私の従兄弟は中学生のころ起立性調節障害で苦しんでいました。
現在では完治していますが、当時は不安でした。
今回は、起立性調節障害と芸能人の話題についてです。
起立性調節障害だった芸能人が見つからない理由
自分や我が子が起立性調節障害になった人は、一度は調べてみたのではないでしょうか?
「起立性調節障害 芸能人」などで検索しても、ほとんど見つからないと思います。
それはなぜか?
正確な診断を受けている人が少ないからです。
「単なる低血圧」
「怠け癖がある」
今でもこのような風潮が残っていますよね。
例えば2016年現在で30歳の芸能人の親は、50代・60代ですよね。
そのぐらいの年齢の人ならなおさら、病気だと思わなかったでしょう。
さらに起立性調節障害の多くが、大人になると症状が改善します。
当時、起立性調節障害だった人も病気だったと自覚していないことが多いのです。
起立性調節障害の治療の歴史は浅い
起立性調節障害に関して日本で初めて発表されたのは1958年のことです。
昔から病気の存在は確認されていましたが、お医者さんの間でも認知度が低い状況が続きました。
起立性調節障害は死なない病気であること。
体調不良が午後には回復することが多いこと。
この2つの理由で、起立性調節障害は軽んじられてきたのです。
2006年、日本小児心身医学会から「小児起立性調節障害診断・治療ガイドライン」が出て、ようやく多くの医者が病気を知りました。
お医者さんの間でもこのような状態です。
一般人の認知度はほぼゼロに近かったのです。
今でも一般の人たちの認知度はかなり低い状態です。
2016年にテレビ番組「世界の仰天ニュース」で起立性調節障害の放送がありましたが、まだまだ理解は不十分です。
起立性調節障害を克服した芸能人になるのはあなたかも
医者や世間の認知度が低かった起立性調節障害。
起立性調節障害だったと公表している俳優やモデルが見つからないのも当然かもしれません。
もし、あなたがモデル・俳優、歌手・芸人などの夢があるなら迷わずチャレンジしてください。
起立性調節障害だった人も立派に働いています。
ただ、正確な診断を受けていないから分からないだけです。
もし芸能人になれたなら、ぜひブログで病気だったことを公表してくださいね。
未来の子どもたちが、とても勇気づけられると思います♪それができるのは、病気の経験者のあなただけです。