弓道で最悪の練習方法とは?弱い学校・早気が増殖する環境

弓道は他のスポーツよりも、

科学的な解析が進んでいません。

どの筋肉をつければいいのか、

どんな練習をすれば良いのか体系的に整理されておらず、

指導者の経験や勘に頼っています。

私は最近、色々な学校や道場の練習風景を見てきて、

弱い学校や道場に共通する最悪の練習方法を発見しました。

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自由な環境は最悪の病気を生み出す

弱い学校の弓道部や道場に共通するのは、

自由練習の時間が多いことです。

これは、友達同士でアドバイスしながら練習することも含みます。

サボる人が出てくるという問題もありますが、

熱心に練習するほど、ある罠にハマりやすくなるんです。

我流の癖がつく?

それもありますが、それならまだマシです。

もっと深刻なことが起こっています。

これに気づかず、早気になったり

的中率の伸び悩みが起きているんです。

弱い学校と強い学校の意外な違いとは?

公式戦に出ると、

学校によって強い・弱いが必ずあります。

個人の技量や経験、練習量や内容以外で、

強い学校と弱い学校の決定的な差は何か分かりますか?

それは、リズムです。

強い学校と弱い学校の練習風景を見ると、

一人ひとりの一射にかかる時間が全然違います。

特に、足踏み・胴造り・取懸け・弓構え・打起こし(大三)の過程です。

弱い学校ほど、

引き分け開始までにかかる時間が短いです。

自由練習の時間が長いほど、

この傾向は強くあらわれます。

リズムが早くなるとどうなるか

弓道でリズムを気にすることはほぼないでしょう。

体配中なら周りと合わせようとしますが、

そうでないなら自分のタイミングで引きます。

早気の人なら、

会に入ってから数えてる人はいるかもしれませんが…

実はリズムというのは、

思った以上に的中率や上達に影響を与えています。

早気の人や下手な人をよく観察すると、

会以外にも必ず速く動いている過程があるはずです。

足踏みをササッとしたり、

打起こしが速かったり…

強い人は、リズムは最初から最後まで一定です。

ある学校では、

練習時間中は常にメトロノームを使っています。

リズムの重要性を肌で感じた指導者がいたのでしょう。

足踏みから残心まで、

常にリズムを意識して引いてみてください。

思った以上に難しいですよ。

ある日突然、スランプになる。

手応えはいいのに、何故か中らない日もあります。

そういう場合は、

射法八節の中でリズムが狂っている部分があるはずです。

リズムのとり方は自由です。

「ワン・ツー、ワン・ツー」でもいいし、

「イチ・ニー・サン・シー、ニー二、サンシー」でも良いです。

練習がマンネリ化している人や、

伸び悩んでいる人はぜひ挑戦してみてください。

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