私の従兄弟は中学生のころ、
起立性調節障害で苦しんでいました。
ご質問をいただくことが多くなりました。
今回はこのようなご質問です。
高校生の娘が起立性調節障害です。腹痛がひどいのですが、対策方法はありますか。
起立性調節障害による腹痛は
とても辛いので少しでも改善してあげたいですね。
朝食前の対処方法
起立性調節障害の子は、
朝をどう過ごすかがとても重要ですよね。
朝起きてから朝食の間にできることは、
お腹を温めることです。
タオルを濡らしてレンジで温めて、
お腹を温めましょう。
起立性調節障害は自律神経の乱れで起こる病気です。
自律神経が乱れると内臓の働きにも影響します。
まず、消化器官を活動モードに
切り替える手助けをしてあげましょう。
飲み物は温かいものがいい
私の従兄弟の場合は、
冷たいものを飲むとお腹が痛くなりやすかったです。
そのため、体調が悪い時には
味噌汁やコーンスープだけを飲んでいました。
朝は食欲がない子が多いので、
朝食は温かいスープ系だけでもいいと思います。
食後の腹痛を和らげる方法
朝食を食べた後は、
1番腹痛が起こりやすい時間帯だと思います。
うちの従兄弟の場合は、
カイロやタオルでお腹を温めながら
うつ伏せや横寝をしていました。
特にうつ伏せ状態にすると、
お腹の痛みがかなり和らぐそうですので
ぜひお試しください。
対症療法ではなく根本的に治すために
お腹を温めたり、
うつ伏せで寝るというのは対症療法です。
腹痛の薬もそうですが、
根本的な原因を取り除くわけではありません。
根本的に治すためには、
やはり自律神経の乱れを整える必要があります。
私の従兄弟の場合は、
お腹を温めながら光目覚まし時計を使って
自律神経を整える治療を行いました。
光目覚まし時計を使った治療については
「起立性調節障害で薬が効かない人へ」をご覧ください。
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