私の従兄弟は中学生のころ、
起立性調節障害でした。
現在では完治しています。
先日「起立性調節障害と夏対策」という話の中で、
塩分補給や食欲がないときの
栄養補給についてお話しました。
今回は、熱中症対策のお話です。
起立性調節障害は熱中症になりやすい
起立性調節障害の人は、
自律神経が乱れています。
ということは、
体温調節機能も正常に働かない可能性があるのです。
熱中症の初期症状って
頭痛や体のダルさなどですよね。
起立性調節障害でも似た症状があるので、
熱中症なのに「いつもの症状だ」と思い込んでしまうと
とても危険です。
実際に、うちの従兄弟は
部活中に突然倒れたことがあります。
みんな起立性調節障害の症状だと思ったのですが、
病院の診断で熱中症になっていたことが分かりました。
頭を冷水で冷やすと回復が早い
起立性調節障害の人は、
普段から水分や塩分をコマメに補給していると思います。
それでも、
自律神経が乱れている人は
熱中症にかかりやすい状態です。
私の従兄弟の場合は、
飲むための水筒とは別に
頭にかけるための水筒も持っていました。
直接水をかぶるのも良いのですが、
タオルを濡らす方法が効果的なんですって。
冷たいタオルで頭や首を覆うことで
体温調節機能が低下していても
効率よく体温を下げることができます。
自律神経を整える光目覚まし時計とは
起立性調節障害の治療は
対症療法が中心です。
根本的な治療は
自然治癒力に任せるしかないのが現状ですよね。
そんな起立性調節障害ですが、
強い光を浴びることで
自律神経の乱れを整える光療法との相性は良いですよ。
私の従兄弟の場合は、
光目覚まし時計を使い始めてから
症状がよくなりました。
詳細については
「起立性調節障害で薬が効かない人へ」をご覧ください。
スポンサーリンク