。
究極の水虫対策!?新聞紙スリッパ
スリッパに白癬菌が増殖するのがどうしても気になるあなた。
新聞紙スリッパなら、そんな心配は不要です。
新聞紙を折って作るスリッパ。
これなら毎日捨てても大丈夫ですね。
新聞紙は湿気をよく吸い取るので、水虫と相性は良好。
慣れればすぐ作れます。
意外と履き心地は良いですよ。
靴下とスリッパを同時に履く場合の注意点
冷え性の人は、靴下を履いた状態でスリッパも履くと思います。
その場合は1つ注意点があります。
スリッパを乾燥させる時間を長めにとりましょう。
靴下+スリッパの組み合わせは、外で靴を履いてる状態に匹敵します。。
思った以上に、蒸れています。
できれば裸足にスリッパを履きましょう。
通気性が最優先!
スリッパと靴下を同時に履くなら、靴へのケアと同じぐらい乾燥が必須です。
スリッパから人にうつるのか?
水虫の人が使ったスリッパ。
「感染源になるか?」と言われれば、答えはYES。
ただし、必要以上に警戒する必要はありません。
もともと白癬菌は、自然界のどこにでもいるもの。
美しい山にも、公園にもいるんです。
本来なら感染力は弱いので、清潔にしていれば感染しません。
白癬菌に感染するのは、常に湿気がある場所や物で大量増殖するのが原因。
スリッパを乾燥させていれば問題ありません。
スリッパを消毒するべきか?
消毒するよりも、複数のスリッパを履き回すほうが効果的です。
2日乾燥すれば、白癬菌はそんなに増殖できません。
でも、ただ乾燥させるだけっていうのも気持ち悪いですよね。
アルコール消毒はダメです。
白癬菌には効果はいまひとつ。
あまり意味がありません。
使うならカビキラーなどの塩素消毒がおすすめ。
ただし、カビキラーには漂白効果もあるのでスリッパが色落ちする可能性もあります。
とはいえ、基本は乾燥させることです。
・定期的に新しいスリッパに買い替える
このほうが、手軽に予防できます。
3ヶ月に1度新しいスリッパに買い替えれば、さらに確実です。
百均やニトリで安いスリッパがいくらでもあります。
心配な人は、定期的に買い替えましょう。
塩素消毒は確かに効果抜群です。
床やお風呂掃除にも応用できるでしょう。
ただし、絶対に「足にカビキラーかけたら治る」と考えないでください。
私の父はとても辛い体験をしてしまいました。
父がカビキラーを使ってどうなったか?
気になる人は「水虫をカビキラーで治すとヤバイ」をご覧ください。