このブログで何度か話していますが、
私の父は長年、爪水虫で悩んでいました。
病院に行くのだけは嫌だった父は、
色々な民間療法に挑戦しては失敗。
現在は「いい塗り薬」を見つけたおかげで、
完治していますが…
素人判断で大変なことになったのが、
45℃以上の熱いお湯を使った治療です。
父が47℃のお湯に15分足をつけた
「爪水虫には47℃ぐらいのお湯が良いらしい」
どこからか情報を集めてきた父は、
熱めのお湯で爪水虫が治ると信じていました。
火傷しないのかと心配したのですが、
47℃ぐらいのお湯って
少し触れるぐらいなら大した熱さじゃない。
この油断がいけませんでした。
父は15分ほど足湯をしていました。
熱いお湯に長く浸かり過ぎですよね。
気づいたときには足が少し赤くなっていました。
でも、ちょっとひりひりするくらい、
「どうってことはない」と笑っていた父ですが…
次の日には、
笑えない事態が進行していました。
熱いお湯に足を浸した次の日に異常発生
翌日、
父が歩きづらそうにしていました。
朝起きたら小さな水ぶくれが
いくつかできていたのです。
足の裏なので、
歩くと痛いし、グジュグジュして気持ち悪そうでした。
それでも仕事を休むわけにはいかないので、
オロナインなどで最低限の治療をして
仕事にでかけました。
低温やけどの恐怖
父の足に水ぶくれができてから
さらに5日後。
朝起きると、父が「病院に連れて行ってくれ」と
言ってきました。
どうしたのか理由を聞いてみると、
足のあちこちが赤く腫れていたのです。
水ぶくれも破れてしまい、
グジュグジュになっていて臭いもします。
慌てて皮膚科に連れて行った所、
「このまま放置すれば壊死したでしょう。」と言われました。
低温やけどは
じわじわと皮膚の深い部分まで達します。
痛みを感じにくいのですが、
見た目以上に重症の場合があるんですって。
父の場合は火傷した場所から雑菌が入って
化膿し始めている状態でした。
素人判断で爪水虫を治療しようとした結果、
しばらく、まともに歩けない状態になりました。
熱湯より清潔と乾燥
お医者さんから怒られて
さすがに落ち込んだ父。
爪水虫の治療については、
清潔と乾燥が基本で王道の方法だと言われました。
お医者さんが言うには
午前中と午後で違う靴に履き替える方が
熱湯より確実に効果があるとのこと。
それから父は、
熱いお湯で治療をするのはやめました。
そんな父ですが、
現在は火傷も爪水虫も完治しています。
良い塗り薬を見つけたのです。
詳細については
「爪水虫は削ると悪化する!父がクリアネイルショットを使ってみた」
をご覧ください。