起立性調節障害の症状で手が震える【原因と対処方法】

従兄弟が起立性調節障害を克服した話をしてから、

ご相談を受ける機会が増えてきました。

今回はこのようなご質問です。

起立性調節障害で手が震えるのが気になっています。なぜでしょうか。

従兄弟も同じような経験をしていましたので、

実体験をもとにお話します。

起立性調節障害と手の震えの関係

起立性調節障害の人の手の震えは、

主に2つの原因があると言われています。

1つは、脳貧血。

血流が悪くて脳に十分な酸素が供給されず、

酸欠症状が手の震えとなっている場合です。

2つめが、

体が勝手に緊張状態になる場合。

体位性頻脈症候群のタイプの人がなりやすいのですが、

過度な交感神経の興奮、

アドレナリンの過剰分泌が原因で起こります。

起立性調節障害と手の震え

リラックスしている場面でも

体だけが緊張状態になり、

手が震えてしまうことがあるのです。

従兄弟の場合はどうだったか

従兄弟の場合は、

起立性調節障害と診断されてすぐの頃、

手の震えがありました。

ちょうどメトリジンを飲み始めたばかりだったので、

薬の副作用ではないかと

とても心配していたのを覚えています。

文字が書きづらかったので、

右手を左手で抑えながら勉強している姿が

とても印象に残っています。

勉強している人

手の震えを鎮める対処方法とは

筋肉の緊張状態は、

本人の意思とは無関係です。

なかなか難しいのですが、

ゆっくりとストレッチや体操をして、

体をほぐすことが必要です。

体を温めると震えが和らぐこともあるので、

ホットミルクを飲むのもいいですよ。

手が震えているときに

無理に細かい作業をしようとすると

かえって震えが悪化することがあるので要注意。

従兄弟の場合は徐々に治った

従兄弟の場合は、

最初は毎日のように手が震えていました。

でも、しばらくすると

いつの間にか震えなくなりました。

歩いたり、ラジオ体操をしたのが良かったのか、

光目覚まし時計を使ったのが良かったのか…

はっきりとは分かりません。

色々なことに

積極的に取り組んだことが良かったのでしょう。

従兄弟がどのように症状を克服したのか、

実際の体験談については

「起立性調節障害で薬が効かない人へ」をご覧ください。

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