起立性調節障害と合唱【脳貧血で倒れないために】

私の従兄弟は中学生のとき

起立性調節障害(od)と診断されました。

病気について理解してもらえなかったり、

ハッキリした治療方法がないので

先が見えずに不安ですよね。

現在、従兄弟は完治しています。

>>従兄弟の治療体験談はこちらを参照

今回のテーマは合唱です。

起立性調節障害の人は、合唱練習も油断できません。

油断して合唱中に倒れる人が多い

起立性調節障害の症状は

秋や冬になるとマシになることが多いです。

体の調子が良くなってきたところに、

合唱コンクールや文化祭が開催される学校が多いですよね。

ところがここで油断してしまって、

合唱中に倒れてしまう人が多いのです。

合唱は、予想以上に体のエネルギーを使います。

起立性調節障害と合唱の関係

起立性調節障害の人は自律神経の働きが乱れています。

立ったときに血圧をコントロールできず、

脳への血流が少なくなる。

合唱中は立ちっぱなしですので

それだけでも起立性調節障害の人には要注意です。

合唱中の脳貧血

さらに、合唱中は声を出し続けます。

健康な人でも酸欠になることがあります。

起立性調節障害の人は歌う前から血行が悪く、

脳は酸欠になりやすい状態です。

その状態でさらに合唱をするので、

脳貧血と酸欠で倒れてしまうのです。

合唱中の脳貧血を予防する方法

合唱中の脳貧血を予防するためには、

ちょっとした工夫の積み重ねが必要です。

まず、コマメな水分と塩分補給。

水分と塩分は起立性調節障害の症状改善の基本です。

体調が良い日でも油断せず、

こまめに摂ることが必要です。

さらに、脳への血流を良くするためには

ふくらはぎの筋肉を動かすのが効果的です。

ふくらはぎの筋肉が動くと

ポンプの働きをしてくれて血行が良くなります。

一曲歌い終わったら足踏みをしたり、

かかとを上下に動かしてみましょう。

かかとを上下に動かす方法は、

歌っている途中でもこっそりできます。

ほんの1センチかかとを上げるだけでも

効果があるのでおすすめです。

合唱前に屈伸などの準備運動をしておくのも良いでしょう。

日常生活の体質改善

起立性調節障害の治療は、

食事や運動など様々な要素が絡んでいます。

コレさえあればいいという

特効薬はありません。

私の従兄弟も、様々な生活改善に取り組みました

合唱中の貧血を予防するためには、

日頃の食事や運動が何よりも大切です。

詳細については

「起立性調節障害の立ちくらみを予防・改善する方法」をご覧ください。

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