起立性調節障害とゲームについて実体験から伝えたいこと

私の従兄弟は中学生のとき、起立性調節障害でした。

>>従兄弟の治療体験談はこちら

起立性調節障害の子どもを持つ親にとって悩みのタネの1つがゲームではないでしょうか。

従兄弟もそうだったのですが、元気な時間帯はゲームばかりしていた時期がありました。

病気を治す気がないように見えてイライラ…

そんなご両親にお伝えしたいことをまとめました。

なぜゲームばかりするのか?

経験者の意見が1番知りたいですよね。

従兄弟に当時のことを聞いてみました。

質問:なぜ起立性調節障害になってすぐの頃ゲームばかりしていた?

答え:他に何をすればいいのか分からなかった。

シンプルな答えなんですが、これが実態だと思うんです。

親目線で言えば「勉強でもしたら…」と考えちゃいますが、本人にはピンと来ないんですよね。

学校に行けない状態で勉強して何になるのかと思ってしまいます。

では、そんな状態から従兄弟はどうやって気持ちを切り替えたのでしょうか。

口で言うより文字にしよう

従兄弟が治療のために全力で取り組むようになったのは、あることを始めたからでした。

病気や今後の生活目標を紙に書いて整理したのです。

起立性調節障害の治療スケジュール

・お医者さんに言われたこと

・運動や勉強スケジュール

・不安、解決すべき点

こういうことを紙に箇条書きしたのです。

そして、できることから一つずつ潰していきました。

従兄弟がまず始めたこと

従兄弟の場合は、まずゲームの時間を減らして運動時間に割り当てました。

スクワットなどの下半身の筋トレを中心に、少しずつメニューを増やしました。

夜10時以降はヨガやストレッチです。

起立性調節障害とスクワット

勉強よりも運動なのは症状改善になるという安心感が理由です。

少しでも運動すれば「治療が前に進んでいる」と思えます。

起立性調節障害の症状が改善しない中で勉強しろと言われても、やる気がでません。

将来への不安が逆に強くなってしまいます。

親としては進学のことが気になりますが、まず体調回復が第一。

「勉強も治療も」と欲張るのはやめて、優先順位をつけるのです。

勉強は第三者に見てもらおう

病気を治すのが優先と言っても、勉強の遅れは気になりますよね。

この場合は親がガミガミ言っても無理です。

本人のやる気も期待できません。

本人は漠然とした不安ばかり感じている状態。

病気がよくなっていないのに勉強する意味が実感できないのです。

従兄弟の場合は診断から約半年後、家庭教師を頼んで勉強スケジュールを組み立てました。

塾はおすすめできません。

本人の負担になるケースがあります。

詳細については「起立性調節障害と勉強の遅れ」をご覧ください。

生活の優先順位を見える化すること

起立性調節障害の治療は先が見えません。

時間が経つほど孤立感が深まり、焦りが生まれます。

そんな中であれこれ一度にしようとしても空回りです。

まず、優先順位を文字に書いて見える化しましょう。

本人と一緒に作ってくださいね。

紙に書くというのは、進路を考えるときにも役に立ちます。

例えば高校進学なら

・全日制

・定時制

・通信制

・1年進学を遅らせる

大まかに言えば最初はこの4つでしょうか。

この選択肢に対して、本人の希望やメリットデメリットなどを話し合いながら書き加えていきます。

次はこの中から1つ選択して、さらに細い選択肢を紙に書きます。

(学校名など)

口だけで話し合いをすると、感情を押し付けがちです。

家族会議の議事進行のつもりで話し合いましょう。

最後に、起立性調節障害には特効薬はありません。

でも、必ず治ります。

私の従兄弟も色々なことにチャレンジしました。

従兄弟の治療体験談は「起立性調節障害で薬が効かない人へ」をご覧ください。

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