夫婦2人で寝るセミダブルマットレス比較!ポケットコイルとウレタンフォーム

夫婦2人で寝るセミダブルマットレス

夫婦で使うセミダブルマットレス。

調べてみると色々あるので悩みますよね。

ボンネルコイルとポケットコイルの違いについての解説ページはたくさんあります。

今回はあえて、ポケットコイルとウレタンフォームマットレスで比較したいと思います。

構造が全く違うので、それぞれ特徴があります。

ポケットコイルが良いと言われるが落とし穴も

マットレスの評価を見ると、ポケットコイルがやや優勢に見えます。

でも、鵜呑みにするのはちょっと待った!

これにはカラクリがあるのです。

そもそも、マットレスの歴史を見るとポケットコイルのほうが遥かに長いのです。

1925年には、ポケットコイルの原型ができていました。

ウレタンフォームマットレスは、1950年代に初登場。

一般に広がり始めたのは、ずっと後になります。

ポケットコイルマットレスのほうが歴史が長く、高級ホテルなどで使われることが多いので評価が高くなりがち。

それでも、最近ではウレタンフォームマットレスが優勢になっています。

特にヨーロッパでは、ドイツを中心にウレタンフォームが主流になりつつあります。

それはなぜか?

実は、ポケットコイルにはある欠点があったのです。

ポケットコイルの欠点は腰痛

ポケットコイルはスプリングが独立しているのが特徴。

面ではなく「点」で体重を支えてくれるのが体に良いと言われていました。

体重が集中しやすいお尻や肩の部分は沈み、その他の部分は沈みません。

体の形状に合った沈み方をするので、フィット感があります。

でも、腰痛持ちの人・体重が重めの人にはこれが欠点になってしまうのです。

マットレスと腰痛

確かに横になった瞬間は体への負担が少ないので寝心地がよく感じます。

しかし、部分的に沈むので寝返りがしにくく、同じ体勢で固まりがち。

腰痛持ちの人には、時間が経つほど辛く感じます。

さらに、もう1つ欠点があります。

夫婦で寝ると体重差がありますよね。

ポケットコイルは体重が集中する部分から劣化が始まります。

毎日同じポジションで寝ると、マットレスを快適に使える期間が短くなりやすいのです。

高密度のウレタンフォームマットレスの人気が高まってきた理由

最近は、高密度のウレタンフォームを使った高反発マットレスの人気が高まりつつあります。

ポケットコイルから買い替える人も増えていますよ。

ウレタンフォームマットレス

ウレタンフォームには、3つのメリットがあります。

1つは寝返りのしやすさ。

ポケットコイルと違い、面で体を支えるので余計な沈み込みがありません。

腰痛持ち、体重が重めの人でも楽に寝返りできるので体が楽になります。

2つ目のメリットは、揺れの少なさ。

衝撃吸収力が高いのでパートナーが寝返りしても揺れが伝わりにくく、2人で寝るのに適しています。

3つ目は耐久性の高さ。

ウレタンフォームは体圧を分散するので、1点に体重が集中しません。

1箇所から連鎖的に劣化することがなく、長期間使えます。

母が高反発マットレスモットンを使ってみた

ウレタンフォームの高反発マットレスにも色々あります。

どれが良いか悩みますよね。

以前、私の母に「モットン」というマットレスをプレゼントしたのですが、好評です。

マットレス選びの参考になると思います。

詳細については「モットンを買ってみた【高反発マットレスの実力】」をご覧ください。