起立性調節障害とアルバイト【将来を見据えた体験談】

私の従兄弟は中学生のとき、起立性調節障害と診断されました。

現在は完治しています。

従兄弟の症状は中学生のときがピーク。

高校生になるとかなり改善しました。

体調が悪くなるのは月に1日ぐらいだったと思います。

順調に治ったように思っていましたが、アルバイトを始めてから苦労しました。

ファーストフードでバイトを始めたが…

大学生になる頃には、症状が落ち着いていた従兄弟。

すぐにマクドナルドでアルバイトを始めました。

起立性調節障害とアルバイト

ところが、働き始めて1ヶ月ぐらいで症状が再発…

体調不良で欠勤する日が増えてしまいました。

接客業は想像以上に体力勝負の世界。

立ちっぱなし+動きっぱなしで目が回ります。

起立性調節障害は、進学・就職などがきっかけで再発する人が結構います。

ストレスや、生活環境の変化に体が追いつかないようです。

従兄弟は迷惑をかけたくないので、3ヶ月で辞めてしまいました。

内職は単価が低すぎる

次に従兄弟が探したのが内職です。

起立性調節障害と内職

でも、内職はおすすめしません。

あまりにも単価が安すぎます。

1個1円どころではなく、安いものだと3個で1円とか…

同じ在宅ワークでも、記事作成やデータ入力業務なら単価は良いです。

でも、これもスキル次第。

慣れていない人は1つの仕事に何時間もかかるので、時給で考えると微妙です。

短期バイトで稼ぐのがおすすめ

結局、従兄弟は短期バイトを組み合わせることにしました。

短期バイトは、起立性調節障害の人には大きなメリットが2つあるんです。

1つ目は、体調の良い日に働けること。

仕事によっては「今日働きたい!」っていうこともできます。

調査とか、アンケートモニターのバイトは当日OKの仕事も沢山あります。

自分の体調の好調・不調の波を考えて仕事量を調整できる。

短期バイトだからできるメリットです。

そして2つ目のメリット。

それは「自分に合う仕事探しができる」ということ。

短期バイトは倉庫やイベント設営だけではありません。

データ入力作業、試験監督、測量調査補助などもあります。

事務系のお仕事も意外と多いんですよ。

面白いところではエステサロンのサービスの質を調査するモニターとか。

起立性調節障害とアルバイト

ほとんどの分野の仕事を経験できる。

しかも給料ももらえる。

これって大きいと思いませんか?

起立性調節障害の人は、将来に不安を感じていると思います。

「ちゃんと働けるのか?」

この不安を解消するためには、試してみるしかない。

従兄弟の場合は、たくさんの分野の短期バイトを試しました。

そして、就活は短期バイトで相性が良かった分野に絞りました。

今では立派に正社員として働いています。

当面の収入と将来の就職先探し。

この2つを両立できるのが短期バイトの良さだと思います。

ちなみに、従兄弟はショットワークスというサイトに登録して仕事を見つけていました。

短期バイト専門サイトなので情報量が多いです。

従兄弟の治療体験談

従兄弟は一時的に再発しましたが、社会人になってからは再発していません。

ほぼ完治したと言っても良いと思います。

そんな従兄弟も、最初は治療効果が見えず不安でした。

従兄弟は色々な治療を試しています。

詳細が気になる人は「起立性調節障害で薬が効かない人へ」をご覧ください。

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