私の従兄弟は起立性調節障害でした。
先日、従兄弟の実体験をもとに
「起立性調節障害とカフェインの話」をしました。
そこでチラッと「栄養ドリンクもやめよう」と書いたところ、
予想以上に大きな反響がありました。
起立性調節障害のお子さんに
栄養ドリンクを飲ませている人が多かったんです。
今回は、栄養ドリンクについて深く掘り下げたいと思います。
栄養ドリンクがダメな理由① 糖分
起立性調節障害に栄養ドリンクは使えません。
理由は、カフェイン以外にも2つあります。
1つは糖分が多いこと。
短い時間でエネルギー補給できる栄養ドリンクには
糖分がたくさん入っています。
栄養ドリンクを常用するようになると、
糖分を多く摂り過ぎてしまいます。
もともと起立性調節障害の患者さんは、
甘いモノや炭水化物が好きな傾向があります。
過剰な糖分は治療に逆効果です。
栄養ドリンクがダメな理由② たんぱく質
起立性調節障害を治すためには、
低糖質で高たんぱく質な食事を心がけることが必要です。
しかし、栄養ドリンクは糖質が高い。
たんぱく質は、それほど豊富に入っていません。
栄養ドリンクを飲むなら、
卵やお肉、お魚などをしっかり食べるほうが効果があります。
詳細については
「起立性調節障害に効く食べ物はあるのか」に記載しています。
起立性調節障害の克服はトータルで行うべし
起立性調節障害は自律神経の乱れによるもの。
食事、運動、睡眠。
生活をトータルで見直す必要があります。
私の従兄弟は運動、食事改善に取り組みました。
睡眠については、
光目覚まし時計を取り入れることで
少しずつ生活リズムを整えていきました。
従兄弟が症状を克服した方法の詳細については、
「起立性調節障害で薬が効かない人へ」をご覧ください。
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