起立性調節障害になると、肩こりで悩む人が多くなります。
起立性調節障害の肩こりは強烈で、ジッとしているのも辛いほどです。
私の従兄弟は中学生のとき起立性調節障害だったのですが、一時期は肩こりが本当に辛そうでした。
起立性調節障害と肩こりの関係
起立性調節障害による肩こりの原因は、全身の血行不良です。
起立性調節障害の人は低血圧になりやすく、血の巡りが低下しています。
肩こりだけでなく、冷え性や頭痛に悩む人が多いのもそのため。
まずは全身の血行不良を改善する必要があります。
整体やマッサージの効果は短期間
私の従兄弟は肩こりがひどかったので、整体に通っている時期がありました。
確かに、整体やマッサージって効果があります。
私の従兄弟も帰宅時には元気になっていることがよくありました。
でも、整体に行っても根本的な解決にはなりません。
効果があるのはとても短い期間だけです。
従兄弟の様子を見ていると長くて2日ぐらいしか、効果が続かないようでした。
やはり、根本的な解決には血行不良を改善するしかありません。
血行をよくする運動とは
肩こりを改善する1番の方法は、全身運動を続けることです。
起立性調節障害の治療にウォーキングが効果的だと言われますよね。
なぜウォーキングが良いと言われるのか?
理由は2つあります。
①自律神経の働きに関係が深い「セロトニン」の分泌が増える
②全身運動で血行がよくなる
肩こりに悩まされているなら、ウォーキングはぜひしましょう。
1日20分程度はしたいところです。
ウォーキングが難しいなら、踏み台昇降運動もおすすめ。
階段などの段差を利用して、足を動かします。
全身の血行が良くなると、頭痛や倦怠感も改善します。
私の従兄弟は他にも様々な運動に取り組みました。
詳細については「起立性調節障害を治す運動とは?」をご覧ください。
従兄弟の治療体験談
起立性調節障害の治療はこれと言った決め手がなく、とても不安になりますよね。
何をどう頑張れば良いのか分からないので、本人も見守る家族も不安になります。
食事、運動など小さなことの積み重ねしかないのですが、毎日頑張れるわけでもありません。
私の従兄弟の場合も一進一退でした。
現在は完治しましたが、当時は不安で一杯だったと思います。
従兄弟の治療体験談の詳細については「起立性調節障害で薬が効かない人へ」をご覧ください。